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2022
中島流“DX思考“のすすめと温新知故
先にビジ達で紹介しているキーワード。
ちなみに、“DX”のXである“トランスフォーメーション”とは、
「元とは全然違うものに変革する」という意味である。
ということは、ちょっとしたデジタル化では“DX”とは言わないわけだ。
先にDX実践のための“リスキリング”への取り組みの重要性も発信したが、
もっとDXと真剣に取り組まないと、次のステージにはたどり着けないのだ。
そこで、中島流の「DX思考」という戦略的思考の提案である。
できれば社内のスタッフの50%、いや30%でいいので、
この“DX思考”を実践して欲しい。
この思考法こそが、これからに向けた自社の可能性を拡大し
自社を次なるステージに押し上げる方法になりうるのだ。
先に紹介した「中島流DXマンダラチャート32」も
DX実践のための“アラウンド発想”の一つである。
様々なビジネスシーンで常に“DX思考”できる状態にすることが大切だ。
例えば…
→今やっているこの作業、IT化により効率を上げられないだろうか!?
→我が社のこのサービス、オンライン化することで
より便利で使いやすいサービスにできないだろうか!?
→この事例をYouTubeで定期的に発信することでPRになるのでは!?
→Z世代もターゲットにするためには、やっぱりInstagramを上手く
活用しなくては!?
→これらのサービスをよりお客様に納得してもらうなら、
AIを活かしたマッチングサービスにしてみるのもいいかも!?
→このサービス、オンライン告知だけでなくアプリにすると
もっと多くの人たちが使ってくれるものになるのでは!?
これら事例から“DX思考”が、伝わっただろうか!?
こんな発想をそれぞれの現場の人も、
管理職の人も含めてみんながしない限り、
その企業にとっていいDXを実践することはできない。
そこで、この“DX思考”と実践のための要素を考えてみた。
① 情報収集力と応用力
→さまざまなDX事例の収集力と、そのポイントを理解しての自社への応用
② 現状の分析力と課題発見力
→現状の分析はもちろんだが、まずはDX化に向けての課題発見と、
DX推進していく中での課題発見
③ 柔軟な思考と推進力
→さまざまな部署を横断するような柔軟な思考と推進力
④ 包括的で論理思考
→ 情報や問題を体系的に整理し矛盾なく考える論理的思考力
⑤ 多面的思考とデザイン思考
→さまざまな発想をまとめ、実践するための思考
少なくとも“DX思考”とその実践のためには、
さまざまな新しいテクノロジーとその便利さを体感しなければその先には行けない。
すなわち“温新知故”ということだ。
すでにビジ達では紹介しているキーワードではあるが、“温新知故”とは…
古きを訪ね、新しきを知るのではなく、“新しきを訪ね、現状の古さを知る”こと。
多くのミレニアル世代、Z世代はどんどん新しい商品やサービスを
体感し、それらのサービスはいつのまにかコモディティ化されていくことに。
そう、この地球規模でのDX時代は、その中心世代である
ミレニアル&Z世代がさまざまな場面でイニシアチブを持っているために
私たちは右に倣えということになる。
もしかしたら…今までは“右に(先輩方)”倣っていたが、
これからは“左に倣え”ということかもしれない…!?
とにかくこの中島流の“DX思考”を意識して次なるステージへ上がろう!!