これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/23
2020

プレゼンテーション1

今こそ「不易」の価値観“先義後利”の実践

今までビジ達では、「不易流行」の“流行”の話を主に
してきた。
すなわち、破壊的テクノロジーを導入して新しい時代のビジネスに
対応していかねばならないと・・・。

一方、私は“先義後利”という価値観も大切だと発信して来ている。
改めて、変化の時代だからこそ、この“普遍的価値観”を紹介する。

先日も、ある女性経営者から経営において“義”を重んじる
ことを調べていたら、拙著「儲けないがいい」に
辿り着いたと連絡があった。その本にも書いたのだが、
“先義後利”とは、中国の儒学の祖の一人、紀元前300年頃に書かれた
荀子の「栄辱編」の中にある
「義を先にして利を後にする者は栄える」から引用したものだ。
あの百貨店の“大丸”も“先義後利”を会社の理念にしていると聞いている。
「お客様、社会への義を優先することによって信頼を得、
ブランドとなり、結果として会社が栄える」という。

実はこの“先義後利”は江戸時代中期に石田梅岩(石門心学)
によって広まった。
「石門心学」はこの時代にあっても、私達も月に一度、学んでいるのだが、
この「石門心学」に影響を受けたのが、“大丸”であり、
京都のお麩屋“半兵衛麩”さんだ。

この“半兵衛麩”、10代目、玉置半兵衛さんの日記に
「うちは、昨日、今日できたお麩屋やないや。
先祖代々がお麩で生きてきたんや。
このありがたいお麩を
ヤミからヤミに葬り、金儲けするなんてマネはできないんや。
そんなことしたら、ご先祖さんに叱られるで。
こんな世の中、そう長くは続かない。
必ずきちんとした商売ができるときがくるから、
それまで辛抱しいや。」
と記されていたと11代目から聞いた。

荀子の時代から2千数百年、石田梅岩の時代からも既に300年近く
経っているが“先義後利”の教えは色あせない。
どんなにIT、AI、ロボットが発達したとしても、
人間が関わっている以上この価値観は普遍と言っていいだろう。

不易流行の“流行”も大切だが、“不易”の価値観も大切だということ。
一方で効率を追求しながらも、ここだという時には「義」を重んる。
これが人としての「徳」への道であり、結果として
会社や家系の継続につながるのだ。
中島流“先義後利”のトライアングルでは、この
“利”と“義”のバランスを大事にしている。

“報徳思想”という言葉を発信した二宮尊徳翁も
「道徳を忘れた経済は罪悪であり、
しかし、経済を無視した道徳は寝言でしかない」と。
当時、経済・道徳という言葉はまだ生まれていないはずだが(?)、
二宮尊徳翁もこのバランスが大事だと言っている。

先端技術優先の効率ばかりを追い求めるのではなく、
商売を長く続けるには、“先義後利”の普遍の価値観を
経営に活かしていくことが大事なのだ。

中島流ビジネスは常に“不易流行”を意識している。
ふっふっふっ・・・。

プレゼンテーション1

“先義後利”という価値観も大切

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拙著も読んでみてほしい

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03/16
2020

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伊万里焼き“秘窯の里”のブランディング

橋も、伊万里焼き。
トイレも、伊万里焼き。
案内看板も、伊万里焼き。

山々に囲まれ、沢山の窯元が坂に面して建ち並ぶ風景は
水墨画のように美しい。
そして、なんと言っても伊万里焼きの模様と色合いが美しいのだ。

つい、美しいものに心を奪われる私は
たちどころに伊万里焼きの虜になってしまった。

とにかく、街中が伊万里焼き一色であり、
そのための街が演出られているのだ。
なんと、この“秘窯の里”は360年もの歴史があるという。

ここで焼かれた焼き物は「鍋島焼」や「鍋島」と呼ばれ、
日本の美の頂点を極めた美しさから
世界の至宝とも称されている。

江戸時代の初め頃、鍋島藩(佐賀藩)は有田から焼き物を
将軍家や老中に献上していたのだが、
製作技法が外に漏れないようにするため
敢えてこの険しい地形の伊万里の大川内山(おおかわちやま)に
藩窯を移したのだという。

まさかここに移したことが360年後も
伊万里の“秘窯の里”として注目されることになるとは!?

伊万里のブランディングには効果的だったというと。

実は鍋島家は、関ヶ原の戦いでは敗れた西軍に加担していた。
通常なら取りつぶしや領地替えが当たり前。
ところがそうはならなかったのは最高峰の技術と
贅を尽くした伊万里焼を献上していたからだと言われている。

伊万里焼の美しさもあるが、
これもブランディングのなせる技と言っていいだろう。

改めて、“ブランディング”の重要性を確認した次第。

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橋も、伊万里焼き

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トイレも、伊万里焼き

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案内看板も、伊万里焼き

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伊万里焼き一色!

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はなまるア・ラ・カルト

03/16
2020

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今こそ“動中の工夫ism(主義)”

今こそ“動中の工夫”を優先するタイミングだ。
先日も紹介したエコーロケーション戦略2.0。
すなわち、反響定位戦略では、
“小さなチャレンジでもどんどんした方がいい“と発信した。
そして、しばらく前にこのビジ達では
“Grab the flow, Go with the flow”
“流れをつかみ、そして流れに乗れ”と発信した。

時代が大きく変わり、破壊的テクノロジーにより
イノベーションが加速している。
この流れにのらない限り、置いていかれるのだ。

『方丈記』、の冒頭
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず(中略)
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」
ここを
「世の中にある会社とビジネスと、またかくのごとし」
と読み取れるのだ。

とはいえ、私達は
「タニタの働き方革命」のように、
新しいフリーランスのような契約社員や
パラレルワークへの移行をするのは正直難しい。
佰食屋のような“従業員ファースト”の転換も困難だ。

ただしこの流れを少しずつ取り入れ、“流れをつかむ”
ために踏み出すことなら可能だ。
そこで、ビジ達で何度か紹介している鍵山相談役の
「動中の工夫」なのだ。

「論理的に理解し、
十分納得してからでなければ
行動に移せない人は、
一生かかっても何もできません。
また行動する前から
「わかった、わかった」
という人の理解も非常に浅いものです。
行動しながら考えるからこそ
活きた知恵も湧いてきます。
白隠禅師の次の言葉が、
そのことをよく言い表しています。
動中の工夫は静中の工夫に勝ること幾千億倍」
(PHP研究所、鍵山秀三郎「一日一話」より引用)

鍵山相談役がこれを発信した理由の一つは、
“トイレ掃除”を極める過程で、
常に動中の工夫があったからに違いない。

私も関わり制作した掃除のポケットブックには
掃除に必要な50種類を超える動具が記載されている。
ただしこの動具類は、掃除を始めた当初から、そろえられていた
わけではない。トイレ掃除の効率をあげるため、
トイレをより美しく仕上げるため、徐々に工夫を
重ねた結果、今の動具一式にたどりついたのだ。
同じく掃除の手順も最初からマニュアルがあったわけではない。
少しずつ少しずつ蓄積したノウハウがこのポケットブック
につながったのだ。

すなわちこの変化の激しい時代だからこそ、
まずは一歩を踏み出すことが大切。
踏み出してみると、流れの特徴がわかり、
次は何をすべきかが見えてくるということ。
流れに踏み出した中で、“動中の工夫”をしていけばいい。
“動中の工夫ism”こそが今のこの時代をうまく乗り切る、
そして時代の波に乗るための方法論なのだ。

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掃除のポケットブック

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先取りビジネストレンド

03/16
2020

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令和Bizパラダイムは“前後のリーダーシップへ”

今、組織のリーダーシップのあり方も大きく変化してきている。
昭和の頃の、“上下のリーダーシップ”はもう通用せず、
これからは、“前後のリーダーシップ”へとなっていく。

紹介している概念図を是非じっくり見て欲しい。
“中島流パラダイムシフト75”だが、今が丁度過渡期であり、
ご覧のようにそのビジネスの枠組みが
“昭和ビジネス”とこれからの“令和ビジネス”とでは
大きく変わろうとしている。
まぁ、分かり易いようにビジネスの考え方や枠組みを
この放物線で表してみたわけだ。
昭和Bizの放物線からもう一つの令和Biz放物線へと変化する時に
交わっている部分が「移行期」であり、それが平成の時代だ。
今、我々はその移行期から抜け出す真っ只中にいるということだ。

残念ながら昭和の時代に活躍した人たちはもう通用しない時代。
そして右側の放物線の時代は、ミレニアム世代が
主流となっていく。
これを名付けて“令和Bizパラダイム”とした。
すなわち、令和のビジネスの価値観であり、
枠組みが主流になっていくということ。

新しい“令和Bizパラダイム”は、組織作りも、仕事の進め方も、
発信方法、働く人の価値観も今までとは大きく異なる。
そのリーダーシップの取り方が
“前後のリーダーシップ”だ。
昭和Bizでは社歴が長いとか、立場が上という
“上下のリーダーシップ”があたりまえだったが、
令和Bizでは“前後のリーダーシップ”が中心となる。
すなわち、社歴や経験値はほとんど重視されないということ。

今それを実践しているのが、
シャエリングエコノミー、サブスクで
ファッションレンアルを展開する
エアクローゼットの天沼社長。
クラウド会計ソフトのfreeeの佐々木社長。
両名ともギリギリだが40歳(?)のミレニアム世代だ。

このリーダー達は創業者であり、昭和の時代の経営の経験もないし、
過去のノウハウやスキルにもこだわりは一切ないのだ。
まさに新しい時代の経営を実践していると言っていいだろう。

令和のBizパラダイムでの活躍の要件は、というと・・・、
・若いこと(ミレニアム世代以下)
・情熱があること
・勉強好きなこと
・センスがあること
これが令和Bizパラダイム時代に活躍する
ニューリーダーたちなのだ。

新しい時代の価値観は新しい人たちが創っていく。
新しい価値観のビジネスでないとその先繋げていくのが難しい。
“上下のリーダーシップ”をとっていた昭和Bizパラダイムは
既に終わりを告げた。

令和の時代のBizパラダイムがこれからの主流。
そのキーワードが“前後のリーダーシップ”ということ。
組織も発信方法も全部が変わってくるのだ。
これを踏まえ、私達は日々、経営の決断をしていかねば
ならない。

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令和Bizパラダイム!

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03/09
2020

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タニタ食堂で、谷田社長と美味しいカレー

うんうん、美味し~ヘルシ~楽し~
これがタニタ本社での社員食堂体験。
てことは、これが「タニタ食堂」の基だよね。

みんな楽しそうにお喋りしながら食べてるねぇ。

えっ、今は全国にタニタ食堂は7店舗。
コラボ店舗も6つもあるとか。
有楽町にできた「タニタカフェ」も人気だという。
(次から次へと畳みかけるねぇ~)

このブランディング効果は大きいねぇ~と話しているうちに
今度は『タニタ働き方革命』で世間が大注目。

世の中の中小企業経営者が「何が働き方改革だ!?」といい
ブツブツ言って後手後手に回っているうちに
タニタは本気でスタッフが働いてくれるための
タニタ流“個人事業主制度”を発想し、導入してしまったのだ。

谷田千里(たにだせんり)社長、素晴らしい行動力。
このチャレンジが次なる工夫を生み出すんだよねぇ~。
まさにこれぞ“動中の工夫”!

この本がタニタのブランディングにはもちろん、
今後の採用にも大きく貢献すること間違いないわけだ。

それにしても…
私が知っていた船井総研時代の谷田千里さんは
もう少しひ弱に見えていたのだが。
(ごめんなさい(^◇^;)

時の流れは人を強くするってこと!?

いや、常にチャレンジャーとして
その先の“タニタ”のあり方、その先の経営者に挑戦してきたからこそ
こんな“タニタ”であり、こんな“谷田千里“になったってこと。

そういえば、株式会社タニタの次なるチャレンジは
すでに始まっていると言っていた。
(ナイショだけど…)
そして“谷田千里“としての次なるチャレンジもしっかり掲げていると。
ふっふっふっ…奥様を超えたい!?
(ここには私たちには分からない複雑な何かが…)

まさにChance to Challenge
“挑めばチャンス、逃げればピンチ“なのだ。

そして中島セイジがチャレンジする
YouTube“Chance to Challenge ビジ達 7”をよろしく!

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タニタの働き方革命!

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美味しいカレー

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