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はなまるア・ラ・カルト

03/22
2016

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志BARを高く掲げる

BARと聞けば、「酒場」を思い浮かべる方が
多いのではないだろうか?
今回は、BARはBARでも高跳びで使用する方のバー、
つまり志の「高さ」についてのお話。
(語源としては同じ横木を指すのだが…。)

なぜ志を高く掲げなければいけないのか、
その必要性について中島流に解説したい。

私が昨年3月から活動を続けてきた、
十勝でのワインヴァレー構想。
北海道芽室町でぶどうを植え、
ワインを醸造し、地域の産物から加工品をつくって
里山の活性化を図るという計画だ。

そのワインヴァレー構想の中心となる
オフィスが芽室町に完成したので、
先日オープニングパーティーを開催してきた。
(小さなオフィスではありますが。)

今後の計画の確認も兼ねて、
ご協力いただいている方々15人ほどに
集まってもらったのだ。

メンバーは、料理人やワイナリー関係者、
シニア野菜ソムリエ、
そしてぶどうを植えてくださる農家の方々。

今年は芽室町に4500本のぶどうの苗を植える予定で、
すでに7軒の農家の方々が計画を立ててくださっているのだ。

ワインづくりには当然ながら醸造のプロの方が必要で、
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所で
活躍されていた方にもご協力いただいている。

私が活動を始めてから、
まだ1年しか経っていないにも関わらず、
計画はここまで進展したのだ。

これだけあらゆることが前進した理由…
それは、タイトルにある通り
「志BARを高く掲げた」から。

志とは本来目に見えないものだが、
それを走り高跳びに例えて可視化できるものとしたら、
面白く分かりやすく考えることができる。

まずは、その志BARを目標よりも高く掲げてみよう。
より高い志を持つことで、
本来クリアしたかったバーのみならず、
より高いレベルにたどり着くことができるのだ。

少し前にビジ達でご紹介した
「自分が燃えていなければ、
人の心に火を灯すことはできない」
でもお伝えしたとおり、
高いバーを目指して熱く燃えている人こそ、
周りの方々をも燃えさせるのだ。
だからこそ、本来の目的により近い実現を可能にする。

例えば、プラスチックごみを石油燃料に変換する
小型油化装置を開発した、株式会社ブレスト。
これにより、多くの協力者も得ることとなったのだ。

耕作放棄地の再生ビジネスを展開している、
株式会社マイファーム。
まさに今の社会問題に取り組んでおり、
それらを解決しようとする事業展開は多くの協力者を得て、
上手く進展しているという。

実は吉田松陰も「志BAR」と同じような言葉を残しているのだ。
「志を立ててもって 万事の源となす」
何を始めるにも志がまず大切、ということ。
志が高かった門下生たちが、
その後維新の志士として活躍し、
近代日本の政治や経済に大きな影響を与えることとなったのだ。

結果、志BARを高く掲げることが、
色々な相乗効果を起こしながら前進できる理由となる。
本気で大きなことに挑戦したいと思うなら、
自分の思う志よりもさらに高い目標を定めることが重要なのだ。

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オープニングパーティーの様子

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ワインの話も

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真剣に耳を傾ける皆様

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懇談会にもなった?

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志BARを高く掲げよ!

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