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04/02
2018

solution japan03

「SOLUTION of the JAPAN」課題に向き合えばソリューションが生まれる

「SOLUTION of the JAPAN = SOLUTION of the WORLD」

これは
「日本の課題解決は、そのまま世界の課題解決になる!」ということ。
人口減少や少子高齢化、里山保全や環境問題…。
これらに向き合うことは、世界の課題を先駆けて解決することである。

先日のビジ達でご紹介した、アマルティア・セン教授の
「世界に日本という国があってよかった」
という話の中で、日本が活躍する時代は再び始まるとお伝えした。
そして、あの落合陽一氏も、
著書『日本再構戦略』の中で私と同じことを語っていた。
(私の頭の中を覗いて本にしたのでは…?!)

今、日本が抱えている人口減少と少子高齢化問題。
2050年には団塊の世代が100歳となり、
その高齢者を少ない若者が支えていくことになる。
この労働力と購買力減少による経済悪化は、
日本だけでなく世界も後に続く課題である。

そこに対し、
落合氏は業務のロボット化に課題解決のヒントがあると示している。
身体機能が低下していても
自力歩行ができるロボットスーツHALのように、
日本だからこそできる精巧で細やかな技術があれば、
介護や労働問題へもアプローチができる。

人とロボットの上手な連携により労働力不足は解消され、
外国人労働者を無理に雇わずとも十分にGDPを維持できる、いやアップできる可能性すらある。

他にも、駅の改札を顔認証にしたり、
コンビニをAmazon Goのような無人化にしたり…と、
さまざまな分野での機械化でありロボット化は日本の労働問題解決の鍵となるのだ。

このように、
起きてしまった社会課題を
どうにか解決しようと悪戦苦闘する中でこそ、
新しい技術が生まれ、次のステージへ進めるのだ。
先日のビジ達で紹介した、
福島原発での放射能問題への対処で現れたEM菌なども、その事例の一つだろう。
課題と真摯に向き合えば、時間こそかかれソリューションは生まれてくるということ。


日本は今、環境問題、人口減少、少子高齢化…と、
世界に先駆けて様々な社会課題を抱えている。
それらに向き合う中で生まれる
新たなソリューションは、日本だけに留まらず、
世界中で求められる技術でありノウハウとなるだろう!

だから、
「SOLUTION of the JAPAN = SOLUTION of the WORLD」となるのだ。

solution japan03

日本の課題解決は世界につながっていくのだ!

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落合氏の考えは納得の連続である。

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