これからの選ばれるビジネス!

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選ばれるビジネス

06/12
2023

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コロリドーのクッキービジネスは、 すでに世界のディファクトスタンダード!

粘土のように親子で遊びながら、焼けば食べられるクッキー生地って?!
そしてアレルギーフリーで実現させられたら?!
こんな素朴な発想から生まれた粘土のように楽しく遊べる
カラフルなクッキー生地 “Coloridohクッキードウ”が売り出された!

【コロリドー クッキー生地詰め合わせを発売!】
価格/3,520円(税込)容量/約40g×6種(色)

原材料/米粉(国内製造)、ショートニング、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、
砂糖、ぶどう糖果糖液糖、ユーグレナグラシリス、醸造酢、クロレラ粉末、
食塩/乳化剤、増粘剤(増粘多糖類)、香料
※ユーグレナグラシリスはグリーンにのみ使用

特長/計量不要で、準備やお片付けが簡単/合成着色料不使用/
白砂糖不使用/グルテンフリー対応/アレルギー特定原料28品目不使用/
常温保存
発売日:2022年12月12日

計量不要で水などを加えることなく、パッケージ開封後は
粘土遊びのようにクッキーづくりをスタートでき、
自分だけのカタチが出来上がったら、後はオーブンやトースターで焼くだけ。
合成着色料、アレルギー指定28品目不使用で、
カラフルな色は全て野菜や果物などで色付け、安心安全に楽しめる。
(素晴らしい!)

そしてスペシャルバージョンとして『カラダにユーグレナ』(ユーグレナ社)
とのコラボにより、石垣島ユーグレナ入りの新色グリーンも
シリーズに加わった。

◆なぜ、地球規模で通用するクッキー生地が出来上がったのか?
→先日収録の“月刊CDビジネスイノベーション”にゲストとして登場してもらい
このColoridohがスタートするまでを話してもらったというわけ。

↓ ↓ ↓

【シリコンヴァレーから日本に帰還した4児のママが開発!】
開発したのはコロリドージャパンの代表である竹内ひとみさん。
2014年に夫の仕事の関係もあり家族でシリコンバレーに移住、
起業家向けのハッカーハウスをスタート。

7年間で60カ国、6,000人以上のゲストを迎えた。
日本ですでに料理関係の資格を取っていたこともあり、
子育てをしながら住人の家事もこなすのは大変だったが、
みんなの食事を用意することで住人といい関係を築くことができたという。

そして、宗教やアレルギーに配慮することで感謝してくれるし、
日本食はもちろんさまざまな国の料理にも挑戦した。
そしてある持ち寄りパーティに呼ばれた際に、
手作りクッキーを焼いて持って行った。

それがとても好評で、たまたま隣に座った女性が独り言のように
“私もこんなクッキーを焼けるお母さんになりたい”といい、
彼女の子どもは食物アレルギーがあり、通常のクッキーは作れなかったのだ。

ということから…
言葉や世代、性別を超えたコミュニケーションを楽しむツールとして、
Coloridoh(コロリドー)をアメリカでスタートさせた。
そして2021年、味の素と小学館のアクセラレータープログラムに
採択されたことを機に帰国。
生地の改良や工場探しを重ね、2022年9月正式に日本でローンチしたという。

【すでに世界で通用するビジネス“Coloridoh”がスタート!】
今回注目したいのは、すでに世界で通用する商品であるところ。
中島流「サクラマス降海理論」を思い出してもらいたい。
淡水で育ったヤマメが、河口付近でスモルト化(海水耐性化)し、
海に降りて1年後(1年半後)には、
体長60センチのサクラマスになって戻ってくるように…
これからは世界を市場として捉え、自分たちのビジネスを
“世界のディファクトスタンダード”を意識して展開しなければ…
と言ってきたわけだが。
このコロリドージャパンのColoridohビジネスは、常温保存も含め、
すでに世界で通用するビジネスとなっているところが素晴らしいのだ。

まさにこの竹内さんのColoridohビジネスに至るまでの展開は、
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」である。
4人の子育ても、料理関係資格取得も、
世界のシリコンヴァレー“ハッカーハウス”での奮闘も、
すべてが活かされてのColoridohビジネスとなっているってことだ。

私たちもこの“Connecting the dots”を信じて、
どんどんチャレンジしていきたいところだが…

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コロリドージャパンの代表、竹内ひとみ氏

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はなまるア・ラ・カルト

06/05
2023

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「石門心学・実践講座」ついに10周年!

「石門心学・実践講座」がついに丸10年。
毎月開催してきたわけだから120回目の開催となった。
コロナ禍もあり、オンライン開催もしてきたが、
一度も休むことなく続けてこられた。
私と共に始めた竹花利明(プラスソフト)さんの性格もあってなのかもしれない。
(竹花さん、ありがとうございます)

何につけても「継続は力なり」。
続けてきたことで、何らかのものは得てきたはず。
(そう思いたい!)

ちなみに、2023年の今年はなぜか周年の事業(プロジェクト)が多い!
◆未来戦略研究会“アルファクラブ”30周年
→私が主宰の1993年にスタートした中小企業経営者の集まり。
◆鍵山掃除道の“日本を美しくする会”30周年
→今年の11月25日に新宿で大きな周年イベントを開催予定。
◆“ビジネスの達人”20周年
→電話を使った音声サービスとして始めた“ビジネスの達人”だったが…
今週の配信で1022回目(メルマガも今週がVol.973)となる。
◆月刊CD“ビジネス・イノベーション”20周年
→元船井総研の小山政彦社長と始めた“ビジネス・イノベーション”も
今月の収録が233回目となる。

お陰さまで、とにかく継続している。
一度始めるとその終わり方が分からないのかもしれないのだが。

【“石門心学・実践講座”10周年の記念講座開催!】

さて話は、10周年の「石門心学・実践講座」に戻るが…
先日、10周年の記念の講座を開催した。
リアル5人、オンライン2人と少ない参加者だったが、
この10年を振り返るいい機会となった。
今回のプレゼンターは主宰者の一人竹花さんにお願いし、
この10年、私たちがどのように学んできたのかを振り返ってもらった。
講座のテキストとして使ってきたのは
『魂の商人 石田梅岩が語ったこと』と
『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』の2冊。
この2冊は石門心学を学ぶには秀逸だった。

そして私たちメンバーは、机上の学びだけでなく、
10人ほどで京都の石田梅岩の墓であり心学講舎跡、
そして亀岡市にある石田梅岩生家も訪ねている。
またあるときは京都のホテルで開催された
「石田梅岩先生開講290周年記念講演会」にも参加した。

とにかく、私たちは“石門心学・実践講座”と命名しているように、
“石田梅岩”であり“石門心学”を学び研究する集まりではなく、
その学びをどう経営でありビジネスに実践していくのか
ということをテーマにやってきたということ。
だから「この時代の抱える問題に対して、
石田梅岩先生だったらどう解釈し、どう対処するだろう⁈」が
度々繰り返されるフレーズなのだ。

【ということで、その秀逸のテキスト2冊を紹介すると】
◆Part 1 テキスト
『魂の商人 石田梅岩が語ったこと』山岡正義著
2014年に発行された書籍。
ドラッカーより250年も早く「経営」の本質を説き、
マックス・ウェーバーより200年も早く「経済倫理」をうたった
“魂の商人”が江戸時代にいた!
梅岩は商いにおける「正直」の必要性を繰り返し強調している。
正直であることで、人から信用される。
信用されることでビジネスは成功に向かう。
自己の内面のモラルに照らして、それに反することは、
たとえ法に違反しないことであっても、してはならないと説いた。
(うんうん、さすがの石田梅岩先生)

→実は山岡正義氏には、私どもの講座に2度も参画してもらい
山岡流の石田梅岩であり、石門心学を語ってもらった。

◆Part 2 テキスト
『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか?』森田健司著
2015年に発行された書籍。
森田氏が大学の経済学部に入学して、指定された教科書や参考書に目を通しても
たくさん登場する人名の中に“日本人が全然いない”ことに
不思議な違和感を覚えたという。 
本当に日本は欧米の学問を輸入し、キャッチアップできたのか???
実は、江戸時代中期に塾を開いた“石田梅岩”であり“石門心学”が、
経済や経営の“学”をすでに提供していた。
すなわち、“石田梅岩”は経済学者であり、経営学者でもあったのだと。

→これだけの紹介でも、これら書籍の“幅と奥行き”が伝わったと思うのだが。
これら2冊の書籍については、“目からウロコのおすすめ本”で
改めて紹介しよう!

ということで、この10周年は通過点でしかなく、
刻々と変化する地球規模のビジネスに、石田梅岩的発想をすれば
どう対処することがよりベストなのかを
これからもシミュレーションしていくことになるだろう。

「石門心学・実践講座」に興味を持った方は以下へ
https://bt.q-b.co.jp/wp-content/themes/qb/pdf/sekimon2022.pdf

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石田梅岩の墓であり心学講舎跡

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目からウロコのおすすめ本

06/05
2023

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『宇宙ベンチャーの時代』小松伸多佳&後藤大亮著

以下の1〜7の項目でどれが事実でしょう?

1.はやぶさ2がサンプルを持ち帰った小惑星“リュウグウ”丸ごとに対して、
ネット上で12兆円もの高値がつき、
2.月の土地が1万円以下で売りに出され、
3.3Dプリンタロケットが製造され、
4.宇宙ホテルの試験機が軌道上を回り、
5.NASAの入札で勝ち上がった民間ベンチャーが月への貨物輸送を受注し、
6.衛星の監視データから誰も知らない情報を得た投資ファンドが、
金融市場で大儲けをし、
7.政府予算の役割が縮小して、宇宙ビジネス市場全体の4分の3が
すでに民間主導になっている

これらはすべて事実で、2022年までに実際に起こっていること。
すなわち、これらは中島流では“すでに起こっている未来”ということ。

この冒頭の項目は、いま私の手にある新書の“はじめに”に書かれてある話。
サブタイトルには“経営の視点で読む宇宙開発”とある。
その著者の一人が東京NBCの仲間でもある小松伸多佳(のぶたか)氏。
この著者の二人ともJAXAの関係者でもあるので、
宇宙開発におけるさまざまなデータにも裏付けがあるわけだ。

小松氏は動画番組“Business Today”6月の収録にゲストで登場してもらい
この“宇宙ベンチャーの時代”について語ってもらう予定。
小松氏はベンチャーキャピタリストであり、JAXAの客員でもある。
ということから、世界の宇宙開発の今の動きを捉え、小松流に解釈している。
これからは宇宙ビジネスが加速して、どんどんその先へ進んでいくという。
もしかしたら、AIの進化の仕方も早いが、それと同じくらい?!
いやそれ以上に“宇宙開発ビジネス”が早く進むかもしれないというのだ。

【2021年が民間宇宙ベンチャー元年?!だという】
→バージン・ギャラクティク社がリチャード・ブランソン氏を乗せて宇宙へ。
あのバージン航空の創業者のブランソン氏だ。
→ブルー・オリジン社がAmazonの創業者ジェフ・ベゾス氏を乗せて宇宙へ。
このブランソン氏とベゾス氏は、なぜか“初の民間宇宙旅行”という
表現にこだわって争っていたようだが…
そんな折、マイクロソフト社のビルゲイツ氏は
“地上でまだまだやらなければならない課題がたくさんあるのに、
宇宙に行くなんて考えられない”と批判していたりもする。
→スペースX社のクール・ドラゴン宇宙船で、
3日間にわたって地球周回軌道を回る。

ということで、2021年が民間宇宙ビジネスの元年だという。
その後もこれら各社以外にも、宇宙に関係するビジネスベンチャーが
どんどん出てきているという。

とはいえ、この書籍で注目しているのは、宇宙ベンチャーの雄といわれる
“スペースX社”であり、そのCEOのイーロン・マスク氏。
私もみなさんもいろいろ知りたいはずだが、この著者の小松氏が
テスラ、X Corp.のCEOでもあるイーロン・マスク氏のことを
かなり贔屓目にたくさん語ってくれている。

【イーロン・マスク氏の経営資源の集め方が素晴らしい!】
後発のスペースX社が成長機会を獲得するには、
型破りな戦略が必要だった。
そこでワシントンて開催された宇宙航空関連の一大イベントでは、
未だ一度も打ち上げたことのない、打ち上がるかさえ定かでない
「ファルコン1ロケット」を特注の大型トレーラーに牽引させて
お披露目したという。
そして、イーロン・マスク氏は現状の宇宙開発に対する一大批判を展開。
“人類を火星に移住させる”ことや“打ち上げコストを100分の1に引き下げる”
ことを声高に訴えて世間の注目を集めた。
派手なパフォーマンスによる宣伝効果で世間の耳目を集め、
優秀な人材と技術を結集しながら道を切り開こうという戦略だったに違いない。
当然既得権勢力からは批判を浴びて炎上することは予定のうち。
マスコミの露出度は高まり、スペースX社への注目は高まったという。

ところで小松氏は、これら宇宙開発産業ベンチャーの経営から
多くの学ぶことがあるという。
→社員のモチベーションを保つ経営手法?!
→内製化による生産革新
→使い捨てにせず再使用によるコストダウン
→IT産業で培ったスピード重視の工夫
そしてスペースX社のロケット事業とスターリンク事業のコラボ展開が
大きな相乗効果を生んでいる。
スペースX社の最近のロケット打ち上げ頻度は、なんと週に1回以上だという。
(そんなに打ち上げて採算が合うのだろうか?)

小松氏が言いたいのは、“宇宙開発ベンチャーから経営を学ぶ”というより、
“イーロン・マスク氏”からこれからの経営でありビジネスを学べと
言っているように思えるのは私だけだろうか。

とはいえ、日本の宇宙開発ベンチャー含め宇宙ビジネスが
ここまで進んでいるとは?!
私たちのビジネスは地球規模で進んでいるのではなく、
宇宙規模で進んでいるということだ。

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著者の一人は東京NBCの仲間である小松伸多佳(のぶたか)氏

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