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これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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08/05
2024

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“モノを売る”会社から”コトを売る”会社へ。 そして“意味を売る”会社へ!

時代の変化として、
「モノからコトへ、コトから意味へ!」と
このビジ達でも発信してきた。
(もちろん覚えていますよね〜)
その時は“モノの消費”から“コトの消費”へ。
そして“意味の消費”へという話。

今回は“モノを売る”時代から、“コトを売る”時代へ。
そして「意味を売る」時代へと移ろうとしていると言いたい。

◆ビジネスは“モノの消費”から“意味の消費”へ
https://youtu.be/msfdJIJ9G44?si=6OI-mXteJ-Y__rVa

◆ モノからコトへ、コトから意味へ。
令和は“意味の消費”ビジネスに注目!
https://youtu.be/_mJQvQHL5Wk?si=Nltg2oMCafbKaw44

ということで、今回は“意味の消費”ではなく
”意味を売るビジネス”がテーマ。
すなわち、今後は“意味あるビジネス”であり、
“文化資本経営”を実践する会社が選ばれるということ。

【石坂産業は“意味を売る会社”にシフトした?!】

7月のリーダーズセミナーは恒例の
“石坂産業”視察訪問だったのだが…
石坂典子社長は私とのトークセッションの中で
「私たち石坂産業は、モノを売る会社からコトを売る会社に
なろうとしている」と語っていた。
すなわち廃棄物処理の会社から、98%のリサイクル率実践の
テクノロジーでありノウハウを売る会社へ。
そして“サスティナブル”であり“リジェネラティブ”をテーマに
地域社会への貢献も含めた“企業デザイン”を発信する会社へ
移行しつつあると言いたかったのだろう?!

確かに“廃棄物処理”を事業とする会社というだけではなく、
その企業戦略であり事業展開は、さまざまな意味で
今後の“企業の在り方”が見えてくる会社なのかもしれない。
中島流の表現では“文化資本経営”の実践の会社であり、
多くの企業が学ぶことの多い会社であることは間違いない。

その時の石坂社長の話では、海外からの採用の応募だけでも
500人を超えるほどになったという。
(なんと!?)
ということから中島流の表現では、
石坂産業は、モノからコトを売る会社になりつつあるというより
「意味を売る会社」になったということ。

【“意味を売る会社”とは…未来に存在価値を発揮する会社】

それまでの石坂産業は、あくまで廃棄物を受け取り処理する会社。
ところが2002年以降は、地域における“石坂産業”の存在理由を考え、
もがきながらもその在り方と技術力も磨き、
どう貢献していけば“意味ある会社”になれるかを追求した。

そして地域のことも考え、地球のことも考え、
日本の今後のことも考え、廃棄物処理の視点から考えられる
新たな企業の在り方を追求する会社へ。
結果としてさまざまな企業を対象に
“モノを売る(処理する)”会社から、
これまでのノウハウを活かし“コトを売る”会社となり、
結果として“意味を売る”会社になろうとしているのだ。

モノでもなく、コトでもなく、
「意味を売るビジネス」が伝わっただろうか。
“文化資本経営”を突き詰めると、「意味を売るビジネス」に
いつの間にか移行するのかも知れない。

もしかしたら中島流の“経営コンサルティング”という仕事も
“意味を売っている”のかもしれないが…

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“石坂産業”視察訪問

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