これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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はなまるア・ラ・カルト

10/06
2025

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NEW

時代を超えて、世代交代の新しい意味

届いた封筒の中のフライヤーには…
「Generational Change 事業承継・世代交代のご挨拶」
というタイトルが…

お〜ついに宮崎中央新聞社も世代交代ということ。
そういえばこの新社長の“重春さん”から
電話をいただいたことがあり、
お父さんの“水谷(もりひと)”でもなく、
お母さんの“松田(くるみ)”でもなく
娘の“重春(しげはる文香)”だという。
えっ?!“重春さん”なんですね…と何度も確かめたことが…

今回のこのフライヤーを見て、水谷社長にも松田会長にも
よく似ていて、合点がいった次第。
→松田くるみ会長には、“月刊ビジネスイノベーション”の収録のため
東京の弊社にも来ていただきました。
その節は、ありがとうございました。


【そこには、世代交代へ向けての“想い”のメッセージが…】

「このたび、父・水谷もりひとの想いとバトンを受け、
代表取締役社長に就任いたしました。
これまで日本講演新聞は、ご縁のあった方々を大切にし、
“勇気をもらえました”“心が軽くなりました”
との声に励まされ、歩んでまいりました。

しかし、社会を見渡せば、物質的には豊かでも、
心の奥が疲れ、未来に不安を抱えている人が多いと感じます。
そんな今こそ、この新聞で未来に希望が持てる社会をつくりたい。
まずは“日本講演新聞?名前は知ってるよ”
と言われる世の中を私の代で実現し、
より一層、心揺るがす情報発信に努めてまいります。」

ふむふむ、“日本講演新聞”の役割を踏まえたいいメッセージ。
もちろん紙面には水谷もりひと社長の挨拶もあったのだが、
今回は新社長のメッセージを紹介してみた。


【この時代を意識しての、新たな世代の登場!】

両親(社長、会長)からの想いとバトンを引き継いだ彼女は、
おそらくミレニアル世代。
令和時代は、ミレニアル世代とZ世代が中心の
地球規模での新しい社会が展開される。

この新聞の発信の仕方や取り上げる講演も、
時代の流れと共に変化する必要があるだろう。
新しい世代が育つ中で、新聞社としての方向性も
柔軟にシフトしていく必要があるということ。

令和の時代、すべてが加速する中での世代交代は、
単なる役職や立場の引継ぎを超えている。
テクノロジーの進歩や情報の流通速度が
飛躍的に速まる現代では、
新しい価値観と感性がこれまで以上に求められている。
今の世代交代は、過去の経験や役割を活かすだけではなく、
新しい時代を構築する柔軟な思考と革新が必要なのだ。


【若い世代の価値観と感性が意味を持つ?!】

今の若い世代は、デジタルネイティブとして育ち、
グローバルな視点を持っている。
彼らの価値観は、従来の枠組みにとらわれることなく、
多様性や環境問題、テクノロジーといったグローバルな課題に
迅速に対応することができる。

この感性が、企業や社会に新しい風を吹き込み、
未来に向けて希望を与えることになるのだ。

こういった時代の流れを見据え、
これからの世代に期待されるのは、
新しいチャレンジを恐れずに進んでいくこと。

そして、既存の価値を守りながらも
変えていく勇気が必要とされている。
令和の世代交代は、まさにこの時代ならではの
重要な転換点なのだ。

重春社長には、ぜひ令和の時代の“日本講演新聞”であり
宮崎中央新聞社を創っていって欲しい!

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従来の枠組みにとらわれない新しい価値観に期待

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先取りビジネストレンド

10/06
2025

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NEW

AI時代における将棋界から、革新と挑戦を学ぶ!

残念ながら、私は将棋を指せない。
この歳まで覚えようとしたこともないのだ。
でも今回取り上げたいのが、
“AIの進化が将棋界にもたらす革新”の話。

ただ…日本将棋連盟の会長をこの6月まで務めていた
羽生善治棋士とは、鍵山秀三郎相談役の件で
インタビューさせていただき
その動画も収録させてもらったこともあるのだ。

羽生棋士は、本当にあのままの真摯な姿勢の人だった。
(羽生さん、その節はありがとうございました)

ふっふっふっ…
さて、AIの進化が将棋界に革新をもたらしている話だが…


【若手棋士たちは、AIを利用して技術の向上を目指す?!】

藤井聡太七冠をはじめとする若手棋士たちは、
AIを利用して自らの技術を向上させる機会をつくっている。
AIは過去の棋士の対局データを基に、
何億回というAIでの自己対局を経て、
独自の戦法を編み出すことでその強さを増している。

これにより、棋士はAIと対峙しながら学び、
通常の直感や経験を超える新しい戦略を手に入れることが
可能となっているという。

AIは、膨大な選択肢を駆使して局面を評価し、
瞬時に最適な手を選び出すことで、
従来の人間的な直感を凌駕する力を発揮している。
このようなAIの能力を背景に、
将棋界は新たな可能性を模索し続けているというのだ。


【人間味とAIの共生による新たな将棋観】

AIの台頭により、棋士たちは自らの直感と個性を
発揮することがますます重要となっている。
以下はあるテレビ番組で分析されていたことであるが…

→「たとえば、王座戦第1局で、藤井七冠は
“7七歩”によって勝利を収めた。
一見一致しているが、その一手は藤井棋士が6手前に
AIとは異なる打ち手を選び展開したものであり
意図と戦略の違いが明確に見て取れる。

このように、AIと棋士の手が一致することもあれば、
人間ならではの個性と独自の思考が介在することで
新たな打ち手が生み出されたりするのだ」

棋士たちは、AIをただの模倣相手にするのではなく、
その知見を元に、創造的で見応えのある将棋を
目指してくれているということ。
(将棋を知らない私の話でも、伝わっただろうか?!)


【ビジネスでのAI活用と持続可能な未来】

このようなAIと人間の共生は、将棋界のみならず、
多くのビジネス領域でも応用可能。
AIの力を借りて、業務効率を上げたり、
新しいサービスを開発したりすることができるということ。

AIは、分析や予測といったロジカルな部分で力を発揮しつつ、
人間はその結果を基にクリエイティブな発想を加えることで、
新たな価値を創出することが可能となる。
ビジネスにおいても、AIはもはや脅威ではなく、
共に成長を促進するパートナーなのだ。

例えばマーケティングにおいて、
AIはターゲット分析を克明に行い、
人々が本当に求めているものを明らかにし、
それを元に人間がより感性的で魅力的なコンテンツを
提供することが可能になるということ。

我々のビジネスもまた、AIの知見を活かして活性化し、
持続可能な成長を目指すべきなのだ。
AIの活用により、次なる高みを目指し、
より広範囲にわたる市場ニーズに応えていくことが重要。

将棋界がAIとの共生を通じて新たな地平を開くように、
私たちのビジネスもまた、AIを鍵として
地球規模で新たなステージへと進化していくことが求められている。

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棋士はAIと対峙しながら学んでいる

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