これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

HOME

ビジネスの達人

モバイルショット

12/28
2020

moba1228

人魚マークのブランディング

ジングルベ~ル、ジングルベ~ル、鈴が鳴る~♪
なぜ、一人でこの人魚マークのお店にいるのか!?
そしてこんな顔までさらして…

でも、周りを見渡しても似たようなヒトもいっぱい。
ふっふっふっ…

そう、スタバが銀座に1号店ができるタイミングでシアトルへ。
そして本場のStarbucksでポーズをとり、あのコーヒーを飲んだのだ。

美人のおネエさんが、細いストローのようなものを
熱いコーヒーと共にくれたのだ。
これが本場の飲み方?と思い、
ついそのストローのようなものでコーヒーをすすってみた。

げっ!ベロはあっさり火傷状態。
あれはマドラーだったってこと。

あれから23年経って日本国内のスタバは何と1600店を超したという。
マドラーですすり火傷した私も、
日本に限らず、いく先いく先でたびたびお世話になっているわけだ。

この“ビジ達”にも紹介したが、今年訪れた国立駅中の
障害という個性が輝く“スタバサイニングストア”は
思わず感動してしまった。

そしてこの人魚のマークはこのコロナ禍でも頑張っている。
“従業員を大事にすること”と“ブランディング”を教えてくれた
あの“ハワード・シュルツ”という人が頑張ったからだね。

彼は一度CEOを退いたのに、業績不振で再度CEOに復帰。
復帰したシュルツが真っ先に取り組んだのは、
スターバックスブランドイメージの再構築。

その対策は中途半端なものではなく、
米国内のスターバックス全7100店舗を一時的に閉鎖しての
バリスタの再教育だった。

何百万ドルという損失を出してまで実施し、
スターバックスは立ち直るという強いメッセージを
マーケットと顧客に訴えた。
そして再び上昇スタバを創っていったわけだ。

私とほとんど同年代の素晴らしい経営者である。
そして、当時のスタバにハワード・シュルツ氏が最初に入社した時も
1982年だと言うから私が創業した年と一緒。
まさに国は違うが、同じ時代を歩んできたわけ。
(そりゃ会社の規模は違うけどねぇ)

としてブランディングの大切さを十分知っている
経営者のひとりでもある。
そのブランディングが功を奏して、まさに“サクラマス”以上に、
世界の海を渡り活躍している人魚マークとなったわけだ。

そんなことを考えながらこの人魚マークを眺めていると
その会社のビジョンは人魚のように海を渡っていく!?

moba1228

なぜ、一人でこの人魚マークのお店にいるのか!?

moba1228_2

会社のビジョンは人魚のように海を渡っていく

ページTOPへ
ファインスピリッツキーワード

12/28
2020

key

ミレニアル時代の“世代インフラ”と“ビジネスインフラ”

先週“三ツ子の魂、百までライフスタイル”という
フレーズを久々に紹介した。
幼い頃の環境であり、経験がその後の人生に
大きく影響するという発想。
そこには時代背景も大きく作用するのだが、
その時代背景として、「どのような“インフラ”の中で育ったのか」が
重要なポイントだ。
このことを踏まえ、今回は“世代インフラ”と“ビジネスインフラ”という
言葉を新たに提案させてもらう。

昭和、戦後時代のインフラは一律だったと言っていいだろう。
実際のインフラそのものは新しい技術を取り入れ
よい方向へと変化していったが、ここで言う“インフラ”である
社会環境はほとんど変わっていなかった。

ところが、1980年後半以降、
インターネット、パソコンが登場したことで、
ビジネスが大きく変化した。
2000年以降はメガプラットフォーマーたちが出現した。
これら世代ごとの時代背景と象徴的なベースのことが
“世代インフラ”。
そしてその“世代インフラ”は結果的に
“ビジネスインフラ”となっていく。

1980年以降誕生したミレニアル世代が物心つく頃には、
ディズニーランド、ファミコン、プレステ、パソコン、
インターネットが日々の生活やビジネスに関わってきた。
1995年以降に誕生したZ世代が物心つくころには、
オンラインゲーム、YouTube、iPhone、
メガプラットフォーマーたちが現れ
コミュニュケーションはSNS中心。
こう考えると、ミレニアル世代が育った環境と
Z世代の育った環境にも違いが現れている。
すなわち、ミレニアル世代の“ドリブン”と
Z世代の“ドリブン”は違うのだ。
(ドリブンとは“駆動”のことで、価値観をベースに
どんな行動をするかということだ)

そして、これからは、メガプラットフォーマーたちは、
ビジネスの境目をなくしさらに発展をし、
AIのプラットフォームを構築したり
次なるインフラ整備をしている。
D2Cビジネスが隆盛となり、ショッピファイ、 
ネットフリックス、さらに新たな
プラットフォーマーも登場してくるだろう。
これらすべてが“次なるビジネスインフラ”となっていくのだ。

これからもっと時代が変化する。
今主導権を持とうとしているミレニアル世代や
これから活躍するZ世代の
“世代インフラ”から、世代毎の価値観や発想が垣間見え、
これからどのようなビジネスが展開されていくのかが
見えてくるわけ。

“世代インフラ”と“ビジネスインフラ”を意識して
どう自分たちのビジネスをつくりあげていくのか・・・。
誰が主導するのかを見据えていけば
これからの“ビジネスインフラ”が見えてくる。
さて、この“ビジ達”を見てくれている“あなた”はどの世代!?
まずそれを踏えないとねぇ~。

key

この“ビジ達”を見てくれている“あなた”はどの世代

ページTOPへ
はなまるア・ラ・カルト

12/28
2020

ara

記録と記憶の2020年、JRAのD2C

JRAはコロナ禍、無観客開催が続いたにも関わらず、
(正式発表はまだだが)2019年よりも売上はアップしたという。
売上アップの要因を二つあげると・・・。

その一つは、
“デアリングタクト”、“コントレイル”、“アーモンドアイ”
この3頭の活躍だ。
デアリングタクトは“無敗三冠”達成した牝馬で
コントレイルは“無敗三冠”達成した牡馬だ。。
三冠達成だけでも快挙だが、同じ年に牡馬も牝馬も無敗達成とは、
まさに記録と記憶に残る年となった。
そしてアーモンドアイは2018年に牝馬の三冠達成した後、
2019年にジャパンカップ、ドバイターフ、天皇賞(秋)
そして今年はヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)を勝ち、GI8勝で
ジャパンカップに臨んだのだ。
勝てば、日本馬史上GI最多の9勝となり、それだけでも
話題になるのだが、このジャパンカップに前述の二頭の
“無敗三冠馬”も参戦し、大きく注目されるレースとなった。

結果は、1着 アーモンドアイ、2着 コントレイル
3着 デアリングタクト だった。
(まるでフィクションのようなストーリー)
競馬ファンにとっては、記憶に残る2020年となったということ。
そこに加えて、この12月には、“白馬”によるGI
初制覇も注目された。
(白馬とは“白毛馬”のことで、この色の馬はGIで
今まで優勝したことがないのだ)
このように今年のJRAは記録ずくめで記憶に残る年となった。

そしてもう一つの売上げアップの要因は、
JRAが“コロナ禍に負けない競馬界づくり”をしたこと。
他のスポーツイベントが開催でききない中、
JRAは世の中の人達の娯楽であり趣味に、
貢献していったのだ。

それは、オンラインを利用した投票が広まったことによる。
実は私自身も“即PAT”という、JRA提携の銀行口座
を持っている人が利用できるJRA投票サービスを始めた。
これはPC,スマホやタブレットから馬券を買えるシステム。
他にも、“A-PAT”(JRA指定の銀行に口座開設を新規に開設して
投票権を購入するシステム)やその他のシステムもあり、
オンラインで馬券を買えるシステムをつくってきた。
これらの普及により、競馬場が無観客で、
競馬場や場外馬券場での馬券売上がなくても、
売上増となったということ。
競馬ファンにとっても“密”を避けて購入できる利点も大きかった。

これこそまさに、今注目の“D2C”なのだ。
ダイレクト・ツー・コンシューマ。
すなわち、レースはグリーンチャンネルやラジオ、Radikoで
楽しんでもらい、投票はオンラインでダイレクトに
ということ。
コロナ禍でも競馬開催を中止せず、
これからの時代の先を行くようなD2Cを実践したのだ。
コロナ禍がすぐに収束することはないので、
今後はオンラインを中心にした売上が伸びていくだろう。
とはいえ、今年のようなスター選手(?)、
スターホースたちが登場するかは別だが・・・。

あのJRAも実践したオンラインシステム。
私たちもどんどんオンラインでダイレクトにお客様に
つながっていくように切り替えていかないと
これから地球規模で拡大していくビジネスに乗り遅れるかも?


ara

JRAはコロナ禍でも売上アップ

ページTOPへ
モバイルショット

12/21
2020

moba1

ゴジラも震える師走、早朝清掃で感性を磨く!

このコロナ禍の師走の早朝は、なぜか一際寒い!

これは昨日の夜の別れ際に、
ちょとした未練を残したからだろうか。
今日着てきたダウンジャケットの羽毛のせいだろうか。

それとも、このコロナの影響により、1年前の歌舞伎町より、
行き交う人がグッと少ないからか。
そして当然、掃除に集まる仲間たちも少ない。

とにかく、年末の今日の新宿歌舞伎町は、寒い。

とはいえ、早朝の5時台はまだネオンが眩しい時間だが、
それでも40人ほどの掃除人が集まってくれている。

そういえば鍵山相談役は『一日一話』で
こんな話を語ってくれていた。

「生きていくうえで大切なことは、鋭い感性を持つことです。
感性は、頭の勉強だけでは養うことができません。
身体を動かし、皮膚で感じて初めて感性が育まれます。
そのためには、寒い中、暑い中、風が吹く中で、
掃除をしてみることです。
そうすると“寒さ”“暑さ”を通して、
次から次に感性が研ぎ澄まされてくるようになります」

ふっふっふっ、コロナのせいだろうが、
閑散としている街のせいだろうが、
実際の気温がただ低いだけだろうが、
この寒さの中で集中してゴミを拾っていると、
次第に暖かくなり、心も何気に豊なってくるのは間違いない。

そして鍵山相談役は“感性”も育まれるという。
何にしてもこの寒い中での徹底した掃除を繰り返すことが
目に見えない何かを私たちに与えてくれるということ。
ふっふっふっ…

おっ!あのゴジラの顔が
私たちを温かく見守ってくれているように感じてきた。
いや、もしかしたらこの場に着たくても来れない
鍵山相談役にも見えてきた!?

ちょっと感性が磨かれ過ぎかも…
(相談役、すみませんでした)

まぁ、このコラムを相談役が読むことはないかぁ。

moba1

年末の今日の新宿歌舞伎町は、寒い

moba2

40人ほどの掃除人が集まってくれた

moba3

全員集合!

ページTOPへ
シナジースペシャル

12/21
2020

syn1

“三ツ子の魂、百までディズニースタイル”

10年ぶり、いや15年ほどぶりになるかもしれないが
ディズニーへ行ってきた。
久しぶりに行き、デイズニーも“時代を反映している”と
学ぶことができた。
コロナ禍により、入場制限があったことにより
人気のアトラクションをゆったり
体験することができたのもよかった。

人気No.1の“ソアリン:ファンタスティック・フライト”は
世界の絶景を飛びながら楽しむことができるアトラクションで、
ドローンを使った映像も駆使し、五感(三感?)
をも楽しませるアトラクション。
人気No.2の“トイ・ストーリー・マニア”は
3Dを使ったシューティングアトラクションだ。
どちらも先端技術が活かされている。

日本のデイズニーランドが営業を始めたのが1983年4月。
私が“クォーターバック”を創業したのが1982年9月。
すなわち、私が創業したその半年後にデイズニー開業と
いうことで、ともに創業して38年目ということだ。
1982~1983年というと、まさにミレニアル世代の
人達が生まれた頃だ。
こう考えると、“デイズニー”も“クォーターバック”も
ミレニアル世代の人達の成長と共に
歩んできているということになる。

ミレニアル世代の人達は物心ついた頃から
デイズニーがあったのだ。
同時にコンビニもゲームもあった。
これらがあるのが“あたりまえ”として育っているのだ。
自動販売機やファミコンもあり、学校では、
コンピューターやインターネットが登場してくる。

1980年過ぎたころから日本は経済的に豊かな国になっていた。
この環境で育ったら“どういう人”になるかということで、
タイトルにある、“三ツ子の魂、百までディズニースタイル”となったなのだ。

私が、しばらく前に創った
“三ツ子の魂、百までライフスタイル”というフレーズがある。
これは、どんな時代背景で過ごし、どんな境遇で子どもの頃を
過ごしたのかがその後に大きく影響するという意味だ。
そう「三ツ子の魂百まで」という言葉があるがそれに倣ったフレーズ。

さらに、江戸時代の庶民の間で語られていた段階的教育法は、
「三ツ 心
六つ 躾(しつけ)
九つ 言葉
十二 文
十五 理(ことわり)で末決まる。」
その昔から小さい頃の育ち方で、その後が決まってくると
言われてたわけである。

これを踏まえ、
「三つ 心
六つ ゲーム
九つ YouTube
十二 デイズニー
十五 YouTuberかオンラインゲーム」
とミレニアル世代の育った環境について中島流に創ってみた。

おそらく親から教わることは少なくなる時代に突入した。
これからはさらに1995年以降生まれのZ世代も活躍する時代に
なってくる。
成熟した社会で育つてくると当然“昭和の価値観”とは大きく
違ってくるわけだ。
どんな時代背景で生まれ、幼少をどんな背景で育ったかが
ビジネスにも大きく影響してくる。
ということで、昭和とは違うビジネススタイルになるのは必然で
“新しい価値観”のビジネスへと進んでいく。
これらを踏まえた上で、これからのビジネスを
考えていかねばならないということだ。

syn1

ディズニーへ行ってきた

syn2

デイズニーも“時代を反映している”

ページTOPへ

BACKNUMBER

ページTOPへ