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12/16
2019

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“挑めばチャンス”と「リスク回避力」の関係

「挑めばチャンス、逃げればピンチ」

これはアサヒビール再建の立役者、
樋口廣太郎氏の著作のタイトル。

この本が出版されたのが2001年。
そのすぐ後くらいに樋口さんに情報誌の取材を受けてもらい、
住友銀行から来た樋口さんがさまざまな逆境の中、
社長としてそれまでの常識ではあり得ない“挑み”を実践し
アサヒビールの今があることを伺ったのだ。

「前例がない、だからやる!」
こんな話を聴いているだけで、
今どきの池井戸潤氏のドラマの筋書きのようでワクワクした記憶がある。

まさに樋口廣太郎氏は「挑めばチャンス、逃げればピンチ」を
実践してきた人ということ。

私はその取材以来、このフレーズをセミナーや講演会ではもちろん
この“ビジ達”でも何度も発信させてもらっているわけだ。
(もちろん私自身も常にチャレンジを心がけてきたつもりだ)

さて、樋口さんが活躍していた時代とは
そのビジネス環境は大きく変わってきているわけだが、
それでもこの「挑めばチャンス」は重要なキーワードなのでは?

“VUCAの時代”と言われる不安定で不確実で、曖昧な時代
だからこそ「挑む」ことに意味があると思えるのだ。

やっぱり挑めばチャンスは巡ってくる。
挑まなければ、結果としてチャンスが来ないだけでなく、
世の中の動きも掴むことが出来ず、
ビジネスを取り巻く環境も悪化していくということ。

しばらく前に「リスク回避力」というキーワードを発信し、
今後はこの力が大切になってくると言ってきた。
いろいろチャレンジして、大小さまざまな成功や失敗を経験するから
“リスク回避力”も身につき、新たなチャレンジがしやすい体質となると。

すなわち、“リスク回避力”を身につけることが、
“チャレンジ力”もアップするのだ。

これまでなら現役を退く年頃と私もなったわけだが、
なぜか、次なるチャレンジをしたくてたまらないのだ。

もしかしたら、これまでの失敗の積み重ねで
“リスク回避力”が身についたからなのかもしれない。
ふっふっふっふ…

“逃げればピンチ”となるなら、ここはやっぱり挑む!?

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アサヒビール再建の立役者、 樋口廣太郎氏

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リスク回避力とは?

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リスクを取るほど成長する!

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