08/26
2019
里山と生きる、注目の“水族館”たち
ついに第3回「里山と生きるフォーラム」
開催が決定!
11月7日木曜日。
水族館プロデューサー“中村 元氏”招聘。
池袋のサンシャインシティの10階で
エレベーターを降りた途端、目の前に流れ落ちる滝。
そして、南洋のリゾートへワープしたかのように
青々と茂った植物たち。
ここはあくまで首都東京、池袋のビルの屋上だ。
2011年に、サンシャイン水族館は「天空のオアシス」
として生まれ変わった。
そこから、毎日入りきれないほどのお客様が行列をつくるという。
このリニューアルに関わったのが
水族館プロデューサー中村 元氏だ。
もちろん中村さんは都心の水族館だけでなく
日本中の水族館活性化のためのお手伝いをしている。
北海道のど真ん中の山裾、寂れて閑散とした温泉街。
そこに注目の「北の大地の水族館」がある。
建て替えの建設費は極小予算。
冬はマイナス20度の極寒。
そんな弱点だらけの無謀な水族館計画に
ボランティア状態でお手伝いをしてしまう中村氏。
すると低予算ゆえの下から見上げる半トンネル水槽が
世界初を演出する。
これにより激流の泡の中で、
きらめくオショロコマたちの泳ぎが見られる
魅力的な“水塊”が誕生したのだ。
水族館づくりはその土地柄と深く関係するわけで、
いかにその里山ならではの“水塊”づくりをしていくか。
これがその後の集客力に関わってくるということ。
すなわち、中村氏はその里山を活かし“弱点”を逆手にとって
その地ならではの“まちづくり”を展開しているのだ。
中村氏は新・鳥羽水族館をスタートに
全国の多くの水族館と関わりを持ち、まちづくりをお手伝いしている。
中村氏の“弱点で進化を起こす”という発想は是非学びたい展開。
ほらほら、11月7日の「里山と生きるフォーラム」に
参画したくなったでしょう。
もちろん、「里山と生きる協会」会長の石坂典子氏との
パネルディスカッションも計画してるわけ。
集え、「里山と生きるフォーラム」へ!