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09/07
2020

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“チャネルシフト3.0”の令和ビジネスへ

先週のビジ達で“ZARAもチャネルシフト”へ向かうと発信した。
今回はあらためて“チャネルシフト3.0”についてお話する。

なぜ、オンライン化が進みD2Cが躍進するのか。
なぜ、ブルックスブラザーズまで破綻するのか。
なぜ、ZARAやH&Mが戦略を見直しているのか。
なぜ、shopifyが重宝がられるのか。
こういうことを考えると、
最近のさまざまな業界で起きている変化は、
“変革を余儀なくされている”というのが実態だ。

がしかし、これら“変化”は、
・コロナ禍
・破壊的イノベーション
・生産性の低下
・世界的成熟化
これらが基本的な要因なのではなく、
若い人達を中心として、スマホを使用するにより、
チャネルシフトが起きていることが要因なのだ!
と私は言いたい!

すなわち、「情報(入手)」「選択」「購入」「活用(方法)」の
チャネル(=道筋)が変化したということ。

1.“情報”のチャネルの変化
→テレビは見ない。
→SNSばかり見ている。
→贔屓のインフルエンサーから情報収集

2.“選択”のチャネルの変化
  →お金のつかいどころが違う
→口コミサイトの上位をチェック(@コスメ、Amazonレビュー)
→プロのアドバイザーに選んでもらう

3.“購入”のチャネルの変化
→様々なECサイト
→ECサイトサブスクモデル(エアクロ)
→メルカリ・インスタグラム(タグつき)

4.“活用”のチャネルの変化
→SNSにアップ
→インスタに出しメルカリへ
  →SNS仲間とオフ会

これらの変化を“チャネルシフト3.0”と名付けた。
“チャネルシフト1.0”ではお店があり、問屋があり、
その先にメーカーがあった。
そして“チャネルシフト2.0”ではショッピングモールでの
メーカー直売。
そして3..0は、情報・選択・購入・活用
の4つのチャネルがスマホを中心としてオンライン化したことを指す。

しばらく前にお伝えした“商流革新2.0”では企業側から
マクロ的に見た金流・物流・人流・情流の4つの流れの
変化について発信した。
ゆえに、自分達のビジネスもその流れに乗らなくてはと。
これも間違ってはいない。

とはいえ、イニシアチブは企業側から生活者側に移ったのだ。
だから、生活者側のチャネルシフトを意識すべきということ。
生活者の商品選択には、どのチャネルからどんな情報発信をすべきか。
生活者はどこからどのように購入するのかを考え、
そしてこれからは商品の活用の仕方までを考えた商品開発が
求められるわけだ。
生活者目線のチャネルを考え、全体の戦略を立てないと、
新しい時代に取り残されるということ。
コロナ禍対策もあるが、ここが勝負どころ!!

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今回はあらためて“チャネルシフト3.0”についてのお話

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なぜ、ZARAが戦略を見直しているのか

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