これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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Z世代のよもやま話

01/14
2025

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“邦ロック”からビジネスへ! Z世代の“先見性の育て方”

私の最近の趣味は、食べること、踊ること
"そしてアーティストの生演奏を聴きにいくこと"!

私は小学校高学年くらいから、“邦ロック”に魅力を感じ
車ではCDを聴き、家や電車ではiPodで
好きなバンドの音楽を聴いていました。

中学生になると…自分のスマホで夜な夜なYouTubeを漁り
"新しいバンドを見つける"といった趣味を持ちました。
その後、今に至るまで
この趣味が10年以上続くことになります。

高校生になり、部活に夢中になっても
大学生になり、人間関係が盛り上がっても
ずっと私の気持ちに寄り添い、日常を盛り上げてくれたのは
私がYouTubeを漁る中で出会えた音楽たちです。

【私の隠れた特技と実績】
そんな中、私は“自分の特技”に気づいたのです。
それは、今後ヒットするアーティストを見つけること。
以下、私の実績です。
↓ ↓ ↓
◆小学5年生の時(2010年頃)に
[SEKAI NO OWARI : 通称セカオワ]を見つける。
その後2012年に『スターライトパレード』という楽曲が
世間に知れ渡り、2014年には紅白に初出場。

◆中学1年生の時(2012年頃)に
[ゲスの極み乙女 : 川谷絵音]を見つける。
(祖母に「なんだその名前は」と言われる)
その後2015年に『私以外私じゃないの』という楽曲で有名になり、
その年の紅白に出場。

◆高校2年生の時(2016年頃)に
[Mrs.GREEN APPLE : ミセスグリーンアップル]に出会う。
ミセスは、活動休止を経て2022年に活動を再開し
2023・2024年とレコード大賞を2年連続で受賞。

◆大学2年生の夏(2019年)初めて野外音楽フェスに参加
少し前から気になっていた[Saucy Dog : サウシードッグ]
を見に行くが、山梨県の会場で朝一番の演奏。
まだその頃は有名になっていなかったアーティストだったが、
2021年に武道館公演を実施、そして2022年には紅白に出場。
↓ ↓ ↓
この、邦ロックバンドに対しての先見力は、
自分の中では非常に誇りに思っているのです。
ここで、先見性を生み出したと考えられる要因を挙げると…
→邦ロックバンドが大好きだということ
→最新の音楽を逃さないように
 リサーチする時間を意図的に作っていること
→同じ趣味を持つ友人がいること
→人に勧める機会があること

【これってビジネスでの先見力につながる?!】
音楽を通じて培った先見力は、
ビジネスにおいても重要な資産となり得るはず!
この能力をビジネスで活用するためには…

◆情熱を持つ
好きなことへの情熱が、新しい機会やビジネスの発見を可能にします。
好きな分野であれば、自然と追求心が生まれ、
新しい発見をする確率も高まります。

◆積極的なリサーチ
最新の情報を逃さず、定期的に調べる習慣を作ることが大切です。
音楽と同様に、ビジネスでも新しい動向を把握することが
成功への鍵です。

◆ソーシャルネットワークを活用
同じ興味を持つ仲間とのつながりは、
新しいアイデアや異なる視点を得るための大切なリソースとなり
意見交換は視野を広げる手助けとなります。

◆情報発信の機会を作る
自分が得た洞察や試みを共有することで、
さらにその内容について深く考え、理解を深めることができます。
発信することが動機づけにもなり、
さらに高い成果を目指す原動力となります。

これらのステップを意識的に実践していくことで、
ビジネスにおける先見性は着実に高まっていきます。
なんといっても先見力に重要なのは…
そのことを好きな気持ち!

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邦ロックとビジネスの意外な関係

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目からウロコのおすすめ本

01/14
2025

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日本の“人口減少時代”における 必然的課題と新たな挑戦

先にも紹介したが…
“国土の長期展望(国交省)”中間とりまとめ概要によると、
日本の人口は、現状の1億2,693万人から、
2030年には1億1,522万人、
2050年には9,515万人と大幅な減少が予測されている。
この人口減少により、どのような課題が予測できるのか?!

【日本は今、大きな変化の時を迎えている?!】

日本の人口が減り高齢者が増える中、
企業や労働者の行動はどう変化していくのだろう⁈
(今年、団塊の世代のみなさんはついに後期高齢者に!)
これからの日本経済が直面する課題とは何か?

私たちはその課題にどう対応したらいいのだろうか?
そんなタイミングで
『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』
(坂本貴志著)が丸善本店に並べられていたのだ。

日本は今、人口が減少し高齢者が増えるという
大きな変化の時を迎えている。
この影響は経済全体に広がり、
企業や働く人たちの行動を大きく変えることになるだろう。
特に人手不足の状況が続く中で、
賃金が上がる状況となり、
企業の利益が圧迫されることが予想でき、
競争環境も変化していくことに。
このように、人口減少が進む中での未来は
さまざまな要因が絡み合っていて、
複雑なサイクルをつくっていくこととなるはず。

【人手不足の深刻化は、どんな課題を突きつけてくるのか】

その1、賃金の上昇
人手不足が進むことで企業は給与を上げたり、
労働時間を短縮する必要がでてくる。
賃金は企業の生産性向上だけではなく、
労働市場の変化に応じて上昇する。

その2、労働参加の拡大
賃金が上がると、公的年金の減少も影響し
高齢者の働く動機が高まるとともに
スポットワーク市場も含め新たな労働参加が進む。

その3、人件費高騰が企業利益を圧迫
賃金上昇は企業の人件費を増やし、利益の圧迫に。
企業は従業員への分配を考えなければならず、
利益の配分が株主や経営者に偏ることで
企業利益は減少することに。

その4、資本による代替により、人件費を削減
賃金上昇を受けて、企業は労働力を減らし、
資本の活かし方をシフト。
自動化やデジタル技術を導入して効率を高めることに。

その5、生産性の低い企業が市場退出、合併活発化
賃金上昇により、生産性の低い企業は
市場から退出するリスクが高まる。
ということから中小企業が厳しい状況に置かれる中、
高い利益を上げる企業が成長する。

その6、優先順位の低いサービスの消失
物価上昇の中で、企業は人手不足から
優先順位の低いサービスを減らす傾向に。
結果として生活者にとっての基本的なサービスも
失われる可能性が。

その7、緩やかなインフレーションの定着
企業のコスト上昇が続く中、価格も上昇する傾向に。
企業はそのコストを商品価格に反映させるため、
最終的に消費者にも影響が出る状況に。

その8、地方企業にとっての人口減少は、すぐさま死活問題
私たち中小企業の中でも地方企業においては
もっと経営環境は厳しくなることが予測できる。
経営者がこの流れにどう対処、挑戦するだろう。

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人口減少から起こることとは

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