これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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09/30
2024

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“運”は私たちのこれからに左右する。 偶然のような“運”を必然に変えたい!!

中山競馬場に着いたのは、昼の12時少し前。
5レースのパドックが始まろうとするタイミング。
実は久々のリアルの競馬場体験、そしてパドックなのだ。
何気にワクワクしてしまう。
この5レースは新馬戦(初出走組)ということもあり、
参考とするこれまでの成績情報はなく、血統と厩舎情報くらい。

ということで、パドックでの馬の姿と歩様を観て
このレースの推し馬を決めることに。
9月というのに日差しも強く、新聞で日差しを遮りながら
細目で初レースに臨む16頭の馬たちを観る。
3番“レイユール”はその馬体と歩様からバネを感じられ
その素軽さも含め、私からすると1番のデキ。
ということで、“レイユール”の単複と“レイユール”からの
流し馬券を買うことに。

【友人から、嫁の実家の持ち馬“レイユール”の話が…】

そのレースから2日後のこと。
例の「石門心学・実践講座」の会議室で
いつものメンバーのひとりが、
なぜか日曜日の5レースの話をし始めたのだ。
「先日の日曜日の5レースに“レイユール”という
嫁の実家の馬が走ったんだけど…」と。
私が競馬の話を振ったわけでもないのに。
そして「えっ?!レイユール”が、嫁の実家の持ち馬?」と
私は驚きを持って投げかけたわけだが…

ちなみにレース結果は…
4〜5番手で内ラチ沿いを走っていた“レイユール”が
直線であっという間に抜け出し、他馬を圧倒して勝利。
私のヨミ通りの結果となり、馬券もしっかり獲ることができた。
あまりに予想通りのレース結果に、私自身が少し臆したこともあり
6レース以降はやらずに帰路に着くことにしたのだ。
(意外に、気が小さいのかも?!)
まさかその勝利馬の“レイユール”が…

【私たちの“運”は、どのように演出されているのか?!】

私は今回の出来事で、世の中の不思議な巡り合わせであり
“運とは?!”を改めて考えてみることに。
→なぜ5レースの新馬戦のタイミングで競馬場到着
→サンスポの馬柱と馬を観ての推し馬選び
→ほとんど迷わずの馬券購入
→その日の“レイユール”のデキと走る気
→レース2日後に“石門心学・実践講座”開催
そしてなぜか“レイユール”が細田さんの奥さま実家の持ち馬!

経営者となってからの40数年、
お陰さまで自分の“運の良さ”を感ずることは度々あった。
しかし今回のように、集約された巡り合わせであり
“運”を考えると、そこに至るプロセスに訳があったのでは…
と思ってしまう。
何らかのプロローグであり、必然があったのではと思うのだ。
果たして私たちは、どう行動することが
まさかの巡り合いであり、“いい運”に恵まれるのか?!

大谷翔平選手の高校時代のマンダラチャートにあるように、
“掃除をする”こと、“礼儀を尽す”こと、“感謝の心”、
“思いやり”、“継続力”…ということだろうか?!

日々の仕事の中で、ちょっとした気配りや感謝の表現が、
思わぬチャンスを生むことになったりする。
それは、単なる偶然ではなく、
積み重ねられた行動と関係の結果として現れる。
さらに、成功を継続させるためには、たゆまぬ努力と忍耐が!!
短期的な成果に一喜一憂するのではなく、
長期的な視点で物事を考え、努力を続けることが
運を味方に付けられるのかもしれない。
→やっぱり今回の55-55の可能性を観ていると、
大谷翔平選手がそれを実践しているのかもしれない!?

私たちが目指すべきは、幸運を待つことではなく、
幸運を引き寄せるための準備と行動の実践。
それこそが、ビジネスにおいても人生においても、
私たちを成功へと導く最も確実な方法ではないだろうか。

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久々に訪れた中山競馬場

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09/30
2024

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令和の時代も… 『知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ』

ある雑誌に目を通していると
「“四書五経”の名言に学ぶ」というページが現れた。
今号のテーマは
「知者は水を楽しみ、仁者(じんしゃ)は山を楽しむ」。
うんうん、どこかで耳にしたような気はするが…
目を走らせると“『論語』にあるよく知られた名言です”と
書かれていたのだ。
何気に悔しい思いもあり、ここで改めて学ぶことに!

「知者は動き、仁者は静かなり。
知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し。
知恵あるものは、固定観念にとどまることなく、
流れるように物事に対処して、
自由な活動で人生を楽しむ。
仁の備わったものは、首尾一貫した考えを持ち、
山のように動じることがなく、
ゆったりと心穏やかに長生きする。」
(検索していると上記の解釈が!?)

知者とは、活躍するリーダーなのかも。
次から次へと現れる流行を楽しみながら
ビジネスを展開している人?!
仁者とは、いろいろな経験も積み、
周りの人達から尊敬もされ、
道理や哲学を好む年配者?!

↓ ↓ ↓

孔子の言葉と考えると、2千数百年前の先達たちは
すでに「不易流行」をしっかり捉えていたということ。
そういえば、ギリシャの哲学者ソクラテスやプラトンも
やはり2千数百年前ごろ活躍していたはず?!

私たちホモサピエンスの歩み20万年を考えれば
2千数百年前はほんの少し前の“現代”なのかも知れないが…

【この時代、まずは“水を楽しむ”姿勢】

私たちのいる現代は、技術革新やグローバル化が加速し、
ビジネスの世界も日々目まぐるしく変化している。
こうした時代で活躍するためには、
まさに“知者が水を楽しむ”姿勢を持つことが重要。
つまり、新しい流れを受け入れ、そこから学び、
積極的に楽しむ気持ちが求められるのだ。

例えば、最新のテクノロジーやビジネスモデルを取り入れ、
常にアップデートされ続ける知識とスキルを
武器にすることが大切になってくる。

→ “時間を買う” コスパよりタイパへ!
BUSINESS Agilityの発想も
DXと“プロ人材”の活用で実現する 次世代“アジリティ経営”!

このような適応力と柔軟性は、
ビジネスの最前線で活躍するための力強いエンジンとなる。

【そして、“山を楽しむ”姿勢も】

しかし流行や変化に追随するだけでは、
深みのある成功は得られない。
そこで“仁者が山を楽しむ”という姿勢。
すなわち、変化が落ち着きひと段落ついたタイミングで、
根本的な価値観(パーパス)や道義に立ち返る心の余裕を持つこと。
不変の真理や哲学を学び、それらを基礎に据えることが
どんな状況にも揺るがない軸を形成できるというもの。
→ “石門心学”の開祖である石田梅岩先生に学ぶ
「石門心学・実践講座」
若い世代にも引き継いで欲しい “石門心学”的価値観

これにより、ビジネスにおいても
持続可能で倫理的な決断を下せるようになるという。

↓ ↓ ↓

この両者をうまく融合することで、
一人の人間の中でも“水を楽しみ、山を楽しむ”ことが可能となり、
より充実したビジネスであり人生を送ることができるのだろう。
変化を恐れず楽しむ心と、普遍的な真理に基づく
揺るがない芯を持ち合わせた人材は、今後のビジネス界において
求められるリーダーシップの鍵となる。

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『論語』の名言

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