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09/17
2019

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まさにニュータイプの時代の「佰食屋」

今注目の「佰食屋」をご存知だろうか?
国産牛ステーキ丼専門店なわけだが…
100食限定のランチのみのお店。

すなわち、100食目の終了と同時に店を閉めるということ。
ランチだけのお店は聞いたことはあるが
100食限定とは⁈

とはいえ、ランチだけで100食売り切るには
リピーターがいる人気店にならないと実現できないはず。
かなりの商品力があり、いい対応をしない限り難しいのだ。

そして、人気店になってくると120食を目指してとか
お店を大きくしてとか、当然次なる目標を持ちたくなる。
これがこれまでの当たり前の経営者像。

ところが、このお店の経営者である中村朱美さんが
たどり着いたのは…
終わりのない“業績至上主義”からの解放。

朝、9時半から整理券を配布するが、
お店の営業時間は11時から14時半までの
わずか3時間半。

「従業員が働きやすい会社」と
「会社として成り立つ経営」の両立を目指している。

だから1日100食と売り上げの上限を決めたように、
自分たちの収入にも上限を設けたのだ。

中村さんは
「事業成長には興味はありません。
それよりももっと、穏やかな幸せ、
穏やかな成功を求めています」と。

さてここで…

お店を経営する中村さんは今年で35歳。
まさにバリバリ(この表現はないかも)のミレニアル世代であり、
その発想も“ニュータイプ”といえる価値観。

「もう“頑張れ”なんて言いたくない。
“仕組み”で幸せにしたい」という。
経済至上主義の時代の経営者たちとも違うし、
私の知っている経営者たちともかなり違う。

人の価値観は生まれ育った時代背景から育まれてゆき、
その“ニュータイプ”の人たちの試行錯誤により、
次なる新しい時代を創っていくということ。
(だからパラダイムシフトが起きるわけ)

まずは京都に行きその「佰食屋」を体感して来なければ。

時代の変わり目はお店では見えないだろうが、
何か新しさを感じられるはず。
10月のビジ達でのレポートをお楽しみに!

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10月のビジ達でのレポートをお楽しみに!

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