02/27
2017
“STEM教育”が熱い!
私たちのオフィスの近くにある、東京理科大。
まさにいま、この東京理科大でも行われている“STEM教育”が
熱い注目を浴びているのだとか。
“STEM教育”のSTEMとは、
Science(科学)、Technology(技術)、
Engineering(工学)、Mathematics(数学)
の頭文字をとった、科学、数学領域に重点をおいた教育のこと。
ではなぜ“STEM教育”が注目を浴びているのだろうか?
AIやAR、VRにドローンや3Dプリンター、匂いセンサー、
IoTやロボット技術、ゲノム編集、ブロックチェーンなどなど…。
このところ、さまざまな新しいテクノロジーの名前を
あらゆるメディアで耳にする機会が増えた。
そしてそれらはいずれも、
医療やコミュニケーション、住まい方や街のあり方、
交通、流通に農業にお金…といった、
私たちの暮らしの構成要素の「あたりまえ」を
一変する可能性が大いにあるテクノロジーなのだ。
たとえば農業。作物に虫害が発生した際、
従来では畑全体に農薬散布をするしかなかった。
だが、最近では被害が発生している箇所を検出し、
そこへドローンが飛んで行ってピンポイントで
農薬を散布する技術が実用化されつつあるという。
他には、たとえば交通。最近では、LINEでタクシーを呼べ、
呼んだタクシーがいまどこを走っているか、
リアルタイムで分かるサービスが展開されているのだとか。
このように、先端の科学技術が私たちのあたりまえを
さまざまなシーンで変えようとしている。
そのため、科学技術の重要性を理解しているアメリカにおいては
“STEM教育”が数年前から注力されており、
日本も少し遅れてではあるが、その風潮が強まっているのだ。
そして、それは私たちにとっても他人事ではない。
これら最新のテクノロジーが私たちのビジネスに及ぼす影響は極めて大きく、
“STEM教育”を受けて社会に出てくる人材が
活躍する場も広がっていくことは間違いない。
だからこそ、日々の事業に確実に影響してくるであろう
それらの新しい潮流をただ待つのではなく、
経営者・ビジネスマンの視点からしっかりと捉え、
先手をとって対策をしておく必要があるのだ。
そう、新しい流れに対して守りの姿勢で待つのではなく、
あえてこちらから、攻めの姿勢で仕掛ける!
この姿勢こそ、時代の変化に対応できる一番の理由となるだろう!