
07/08
2019

川野先生、「心幹」を鍛えるって⁈
→情報にあふれた現代社会においては、
日増しに増大するストレスとどのように向き合ってゆけばよいか。
→いま、日本の若者層における自己肯定感の低下が
大きな問題に…
→最大のテーマは「他者への思いやりと共感性」であり、
そのためにまず養うべきなのが…
→では、健全な「自己愛」を育むにはどうすればいいか。
ということで、今回の“サマーカレッジ”のテーマは
「心幹を鍛える」。
やっぱり経営者は心幹がしっかりしていないと
取り巻く多くのトラブルや課題に対して
冷静に対処することはできないということ。
今回の多くの参加者が、川野泰周先生が発信する
「マインドフルネス」に共感していた。
こんなに混沌とした時代だからこそ、
まずは“自分”というものをどう制御するかということ。
そこで自分の呼吸に注意を向けるという川野流坐禅。
(いや臨済宗建長寺派の坐禅⁈)
今回はこの坐禅をみんなで体験し、
自分との相性と可能性を感じてみたわけ。
すると多くの参加者がこの坐禅に共感し、
何かを感じとったという。
いかに私たちが普段、自分自身と向き合っていないか
ということでもある。
川野先生曰く、
まず養うべきなのが
“自分自身への慈悲の心(セルフ・コンパッション)”だと。
すなわち「自分自身を愛すること」の大切さを理解し、
これを涵養していくことだというのだ。
分かったようで分からないが、
最後にアタマに残ったキーワードが「看脚下」。
禅語である。
まずは自分の足下を見よということ。
この坐禅を小さく続けていくことで、
私たちも、次第に分かってくるのかもしれない。
いや、分からないかもしれないが…