09/16
2014
憤りおじさん、セイージ出現
電車に乗っていても、カフェに立ち寄っても、
バーに飲みに行っても、気になる! 気になる! 気になるのだ!
この頃、街で見かけるおじさんやおばさんの
振る舞いに憤りを覚えることがとにかく多い。
とあるカフェでのこと。
私は一番奥の静かな席で仕事をしていた。
隣には70歳前後の2人組が向かい合って座っていたのだが、
なんと2人共隣の席に荷物を置いているのだ。
おまけに、コーヒーを飲み終わると、
カップやゴミの乗ったトレイを隣の席のテーブルに置く始末!
しかも、店内が混んできてもまったく片付けようとしないのだ!
その2人の非常識な行動にイライラしてしまい、
私はちっとも落ち着いて仕事ができない。
あんた方、何考えてんだ!
…とそんな言葉が喉まで出かかったが、
その時はぐっと堪えて我慢我慢
(この頃少し抑えることを覚えた)。
そして今度は、とあるバーでのこと。
今日はゆっくりワインでも…と思ったのだが、
店内にはおしゃべりなおばさんが。
まぁそれだけならまだいいのだが、
なんと私の話に割り込んでくるのだ!
そしてあたかも分かったかのような口ぶりで、
「今の世の中こうだから」などと勝手に結論を出す。
ムカ~~!!
どうやら話を聞いていると、とある大手企業に定年まで勤め、
今はパート(?)としてまた働いているらしいのだが…。
終始、会社のどうしようもない悪口ばかり!
労働環境への不満ならよくある話だろう。
でも、解決しようのない根本的な部分に対して
悪口ばかり言っておいて、給料はもらうのか! と、
私の怒りはヒートアップ。
よく「最近の若いやつは…」なんて言うが、
マナーが悪いのは何も若い人たちだけではない。
まさに“老害”! 本来、老害とは高齢者がいて
若い人が力を発揮することを妨げる状態を指すが、
謙虚さのない厚顔無恥なおじさん・おばさんも“老害”だ!!
ある程度の知識や経験があり、年を重ねたことで、
自分の考え方が一般論だと思い込み、
羞恥心のない勝手な発言や振る舞いを
するようになるのだろう(私も気をつけねば…)。
2020年には東京オリンピックが開催される。
世界に向け、街のきれいさだけでなく
思いやりと人間性に優れた日本を
プレゼンテーションしていかなくてはならない。
そうでないと、若い世代にもその価値観を
伝えられないではないか!(もっと民度を上げなければ!)
いくつになっても客観性と謙虚な姿勢を持ち、
学びながら生きていきたいものだ。
…それにしても、このところ周囲の
あらゆることが気になるのは、
私も年を取ったから…!?