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はなまるア・ラ・カルト

08/28
2023

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ジェネレーティブAIの“ゲームチェンジャー”としての 可能性?! 伊藤穰一著の『AI DRIVEN』から

今後のChatGPTであり、“ジェネレーティブAI”の
可能性とその活かし方を研究しようとしているタイミングで
手にした書籍が伊藤穰一著の『AI DRIVEN』。
フルのタイトルは『AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方』。

うんうん、この『AI DRIVEN(ドリブン)』というタイトルがいい。
私の解釈は“AI駆動による私たちの未来”てなところ。
そしてあるサイトのこの書籍の内容紹介に書かれていた文章がこれ。

「ジェネレーティブAIは、面倒な仕事やチームワーク、
マネジメントや組織のあり方を一瞬で劇的に効率化できるツール。
個人の働き方・生き方はもとより、会社組織や教育、文化などあらゆる領域に
大きな影響を及ぼしていくことは間違いありません。
ツールとしてのジェネレーティブAIを、うまく使えるようになった人から
大きく飛躍していく時代は、もう始まっています。
新時代を生き抜くリテラシー、「AI DRIVEN」な働き方・生き方を習得し、
活躍のチャンスを手にするための1冊!」

「ツールとしてのジェネレーティブAIを、
うまく使えるようになった人から大きく飛躍していく時代」だって。
お〜そこまではっきり言ってしまうんだ。

米国ガートナー社が、2022年の“戦略的テクノロジーのトップ・トレンド”で、
注目すべきキーワードとして挙げたのが「ジェネレーティブAI」。
“コンテンツやモノについてデータから学習し、
それを使用して創造的かつ現実的な、
まったく新しいアウトプットを生み出す機械学習手法”と定義。
この“ジェネレーティブAI”をはじめ、これまでのAI技術では扱えなかった
“AI未踏の領域”に踏み出した技術が、現在注目を集めているわけだ。

【私たちのビジネスの“ゲームチェンジャー”となるのか?!】

私たち人間からオーダーを受けて、テキストであり画像を生成し、
動画をも生成するジェネレーティブAI。
このジェネレーティブAIの機能が今まさに、私たちの仕事から生活に関わる
あらゆる領域において、“ゲームチェンジャー”となりつつあるという。

ゲームチェンジャーとは流れを一気に大きく変えてしまう人や出来事のこと。
当然ある程度の時間は必要とするが、このジェネレーティブAIは
そのくらいの存在だということ。

ということは、これまでの当たり前だった作業工程であり、
創造性のない手間のかかる時間が圧縮できるということ。
私たちは時間と労力のかかる作業から、解放される可能性が高い。
どのくらい私たちの日々のビジネスに影響を与えてくれるのだろう。

【ジェネレーティブAIの使い道はさまざまな分野に拡がっている!】

改めてジェネレーティブAIの使い道を考えてみよう。
→散漫な情報をまとめる
→テキストを定型通りに作成する
→何かを機械的に変換する
→言葉を書き換える、置き換える
→テーマに沿った資料を集める
→テキストや画像の下書き、たたき台を作成する
→タイトルやキャッチコピーを作成する
まずはこれらの作業は私たちのリストから消えていくはず

これからの私たち人間の仕事は、着想することと、いろいろな選択肢をもとに、より優れたアイデアに磨き上げていくことが主となり、
着想を具現化するための“実作業”は
ジェネレーティブAIの仕事になっていくという筋書き。
時間と労力のかかる作業から、私たちは解放されるということ。

私も時々ブレスト相手として利用しているわけだが、
まずは目的に沿った基本的なアイデアを出してもらい、
さらにアイデアを練り上げるための投げかけをして、
壁打ち相手とすることも有効な使い道の一つだろう。
最初からベストな生成物を出せると言うよりは、
AIが弾き出した原案をもとにベターな積み重ねにより
最終形態へと練り上げていくイメージ。

これらジェネレーティブAIのプラットフォームを活用し、
新たな機能を付加することで、より多くのビジネスシーンで
活用されようとしているわけだ。
まだまだ、その可能性が拡がっているのは間違いない。

ということで、これまでの私たちビジネスの
“ゲームチェンジャー”となり得る可能性は高い!

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今後のChatGPTのあり方は…!?

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