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03/28
2022

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いま見直しのとき“パーパス ism”とは!?

『パーパス経営』『チームが自然に生まれ変わる』
これらの本は手にしていたのだが・・・。
ついに私の中でも“パーパス”ブームが訪れようと
している。
書店では、“パーパス”に関する本が平積みされている。
さて、“ミッション”や“ビジョン”とも違い、企業理念とも違う、
“パーパス”とは?!

一般に“パーパス”とは「目的、意図」と訳される言葉だが、
企業や組織のブランディングが重要視されるこのところは、
企業や組織、個人が何のために存在するのか、
すなわち「存在意義」のことを意味する。
“自社は何のために存在するのか”
“在籍する社員は何のために働いているのか”
こうした社会における企業や組織、個人の存在意義を
意味する概念である“パーパス”が重視される環境に
なってきたその背景は・・・、

→変動する世界情勢や不安定な経済
→地球規模でSDGsを推進しなければならない
ほどの多くの社会課題
→このパンデミック体験により自分達のあり方を
考えるようになった
→ デジタルトランスフォーメーション(DX)が
推進されたことによって意思決定プロセスの見直しが
→私たちを取り巻く環境も成熟化が進み、
多様性はもっと高くなる
→ミレニアル世代、Z世代の台頭によってその価値観は
大きくシフトした

これらの背景により、“パーパス”を明確にすることが
求められているということだ。

実はこのタイミングで定期購読雑誌の“ドラッカーの教え”コーナーに
以下のような文章が…
『ドラッカーの“企業とは何か”』(1946)
「組織は人間からなるものであるがゆえに、
完全を期すことは不可能である。
したがって完全ならざるものを
機能させることが必要になる」
(うんうん、確かに我が社も常に不完全だった)
完全ならざるものを機能させようとするには何が必要か。
人は何によって動くかを示す基本原理は、
“人間は、欲望、関心や目的に応じて価値を見いだし行動する”という。

ドラッカーは以下の言葉も発信している。
「経営者の、成果を上げる能力によってのみ、
現代社会は2つのニーズ、
すなわち個人からの貢献を得るという組織のニーズと、
自らの目的の達成のための道具として組織をつかうという
個人のニーズを調和させることができる」『経営者の条件』

ほらほら・・・組織のニーズと個人のニーズの共有する“パーパス”を
創ることが大切だということ。
組織側と個人側の存在意義をオーバーラップすることで、
個人と会社の結果にも結びつく。
このような発想から、明確な軸(パーパス)を創ることを
中島流で“パーパスism”とした。

ということで、自社ならではの“パーパス”を明確にし、
組織として共有し、個人にも“自分ごと化”してもらう
ことが求められている?!
とにかく今こそ“パーパス”なのだ!!

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書店にある“パーパス”関連本コーナー

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