08/08
2016
“ボディブロー仕事術”5つのタスク
前回のビジ達で登場した
“ボディブロー仕事術”のつづきなのだが…
一応、話の流れをおさらいしておこう。
ボクシングを知っている人ならば、
お分かりだろうが、「ボディブロー」とは
腹部に打ち込むパンチのこと。
これは倒すためのパンチではなく、
相手の戦力を消耗させるパンチだ。
長丁場になる試合では、いかに早い段階から
このボディ攻めをしているかが
勝負の分かれ目となる。
仕事においても、長丁場には長丁場の
展開の仕方がある。
そこで私が新しく提唱したのが
“ボディブロー仕事術”なのだ。
さて、では今回は、日々の仕事の中で、
どんなボディブローを打っていけばいいのか。
そこで5つのタスクを設けてみた。
<“ボディブロー仕事術”5つのタスク>
1,「ナレッジブロー」
自分がどんな知識を得たいのか、
それにはどうやってその知識を
増やしていくべきかを考えること。
良質な読書や視察研修、
セミナーへの積極的な参加もそうだ。
(もちろん、私のセミナーへの参加も…)
2,「スキル・ノウハウブロー」
何かを研究し、追求していくことにより
スキル・ノウハウは蓄積されていくもの。
私にとってはこのビジ達の継続も、
コンテンツを創り出す力やそこから
どう展開していくかの
スキルやノウハウの蓄積のブローなのだ。
3,「人的ネットブロー」
会社の内外に関わらず、きちんとした
信頼関係を築き、
人間関係を構築していくこと。
それが出来てこそ、そのネットワークは、
“人脈”といえるものへと変化していく。
4,「ヒューマンセンスブロー」
これはつまり人間力を磨くってこと。
トラブルの処理や新たなことにチャレンジするなど、
ときには自身にストレスをかけることも磨くコツなのだ。
5,「フィットネスブロー」
身体と心の健康のためのフィットネスをすること。
やっぱりフィジカルは鍛えないとねぇ~。
ストレス発散のための時間を設けることも大切なのだ。
以上が中島流“ボディブロー仕事術”の5つのタスクだ。
そして、このタスクは習慣にすることが大切。
二宮尊徳の言葉である「積小為大」や
『7つの習慣』の「成功者たちの共通点は、
成功していない人たちが
嫌がることを実行に移す習慣を
身につけているということである。」
もまさにそういうことを語ってくれているのだ。
私たちの仕事も、人生も長丁場。
だからこそ、一見地味だが、
後半で必ず効いてくるボディブローを
人生にも仕事にも打ち続けていきたいものだ。