07/23
2018
玉虫色の結論!?
こ、これが“タマムシ”。
うんうん、美しい。
だから飛鳥時代に「玉虫厨子」にその翅(はね)を
使われることになるわけね。
この昆虫が“タマムシ”と知るや否や、
頭に浮かんだのは「玉虫厨子」。
約1200年前にタマムシの翅を色ごとに選別し、
約2ミリ四方にカットして
厨子の蒔絵(まきえ)に用いたという。
ご存じのように「玉虫厨子」は国宝として
法隆寺に展示されているわけで、
この鮮やかな緑であり、青色に輝く美しさを見ていると
何かに活かしたくなるのもわからないでもない。
実は、私と“タマムシ”の出会いはこれが初めて。
(たぶんだが…)
ある親子が先に、大きな切り株の上にいた
“タマムシ”に注目していたのだ。
たぶん、この親子にとってもレアな場面だったこともあり、
かなり親子であれこれ見入っていた。
連日30度超え、いや35度なんてときに、
高尾山にチャレンジしたから
レアな“タマムシ”に出会えたのでは!?
見方を変えれば、“タマムシ”が高尾山の
稲荷山コースでご褒美として待っていてくれたのではないか。
(そんなことはないと思うが…)
そこでビジ達流学び。どんな状況であれ、
常に“自分の可能性を追求する”姿勢が
いろんな出会いや気付きをもたらしてくれる。
人生100年時代の「Myアセットマネジメント」無形の資産づくり。
すなわち、人的ネットワークをつくるのも
さまざまな知識やノウハウを多くするのも
自分のキャパシティを大きくするのもすべて
“自分の可能性追求”の中にあるのだ。
まだまだ、自分の可能性を信じて、
あれこれチャレンジしなくては。
それにしても、美しいタマムシとの出会いは
それまでの暑さとの格闘を一挙に癒やしてくれた。
常にチャレンジする人にも、
たまたま登って出会った人にも、
稲荷山コースの7合目は
清涼感あるひとときを演出してくれていた。
これが、高尾山のキャパシティ。
うんうん、これぞ玉虫色の結論!?