
01/06
2020

「ひとつ拾えば ひとつだけきれいになる」ということ
「ひとつ拾えば ひとつだけきれいになる」
私の思いを込めた言葉です。
大切なことは、一歩を踏み出す勇気。
一歩を踏み出さなければ、前に進むことができません。
具体的には、足元のゴミを拾う実践から始めることです。
ゴミを拾う人は、不思議とゴミを捨てないものです。
足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか。
↓ ↓ ↓
これは2020年元旦の“鍵山秀三郎一日一話”。
毎年元旦には、この一日一話を目にし
繰り返し読むわけだが…
「ひとつだけきれいになる」
確かにひとつ拾えば、ひとつだけきれいになるわけだが、
同時に、何が変わるというのだろう。
“一歩を踏み出す勇気”とは!?
ゴミをひとつ拾うだけで自分の中の何が
それまでとは違うというのだ。
人として気付ける人になるのだろうか。
決断でき実行できる人になるのだろうか。
さて、2020年夏、東京五輪が開催されるわけだが、
残念ながらまだまだ日本が、東京がきれいだとは思えない。
毎朝のように街中のゴミ拾いをしているのに
次の日には同じくらいのタバコの吸殻が拾えるだ。
新宿の歌舞伎町だけでなく、東京のどの街でも
一晩の夜を過ごすだけでゴミはたくさん捨てられている。
東京で過ごす半分の人でいいから
夏までにひとつゴミを拾うだけで、
東京はすごくきれいな街になるんだろうなぁ~。
鍵山相談役の言う通りなら…
もしかしたら、東京の街がきれいになるだけでなく
もっと何かが変わるかもしれない。
日本が抱える少子高齢化の問題も…
停滞する経済であり生産性の問題も…
格差社会の問題や環境問題も…
だれかに頼らなくても
日本のみんながゴミをひとつ拾うだけで…