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2020
人魚マークのブランディング
ジングルベ~ル、ジングルベ~ル、鈴が鳴る~♪
なぜ、一人でこの人魚マークのお店にいるのか!?
そしてこんな顔までさらして…
でも、周りを見渡しても似たようなヒトもいっぱい。
ふっふっふっ…
そう、スタバが銀座に1号店ができるタイミングでシアトルへ。
そして本場のStarbucksでポーズをとり、あのコーヒーを飲んだのだ。
美人のおネエさんが、細いストローのようなものを
熱いコーヒーと共にくれたのだ。
これが本場の飲み方?と思い、
ついそのストローのようなものでコーヒーをすすってみた。
げっ!ベロはあっさり火傷状態。
あれはマドラーだったってこと。
あれから23年経って日本国内のスタバは何と1600店を超したという。
マドラーですすり火傷した私も、
日本に限らず、いく先いく先でたびたびお世話になっているわけだ。
この“ビジ達”にも紹介したが、今年訪れた国立駅中の
障害という個性が輝く“スタバサイニングストア”は
思わず感動してしまった。
そしてこの人魚のマークはこのコロナ禍でも頑張っている。
“従業員を大事にすること”と“ブランディング”を教えてくれた
あの“ハワード・シュルツ”という人が頑張ったからだね。
彼は一度CEOを退いたのに、業績不振で再度CEOに復帰。
復帰したシュルツが真っ先に取り組んだのは、
スターバックスブランドイメージの再構築。
その対策は中途半端なものではなく、
米国内のスターバックス全7100店舗を一時的に閉鎖しての
バリスタの再教育だった。
何百万ドルという損失を出してまで実施し、
スターバックスは立ち直るという強いメッセージを
マーケットと顧客に訴えた。
そして再び上昇スタバを創っていったわけだ。
私とほとんど同年代の素晴らしい経営者である。
そして、当時のスタバにハワード・シュルツ氏が最初に入社した時も
1982年だと言うから私が創業した年と一緒。
まさに国は違うが、同じ時代を歩んできたわけ。
(そりゃ会社の規模は違うけどねぇ)
としてブランディングの大切さを十分知っている
経営者のひとりでもある。
そのブランディングが功を奏して、まさに“サクラマス”以上に、
世界の海を渡り活躍している人魚マークとなったわけだ。
そんなことを考えながらこの人魚マークを眺めていると
その会社のビジョンは人魚のように海を渡っていく!?