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2014
OMGホールディングスの“仕事道育み力”
先日、OMGホールディングスの代表取締役社長、
大平雄伸(おおひら たかのぶ)氏と
お話する機会があった。
3業態を展開するOMGホールディングスは、
フランチャイズも含めると
整骨院事業で91店舗、
リラクゼーションサロンを65店舗、
デイサービスなどの介護事業で175店舗を経営している。
それぞれの店舗で働く従業員は、
パート・アルバイトも含めれば
グループ合計で約1900名。
創業24年にしてこれだけの規模であるから、
採用活動にもかなり力を入れているという。
しかし、大平氏が一番大切にしているのは、
採用のその先の「人づくり」。
OMGホールディングスでは、教育の二つの柱として
「専門家としてプロフェッショナルになること」、
「一人の人として人間力をあげていくこと」を掲げている。
これに従って新人教育を行うのはもちろんのこと、
全国に広がる各店舗でも徹底するために、
エリアごとにマネジメントのトップの他に
技術や人間力を高める教育のトップを
必ず置いているという。
人間力を高めることで、従業員の仕事と人生をも
より充実したものにしていく。
それは組織力のアップに繋がり、
さらには社会貢献の度合いにも繋がっていくのだ。
そういえば、収録の後たまたまお会いした
「駒形どぜう」の六代目当主、越後屋助七こと渡辺孝之氏も、
代々の継承において、一番大切なのは教育だと断言されていた。
駒形どぜうでは、
毎朝40人ほどのスタッフをホールに集め、
老舗としてそのサービスの在り方を確認するのだそうだ。
「一に人、二にモノ(商品)、三に金」とのことで、
200年続く老舗でも、人づくりはこれほど徹底されているのだ。
いや、徹底した人づくりを継続しているからこそ
老舗になったというほうが正しいのかもしれない。
私も常々、仕事道とは
「育み力」=人づくりをする力だと唱えている。
人づくりをいかに徹底していくかが、
組織の質であり、会社の質を決定するといっても
過言ではないだろう。
組織として良い方向に向かうこと、
そしてそれを継続すること、
さらにそれらの力を社会に役立てていくためには、
“仕事道育み力”が欠かせないのだ!
そのOMGホールディングス大平社長の
“育み力”について聴けるBUSINESS LAB.は、
Inter FMにて11月16日・23日の日曜朝6:00から放送予定!
事業のこと、人づくりのこと、
たっぷりとお話を聴くことができる良い機会だ。
ぜひぜひ聞いていただきたい!