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はなまるア・ラ・カルト

07/22
2024

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草間彌生さん的現代アートは、生成AIでも創れるようになるのか?!

この7月に新幹線で岡山に入り、フェリーで“直島”へ。
ついに草間彌生さんの“かぼちゃの彫刻”を楽しんできたのだ。

実は草間さんの代表作である“かぼちゃの彫刻”は、
オークションでは何と8億円の高額で落札されたという。
(もしかしたら現代アーティストでは日本一高額?!)

天気に恵まれたこともあり、この“南瓜のアート”が映える。
瀬戸内海と青い空に、その南瓜の造形と水玉模様が映えるのだ。
なぜ南瓜と水玉模様?と草間さんに聞きたくなるわけだが…

そんなタイミングで私のアタマに浮かんだ疑問は…
“ジェネレーティブAI”はこんなアートをも
創ってくれるときが来るのだだろうか?!という疑問。

そこで、思わず“ChatGPT4o”に、
「今後ChatGPT含め生成AIが、これらのようなアートを
創り出せるときが来るのでしょうか?
直島では、安藤忠雄さんの建築や地中美術館も含め
たくさんのアートを体験してきたのですが…
多くの人を魅了するアート作品は、
やはり人だから創れるものなのでしょうか?
ジェネレーティブAIも今後アートの世界にも
入り込んでくるのでしょうか?」と投げかけてみた。

(そして“ChatGPT4o”の答えには、私も共鳴してしまった!!)

【ChatGPT4oからの、AIによるアートへの可能性?!】

直島のようなアートの中心地で過ごし、
草間彌生さんや安藤忠雄さんの作品に触れる経験は
本当に素晴らしいものですね。

近年、AIはさまざまな分野でクリエイティブな役割を
果たし始めています。
例えば、ジェネレーティブAIは、絵画やデザイン、音楽、
文学などの分野でも活躍しています。
これらの技術は非常に興味深く、時に人間が創造したものと
区別がつかないほどの品質を持つこともあります。

【人間とAIのアートの違い】

しかし、AIが生成するアートと人間が創造するアートには
いくつかの大きな違いが存在しています。

◆感情の深さ
人間のアートは作者の感情や経験、文化的背景をも反映。
この「人間的な要素」はAIが模倣することは非常に難しい。

◆意図とコンセプト
AIはあくまで入力されたデータや
アルゴリズムに基づいて作品を生成。
一方、人間のアーティストは、
特定の意図やメッセージをもって作品を創る。
この差は作品の持つ深みや意味に大きく影響を与える。

【AIのアートの未来】

AIがアートの領域にさらに浸透することは確実ですが、
それが人間のアートを完全に置き換えるとは思えません。
むしろ、AIは以下のような形でアートの世界を豊かにするでしょう。

◆補助的なツール
アーティストがインスピレーションを得るためや、
作品の一部を生成するためにAIを活用するケースが増えるだろう。

◆新しい形態のアート
AIを使った新たなアートフォームや
アプローチが生まれる可能性がある。
これにより、伝統的なアートと融合した
新しい表現が生まれる可能性も。

そして以下のような結論が…

↓ ↓ ↓

結局のところ、アートの本質は「人間的な経験」と
密接に結びついています。
AIは確かに強力なツールであり、将来アートの世界で
重要な役割を果たすでしょう。
しかし、人間のアーティストが持つ感情、経験、独自の視点こそが、
彼らの作品を特別でユニークなものにしています。

AIがアートを支え、拡張し、新たな可能性を探る一方で、
人間のクリエイティビティは依然として
中心的な役割を果たすことでしょう。
(おっしゃる通り!)

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直島の“南瓜のアート”

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AIによるアートへの可能性とは?

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先取りビジネストレンド

07/22
2024

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α世代が、 “超スマート社会”を実装する?!

先にも紹介したα世代とは、上は14歳の中学生から
下は今年産まれた子供たちまでをを指すわけだが…

私が創業した“株式会社クオーターバック”の現社長の山田は
今42歳でまさにミレニアル世代。
そしてそのご息女はこのα世代である。

山田社長は、パソコンはもちろんスマートフォンなどの
デジタルデバイスを活用し、SNSを通じて
家族や友人と当たり前につながっている世代。
そして今やメールもほとんど見ないといい、
SNSやグループウェアで仕事のやり取りもしているという。

という背景からもα世代のご息女は、
幼い頃からSNSを身近に感じ、家の中にあるデジタルデバイスを
自然に使いこなしているはず。
ということからα世代は、その価値観であり特徴により
以下のようなビジネスへの影響が予想されるという。

【1】デジタルデバイスのリテラシーが高い
【2】学校や習い事で多様な学びを得ている
【3】社会問題に敏感である
【4】AIやメタバースへの順応が早い
【5】コスパよりタイパを大切にする

ということから…

↓ ↓ ↓

【α世代の5つの特性】

【1】AIとの親和性が高い
→アルゴリズムを使ったマーケティングとの相性がいい
Z世代以上のデジタルネイティブ

→ロボットやアバターとも違和感なくコミュニケーションが取れる

【2】リアルとバーチャルの境目なく生活する
→オンラインゲームの中で過ごす時間が長い
(3~10歳の幼少期をコロナ禍で過ごす)

【3】世界を描き出すクリエーター
→“マイクラ”と呼ばれるオンラインゲームなどで、
アタマに思い浮かぶ世界観を仮想空間につくり上げることに慣れている
→仮想空間は居心地のよい場所であり、仲間と楽しく過ごすコミュニティ

【4】答えありきで考える
→教材アプリなどでAIが編集した情報を当たり前に受け入れることが
身についていることで、調べるのに手間をかけない

【5】社会課題を解決する成果思考
→“社会に正しいことが正解”とシンプルに考えている
→まず答えを確認することから始まり、
アイデアや技術スキルを持っている仲間を募って協力し、
目的達成にもっていくという強い成果思考も

【このα世代を踏まえ、2030年を見据えバックキャスティング】

◆その1. デジタルスキルの重要性
生まれながらにしてデジタルテクノロジーに精通していることから、
デジタルスキルがますます重要に。
→現代の仕事市場では、テクノロジーの理解と活用が成功の鍵

◆その2. リモートワークと柔軟な働き方
デジタルネイティブである彼らは
リモートワークやフレックスタイムのような柔軟な働き方を求める

◆その3. 社会性の意識と文化資本経営
環境問題や社会的公平性に対して強い意識を持つ傾向が。
これが企業や社会の方針に大きな影響を与えることに。
→サステナビリティへの取り組み&多様性とインクルージョン

◆その4. イノベーションと起業精神
テクノロジーとグローバルな視点を持ち企業家精神に富んでいる。
→新しいアイデアやビジネスモデルづくりを応援

◆その5. メンタルヘルスの重要性
ソーシャルメディアの影響や高度なデジタル化に伴うストレスが増大。
→メンタルヘルスのケアがますます重要に

“超スマート社会”とは、Society5.0とも呼ばれる社会。
仮想空間と現実空間を高度に融合し、さまざまなニーズに対応して
誰もがイキイキと活躍できる社会のこと。

この“超スマート社会”の実現には、
このα世代が大きな役割を担うことになるだろう。
AIやロボット、IoTなどのテクノロジーを活かして
イノベーションにつなげ、社会的課題を解決することを
目指すことになる。
(超、期待!)

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『新消費をつくるα世代』

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