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01/18
2021

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“新・インサイドセールス”の時代

“インサイドセールス”ご存知だろうか?
本屋に行くと、これをタイトルにした本が何冊か出版されている。
アメリカは国土が広く、
取引先に直接訪問セールスするのは厳しいので、
電話でセールスをし、クロージングに至る電話営業が主流だった。
あらゆる方法で集まった見込み客に対して、
電話やメール、昨今ではweb会議システムで
営業活動する“内勤型”営業手法だ。
一方対称的なのは“フィールドセールス”で、
取引先をいくつもリアルに訪問し商談を掘り起こし、
契約締結を目指す、従来の“外勤型”営業だ。

インサイドセールスのメリットは、
①少人数でも成果が挙げられる
商談の時間及び移動時間の削減が可能なので
多くの人を必要としない。
②人材の有効活用
シニア人材活躍の場にもなる。
③“コンピテンシーマネージメント”の実践
④コロナ禍でも非対面なので安心

コロナ禍で、電話会議やweb会議が当たり前に行われ、
ノウハウも蓄積されてきている。
会議資料は皆で共有し、都度ブラッシュアップされていくので、
売れるしくみが集約されはじめている。

ここで具体的な営業現場の話をすると、
私がお手伝いさせていただいている“家づくりの会社”は
このコロナ禍もありコーポレートサイトや
YouTube動画をしっかり観ての
見込み顧客からの問い合わせが多くなり、
契約までが早いとのこどだ。

すなわち、
広告や地域イベントでのPRによるアプローチ
→インターネット検索からコーポレートサイト及びサイト内の動画体験
→(他社と)比較研究 & シュミレーション
→問い合わせ、
→ショールーム見学
→商談・契約
とつながり、お客様は対面でお話をする段階で
ほぼ注文を決めて来てくださっているとのことなのだ。

そこで中島流の発想展開。
広告業界では、
“AIDMAの法則”であり、“AISASの法則”というのがある。
これを中島流で進化させた“AISSA(アイッサ)の法則”という
インサイドセールスを意識したものを開発してみた。
1.Attention(認知・注意)
2.Interest(興味・関心)
3.Search(検索)
4.Study(研究・比較)
5.Action(行動)

“AISASの法則”との違いは、Sの検索のあと、
Aである“行動”に移るのではなく、
しっかり研究し、他社とも比較の“Study”から“Action”(行動)
に移るという点。

インターネットで比較が簡単にできるようになり、
他社との違いをお客様は勉強している。
(Webサイトが充実していないところは、その対象からはずれるわけだ)
そこで、大事なのが差別化のためのコーポレートサイトの充実、
SNSやYouTubeをはじめとする動画の活用なのだ。

そしてその見込み客に対して、本来のインサイドセールスにて、
Web会議システム、電話、SNSを使い
アプローチすれば、あとはクロージング至ればいいということ。
この“AISSAの法則”も取り込んだ構造を、
中島流で“新・インサイドセールス”と名付けたわけだ。


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“インサイドセールス”ご存知だろうか?

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