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05/25
2015

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組織のコンディショニング

・筋肉に弾力がある。
・姿勢が美しい。
・正常な体温。
・肌(皮膚)がきれい。

これらは、コンディショニングトレーナーの
有吉与志恵(ありよし・よしえ)氏が提唱する
「有吉与志恵メソッド」の中にある
「コンディショニング10か条」の一部。

“やわらかい(弾力のある)筋肉”こそ、
最高のパフォーマンスに必要だという有吉与志恵氏は、
多くの著名なアスリートたちに
身体のコンディショニング(調節)指導を行い、
書籍やメディアにも多く登場している。

先日、そんな有吉氏とお会いし、
お話を聞く機会があった。

実際にその場で裸足になってまっすぐ立ってみると、
小指が内側に向いていたり、
左右のバランスが整っていなかったりする。

これを簡単な動作や運動によって
コンディショニングしていくことで、
その後の筋トレやスポーツに万全の体調で臨むことができるのだ。

もしかすると、このことはビジネスにも
同じことが言えるのかもしれない。

仕事に追われがちな日々の中では、
ついつい目の前の仕事を優先して行いがちだ。

しかし、仕事で最高のパフォーマンスを発揮するためには、
会社の組織自体がいいバランスであることが
条件なのかもしれないのだ。

そこで、会社における
“コンディショニング”とは何か。

ここで思い浮かんだのが、
私の会社で週一で行っている「朝会議」や、
月一で行っている「MB(Make Better)セミナー」、
年2回行っている「V&T(Vision & Tomorrow)プレゼンテーション」
などのミーティングやセミナー(他にもあるかも!?)。

ここでは、それぞれ自分以外の仕事内容や問題点を
発信・共有し、会社の価値観やベクトルの確認などを通して
組織全体の意識を同じ方向へ向かせることを目的としている。

このように、自分の目の前の課題だけでなく、
これらの情報交換や意見を発信する場としての
ミーティングやセミナーを定期的に繰り返し行う。

そうすることで、スタッフそれぞれに能動性が出てきて、
組織としてのバランスも整えられ、活性化につながる。
これこそが、組織にとってのコンディショニングとなるのだ。

つまり、ビジネスにおいて、
ただ目の前の仕事をこなすことだけに時間を使うのではない。
“身体”ともいえる組織全体の意識をケアすることで、
その後の結果にも大きく影響するということなのだ。

時代が移り変わるのと同時に、
ビジネスのやり方も多種多様に変化している今日。

それらに対応していくためには、
組織のコンディショニングが行われていないと、
いざというときに対応できない。

やはり、身体だけでなくビジネスにも
コンディショニングは大切ということだ。

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定期的なコンディショニングが大切!

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組織にも“調節”を!

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