02/29
2016
鍵山流キュレ―ション「一日一話」のおすすめ
私の携帯には、毎日『鍵山秀三郎の一日一話』がメール
マガジンとして配信されてくる。
これは鍵山相談役の書籍から抜粋され、メルマガとして
多くの人たちに送信しているものなのだが、この「一日
一話」がついに韓国版でも出版されたという! これで
海外二ヵ国目ということだ。既にイタリアでも出版され、
世界規模でその考え方や価値観が評価されているなんて、
さすがの鍵山相談役である!
私も毎日、目にしている「一日一話」。(実はスルーする
ことも多いのだが…)
開始からもう4年ほど経つだろうか…。てことは、同じ
話がもう4周目になるかもしれない。なのに見るたびに、
新鮮だったり、気づきをもらえるのだ。
ここで、このところの「一日一話」を紹介しよう。
その日に書かれていたのは、職場環境の維持を改善する
スローガン「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」
についてのお話。
この「5S」を鍵山流に解釈すると…(鍵山相談役も誰か
に教わったようだ)
1、整理→分別すること
2、整頓→明示すること
3、清掃→行動すること(清掃即行動)
4、清潔→上記の3つを維持すること
5、しつけ→習慣にすること
なのだという。
1と2は仕事の効率を、3と4は仕事の質を向上させる。
そしてそれらを5の習慣にして徹底させる…というよう
な内容。すなわち、よく知られた「5S」を、鍵山流の新
しい解釈として紹介しているのだ。
また別の日には、「一切の不幸せは、貧しさや不足から
生ずるのはない。あり余るところから生ずるのだ」とい
うトルストイの『戦争と平和』の一節をあげて、現代に
生きる人々が不幸なのは、その有り余る豊かさに感謝の
念が足りないからなのでは、と述べている。
このようにメルマガの2日分だけを紹介しても、いろい
ろな気づきがあるわけで…。
最近のインターネット用語では、情報を収集・整理し、
新たな価値を与えて共有することを“キュレ―ション”
という。そしてこの「一日一話」は、まさに鍵山相談役
の視点での“キュレ―ション”と言えるのではないだろうか。
鍵山相談役自らが自身の価値観をもって、情報を集め、
整理整頓する。そしてそれを今の時代だからこその新た
な価値や意味を付与して、発信しているのが“鍵山流キ
ュレ―ション”の「一日一話」なのだ。
このように、選ばれし人にあるひとつの価値観をもって
選ばれたものが、私たちのビジネス、そして日々の送り
方の良いヒントとなってくれるのは間違いないだろう。
“鍵山流キュレ―ション”の「一日一話」を是非あなた
も読んでみてはいかがだろうか。
※「日本を美しくする会」のホームページで鍵山秀三郎
氏の“一日一話”をメールマガジンとして受け取ること
ができます。
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