これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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03/29
2021

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“意味のある”釣り体験!?

みんなで釣りを楽しみ、釣った魚をプロが捌き、
釣り仲間との美味しい酒の肴に!!
これを“贅沢”と言わずに、何をいう!?

この3月末の釣り日和に、
東京湾でのアジ、カサゴ、イシモチを釣る。

お陰さまでかなりの釣果があったことで、
みんなで美味しくワイワイと夕方まで楽しめたわけだが…

この地球環境の元、
果たしてこんな体験をいつまで続けれるだろうか!?

神楽坂にくり出し、美味しいお店で仲間と…
確かにこれも食の楽しみ方として手っ取り早くいいわけだが。

朝5時に起き、釣り宿へ。
仲間と釣り船を貸し切り、東京湾を走らせ目的の釣り場所へ。
着いて仕掛けを学んで、釣り糸を垂らすのが7時過ぎだろうか。

そして、午後1時頃まで釣りを楽しむわけだが、釣り時間より
“まつり”などで仕掛けと格闘する時間の方が長いかもしれない。
それでも、なぜかワクワク感は止まらないのだ。

結果として、2桁以上の釣果があるとかなり満足度が高くなるわけだ。

畑で春に苗を植え、あれこれ世話をして夏や秋にその成果としての
生産物を収穫し、料理してみんなで食すのと近いかもしれない。
自然との関係をここまでハッキリと体験できることは
かけがえの無いこと。

そして、どんな素晴らしいシェフが創った料理より、
価値があるように思えてならない。
そう、今回の体験に私は“豊かさ”を感じたのだ。

私たちの求める“豊かさ”とは…
高価なモノを持つことでもなく、高級なレストランでの食事でもなく、
そのプロセスに自分が関わり、エネルギーを使いその結果として
何かを得れる体験こそが“豊かさ”という価値につながるのかもしれない。

そして“豊かさ”を得るためには、
私たちが気付ける人間になることなのかもしれない。
鍵山相談役が時々語る「益はなくとも、意味がある」に
通ずることなのかもしれない。

とはいえ、こんな体験ができる環境を次の代にもつながなくては!?

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これを“贅沢”と言わずに、何をいう!?

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みんなで釣りを楽しみ

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釣った魚をプロが捌き

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シナジースペシャル

03/29
2021

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次世代に残したいお店には“存在理由”がある

ビジネスの達人では、“時流”と言える注目のお店や現象、
“すで起未来”などを紹介している。
そして、もうひとつ私がこだわり、意識的に紹介しているのが
“次世代に残したいお店や会社”だ。

先週のビジ達モバイルでも紹介した盛岡のソールフード“福田パン”。
1948年設立なので今年で73年目。
コッペパンに具材をはさむパンの販売で、
はさむ具材は60種類以上あるという。
岩手県内で4店舗あり、東京にはその系列店“吉田パン”がある。
そして、福岡にも“山本パン”という系列店ができた。

先日私が訪問した時、パンづくりのプロセスを撮影しようとすると
“どうぞ”と言ってポーズをとってくれて、
注文したコッペパンに“あん”をぬるシーンを
あえて演出までしてくれた。

このことを含め、盛岡のソールフードと言われ
地域から愛される理由は、美味しさはもちろんであるが、
お客様との関係性も含めた“存在理由”があり、
そして“物語”があるということ。

私がこの“福田パン”を知るきっかけは、亀有にある
“吉田パン”の行列を見て、並んだところから始まった。
その時は“福田パン”も“吉田パン”も知らなかった。
パンが並んでいないパン屋さんの行列におどろき、
変わったパン屋さんということで
私の興味を引き、そこから吉田パンから福田パンに
つながる“物語”が始まったわけだ。

さて、これまでにも“次世代に残したい店”として紹介したのは、

*福生市の石川酒造
→同じ地域、福生市にある大多摩ハム“存亡の危機”を聞き、
地域でのこだわりのハムづくりをなくしてはいけないと
M&Aを実行。
*北海道の芽室町のカントリーブラン(パン屋)
→地域の産物、美味しい水にこだわり、
 敢えて人里離れた場所にパン屋をオープン。
 人通り、競合店の存在とは関係なくこだわりの
美味しいパンを提供しコロナ禍でも変わらず繁盛している。
*早稲田のメルシー(ラーメン店)
→王貞治氏が早実時代も通ったのではないかと言われている?!
おなかがすいた学生が“おやつ感覚”で食べられる安価で
美味しいラーメン。

これらの店には、その地域にとってなくてはならない
“存在理由”がり、お店やお客様との“物語”があるということ。

私は、度々未来のために”Fine Choiceの実践”と発信しているが、
便利さや安さを追い求めて買い物をするのではなく、
未来に残したいお店や商品かどうかで買うべきだと発信している。

今回紹介した、“福田パン”、“吉田パン”も
“石川酒造”、“カントリーブラン”、“メルシー”と同様に
未来のために”Fine Choiceの実践”を呼びかけたい、
そして次世代まで残したいお店ということなのだ!

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盛岡のソールフード“福田パン”

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次世代まで残したいお店

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ファインスピリッツキーワード

03/29
2021

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ミレニアル時代の“量質・感性思考”の行方

昨今、音楽、お店、スィーツ、映画等
様々なジャンルにおいてその中身はとにかく
種類も豊富で多岐にわたる。
そのようなおり、私は、Z世代すなわち
25、26歳までの人達の感性に
様々なジャンルにおいてこの“豊富”さが何らかの影響を
与えていることに注目している。

私は1990年代に入り、海外視察ツアーを企画し、
毎年出向くようになったわけだが、
その当時、欧米へ行くことで気づいたこと。
それは日本にはないような“カッコいい”、看板・ポスター・お店が
たくさんあったこと。
パリでは、目に飛び込む全てが洗練されたデザインに見えた。
翻れば、当時の日本はそういう点でかなりの
遅れをとっていたのだ。

その時に気づいたのは、
“いいモノを見ないと、いいモノは創れない”ということだった。
私がデザイナーになったのは、会社設立の1982年以前。
それまで“いいモノ”を見てきているわけでは
なかった私は、当然“いいモノ”が創れるわけはなかったのだ。

そして、日本でも1990年以降、序々に、ポスターや看板やお店が
洗練されたデザインになってきた。
ということは1995以降に生まれたZ世代は
物心ついた頃から成熟化も進み“いいモノ”に囲まれていったのだ。

例えば、音楽も、ロック、ジャズ、ポップス、クラシック、
ブラックミュージック、演歌と様々なジャンルの“いい音楽”を
聞いて育っている。
例えば、スイーツでは、私達の子どもの頃は、種類が限られて
いたものだが、(スイーツとも言ってなかった!?)
Z世代が子ども時代には、ティラミス、
シフォンケーキ、スフレ、など数え切れないほどの
種類になっていた。
映画も、日本映画、とハリウッドの映画だけではなく、
宮崎駿氏のような洗練されたアニメをはじめ、多彩なジャンルの
いい作品を観ることができた。
スポーツも同様で、私が学生の頃は野球とサッカーと卓球と
バドミントンとバスケくらいしかなかったのに・・・。
(はははは・・・)

こう考えると、Doul(ダウル)やSASUKE(サスケ)が
17歳でメジャーデビューできたのも、
生まれた時から“いい音楽”に触れ聴いて
いたからこそ、次なる音楽がわかるということなのだ。
SNSにアップする写真や動画も、
“映える”をたくさん発信することで、
皆に観てもらえるようにさらに工夫をこらし、
だんだんとレベルの高い投稿となる。

「量は質に転化する」という法則がある。
若い頃からたくさんの“いいモノ”を見聞すると、
より“いいモノ”を求めることができるようになる。
ということは、発信側はもっとたくさんの“いいモノ”を発信し、
受け取る側も、より“いいモノ”選びが上達することになる。
すなわち、結果的に次から次へといいデザイン、“いいモノ”
が発信されていくわけだ。

これからの時代は論理思考よりも感性思考と、
とビジ達でも度々語ってきている。
Z世代はこのように“いい感性”を備えながら育っているので
感性がより養われて行くというわけ。
ミレニアル世代やZ世代の感性は今後どう磨かれていくのだろう!?
多くの人たちの“豊かさ”につながることを望むが、果たして・・・!?


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「量は質に転化する」

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これからの時代は論理思考よりも感性思考

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大盛況の佐藤可士和展

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モバイルショット

03/22
2021

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インスタ映えする“フルーツサンド”を撮りたかったのに…

フルーツサンドのその“インスタ映え”効果は分かっていたのだが、
ここのフルーツサンドはその美味しさも評判がいいという!?

今注目の“ダイワスーパー”のフルーツサンド。
ご存知ですか!?
NHKの“逆転人生”にも取り上げられ、逆転の立役者2代目社長が登場。
ということで、そのインスタ映えする写真を撮りたくて中目黒へ!

そしてお店に辿り着くと「当店は本日分完売しました」の声と共に
お店の人が、表の扉に鍵をしようとしているではないか!?
(えっ?まだ午後の1時だけど…)

するとその人が、
「歩いて10分の“ダカフェ恵比寿”にて店内用のフルーツサンドを
ご用意してます」という。
ということで、どうしてもインスタ映えするフルーツサンドを撮りたい私は
10分歩いて“ダカフェ恵比寿”へ。

ついに辿り着いたのだが、待つ人の行列が…
一応、店内だけは覗かせてもらったが、
知らないお客さんのフルーツサンドを撮らせてもらう勇気はなく、
泣く泣くお店を後にすることに。

お陰様でこの日は12,000歩ほど歩かせてもらった。
(ありがとうございます)
朝のランニングも含めてだけど…

さて、愛知県岡崎市の小さな赤字続きだったスーパーマーケットが、
東京の、それも若者に人気の中目黒にお店を出せるようになったのか!?
それだけではなく、恵比寿にもカフェを出しちゃったりしてるわけだ。

たまたま“逆転人生”も観させてもらったので、
そこまでのさまざまなチャレンジも含め顛末はわかっているわけだが…
そのキーワードはタイトルにある通り「インスタ映え」なのだ。

2代目店主が“八百屋の作る本気のかき氷”としインスタにアップ。
2週間ほど経った頃、ある一人の女性が来店し、かき氷を2つも注文したという。

2代目店主は“うちのかき氷はとんでもなく大きいので、
1コだけでも食べきれないと思いますよ~”と言ったのだが、
それでも2コ欲しいということで、2コ作ってお出ししたという。

そのメロンをたっぷり使ったボリューム感ある“本気のかき氷”が 
2つも並んだ写真がインスタにアップされると、
6,000もの“いいね!”がつき、フォロワーも一気に3,000人に。

ほ~そういう時代なんですねぇ~
伝わったでしょうか!?

先日紹介した神楽坂の住宅街に突然オープンしたおはぎ屋さんも
インスタを上手く活用して、午後の早い時間には売り切れているという。

もうこれまでのコンサルタントがいう“まずは立地ですよ”なんていう
マーケティングは通用しない時代になったということ。

ということで、インスタでありSNSをもっともっと活かさないとねぇ~。
私ももっとインスタを研究しないことには、
偉そうなことは言えない!?

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今注目の“ダイワスーパー”のフルーツサンド

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インスタ映えする写真を撮りたくて中目黒へ

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えっ、もう売り切れ!?

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選ばれる仕事道

03/22
2021

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素朴な人情市場(いちば)、“神子(かみこ)田(だ)朝市”の仕事道

ついに、盛岡の“神子田朝市”を体験。
それは、盛岡駅から車で10分ほどにある市場で
店舗数は120店舗以上ある。
季節の野菜や果物を盛岡近郊の生産者が持ち寄る市場だ。
魚介や乾物類、お惣菜、餅やだんごも店先に並べてあり、
珈琲店、食堂、美容院まである。
何故か靴屋もあった。
(なんでここにあるんだ?朝しかやっていないのに・・・!)

朝市なので、朝5時に開き8時半には閉まる。
私は、7時半にホテルを出て、8時の声を聞く時間には
既に店じまいが始まっていた。
季節的にも、3月でまだ冬の名残もあり
産物も少なく、それほど賑やかな雰囲気はなかった。
コロナ禍もあり、お客さんもそれほど多くない。
今は、このような状況ではあるが、地元の人も観光客も来て
繁盛している“市場”だと調べてわかった。
コロナ禍でも365日のうち、315日営業。
全国にある朝市の中で突出した営業日の多さだ。
実際に見て、多くの人たちがこの市場を訪れる理由が
わかる気がした。

私は訳あり商品の長芋を300円で買ってきたのだが、
何本も袋の中に入っていて、15食分ほどあるだろうか?
(まだ冷蔵庫に少し残っているが・・・)
りんごは5個で150円。
かたちの良いりんごでも12個入りの箱で1200円。
甘酒100円、卵スープ100円、人気の分厚い厚焼き卵400円と
どれも安い。

ここで人気の地元家庭料理“ひっつみ汁”も食べた。
岩手県の素朴な家庭料理という触れ込みだ。
「ひっつみ」とは、小麦粉を練って薄くのばし、
それをひっつかんで入れたというのが名前の由来。
幅5cm、長さ10cm程で。厚みも2~3ミリ。
これが何本も入っていて、
そこに、にんじん、ゴボウ、干しいたけの具材も入り、
醤油仕立てのおだしもよく出ていておいしくいただいた。
朝、これを食べたら冬場なら身体も温まるだろう。

多くの人が訪れる素朴な市場で、
販売する人は高齢者が多く、より人情味にあふれていた。

私はこのビジ達でも、
“先進のテクノロジーによる技術革新”
“メガプラットフォーマーによる市場の寡占化”
“DXをいかに推し進めるか”・・・など
いまどきのビジネスを語ることが多いが、
この市場はこれらとは無縁な世界。
地域が違うとこんなにも違うのか、とけっこう驚いた。

戦後の日本を思い出させる雰囲気が残る素朴で人情味あふれる市場は
何故か私たちを惹きつけるのだ。
もしかしたら一方ではこのような“素朴な人情味”が注目され、
選ばれる時代がやって来るのかもしれない。
盛岡でがんばって展開されている“神子田朝市”に
仕事道を感じた次第。


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盛岡の“神子田朝市”を体験

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季節の野菜や果物を盛岡近郊の生産者が持ち寄る

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盛岡駅から車で10分ほど

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