これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

07/14
2025

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なぜ、高価なハーゲンダッツが売れるのか? それも冬に売れるのか?!

創業40周年となる2024年の 
ハーゲンダッツ・ジャパンの売上実績は、528億円。
それまで最高だった2021年を僅差で塗り替えたという。

1984年から日本で販売されたハーゲンダッツは、
“家庭用高級アイスクリーム”として、
百貨店や高級スーパーで販売された。

当時の一般的なアイスクリームの価格帯が
100円前後だったことを考えると、
351円(税込)という価格はかなり高価。
しかし、その濃厚な味わいと品質の高さから、
徐々に人気を集めていったのだ。

私が思い切ってハーゲンダッツを買うようになってからは
それほど経っていない。
私が選択するミニカップは、ほとんどがマカデミアナッツ。
あの濃いアイスに濃いナッツの歯応えがいいのだ。
(まさに贅沢感?!)

ということで、私がハーゲンダッツを手にするときは
大体2個のミニカップを買うわけだが…
ほとんどが安売りのときで、それでも500〜600円はする。
(希望小売価格は1個351円。通常は税込300円前後?!)

通常100〜150円前後のアイスを食べている私にとっては
もちろん贅沢品で、普段は見て見ぬ振りの
アイスクリームだったということ。
いまだに買うときは、気分的にも高揚感あるときなのだ。


【自分への“ご褒美”としてのブランディング!】

ちなみに、アイスクリームといえば、
夏の日差しのもとで楽しむもの、というイメージが一般的。
ところがハーゲンダッツは、その常識を覆したのだ。
このアイスクリームが最も売れるのは冬、特に12月。
我々が一年を頑張った“自分へのご褒美”として手に取り、
そのリッチな味わいを楽しんでいるということ。

ハーゲンダッツが誇るこの“ご褒美感”は、
単なるアイスクリームを超えた“豊かな体験”ということ?!
その背景には、創業当時のストーリーがある。
1960年代のアメリカで、カラフルで多くの添加物が入った

アイスクリームが主流だった時代、
ハーゲンダッツは“キッチンフレンドリー”を掲げ、
自然な素材にこだわったという。
ミルク、砂糖、卵、そしてバニラだけで作られたその味わいは、
瞬く間にラグジュアリーの象徴となり、
セレブたちの心を掴むことに!

日本に上陸したのは1984年。
その後も、ハーゲンダッツは高品質であり続ける一方、
バニラフレーバーを中心に多彩な味を展開。
特にコロナ禍でのステイホーム需要を巧みに捉え、
“ご褒美”というコンセプトが、消費を促進したのだ。

何気ない日常を華やかにするその力が、
過去最高の売上更新を後押しした。

↓ ↓ ↓

すべてが加速する令和の日常の中では、
ときには自分を甘やかして解放することも必要。
夕食を食べながらも、冷凍庫に入っているハーゲンダッツを
思い浮かべると、今食べている食事が
メインイベントへのプロローグにも感じられてしまう。

ハーゲンダッツは、ただの食べ物の美味しさを超えた
体験へと昇華させてくれる。
“自分へのご褒美”として、そのリッチな味わいの時間が、
心に余裕と豊かさをもたらせてくれるに違いない。

ハーゲンダッツのこのご褒美ブランディングから学びたい!
これぞ選ばれるビジネス!

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ハーゲンダッツの“ご褒美感”は“豊かな体験”

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シナジースペシャル

07/14
2025

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“魅せる概念図”の効果。 creating a concept map!

このところのセミナーでは、私がモニターに映す概念図を
みなさんがスマホで撮ってくれる。
その概念図の中には、紹介する話のコンセプトも含め
言いたいことがほとんど詰まっているからだ。

いやそれだけではなく、これら“concept map”は
つい撮りたくなるような、美しくカッコいい
“魅せる概念図”を創っているということ。

ということで、聴講者にとって
これら概念図が好評であることは間違いない。
(ふっふっふっ…)


【発信したconcept mapは、すでに200点以上!?】

ということで、私はビジネスへの“自分の考え方”であり、
発信要素をconcept mapに展開することを心掛けている。

もちろん仕事柄、人前でセミナーをしたり
YouTubeチャンネルで発信することも多いから
ビジュアル効果も踏まえ概念図を創るようにしているわけだが…
この“creating a concept map”には手間はかかるが
それ以上に貢献してくれているのだ。

もしかしたら、ここ10年だけでも概念図と言えるものは、
200点以上創っているかも知れない?!
(必要に応じて創っていることもあり、ほとんど数えていない)

もちろん、発信のテーマもコンセプトも、その展開の仕方も
私が考えるわけだが…
最終的にAdobe Illustratorで
カッコよくデザインを仕上げるのは、もちろん私ではない。
(江崎さん、いつもありがとうございます( ^ω^ ))
美しさとカッコよさは、彼のウデにかかっているわけだ。


【なぜ概念図は人の理解を深めるのに有効なのか?!】

このすべてが加速する令和のビジネスにおいては、
多様で複雑な情報に触れることが多く、
その情報をわかり易く効果的に伝えることが求められている。

そんな背景においてのconcept mapは、
情報の視覚化を通じて理解を深めるための有効な手段。


その1 ◆情報の整理と理解促進

概念図は、複雑な情報を整理し、構造化することができる。
情報を可視化することで、全体像を把握しやすくなり、
個々の要素間の関係性をも理解することができる。

抽象的な概念や複雑な情報を視覚的に整理し、
わかりやすく提示することが可能となる。


その2 ◆ 伝達効率のアップと記憶促進

図式化された内容は単なる文字情報と比較して、
右脳を活用した情報処理を促進し、直感的に理解できるため、
記憶にも長時間留まる傾向がある。
ときには、デフォルメすることで、
愛着を持たせたり、より記憶に残り易い展開も実行できる。


その3 ◆ 思考の深化

視覚化された情報は、新しいアイデアを閃くための
基盤となることも。
柔軟な思考を促進するツールとして、
概念図は次々と変化するビジネスの現場や教育環境において、
より良い決断や革新的な解決策を見つけるのに役立つ。
より深く、多角的に物事を理解することが可能となる。 

↓ ↓ ↓

私が意図的に展開する概念図の効果であり、
“魅せる概念図”の意味を理解してもらえただろうか?!

この目的に応じた効果的な概念図づくりについては、
まだChatGPTには真似できないはず。
これをビジ達流では“creating a concept map”と呼ぶ!

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情報の視覚化を通じて理解を深める概念図

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