12/17
2018
募金箱へ50万円は、徳力!
ある日店頭の災害募金箱に50万円もが入れられ、
次の日には30万円が…
スゴ〜い!そんなことってあるんだ。
えっ、50万円の札束を募金箱にどう入れたのか?
という話ではなく…
なぜ、ショッピングモールの募金箱に
これだけの大金を入れようとしたのか?
これは愛知県津島市にある「義津屋」のショッピングモールでのこと。
義津屋はこの地で商売を始めてから86年。
今やこの地域を中心に25店舗のショッピングモールであり、
スーパーマーケットを展開している。
それにしてもである。
テレビでも「ドラえもん募金」等をやってたり、
いろいろな金融機関でも災害時の募金活動はやっていて
その募金の方法は数多ある。
なのにその人は、敢えて義津屋の店頭に大金を抱え持ってきたのか⁈
ふっふっふっ、これが義津屋の「徳力(とくりょく)」!
“義津屋さん”なら間違いなく、このお金を災害地にいい活かし方をしてくれる。
だから敢えて…ということ。
義津屋には1959年の伊勢湾台風の時も諸手を挙げて
地域の再起に協力したという実績があり、
地元では長くお世話になっている人は「ヨシヅヤさん」
と“さん”付けで呼んでいるという。
これまでの地域での実績こそが、義津屋のブランドであり「徳力」をつくりあげているのだ。
この「徳力」こそが、地方のショッピングモールであっても
今もお客様から選ばれ続けている理由だということ。
儒教的にいえば“徳”とはいわゆる五徳であり人間力のこと。
企業にもその姿勢や活動により“徳”が形成されるのだ。
義津屋店頭での50万円もの募金を理解していただけただろうか。
ちなみに「徳力」とは社会性あるブランド力のことであり、
このところセミナーでも語っている私の造語なのだ。
辞書にはまだ乗ってないが、言い得た表現だと自負している。
そして、そろそろ私自身の「徳力」を付けなければ…σ(^_^;)
さて、この5百円をどこに寄付しようか⁈