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08/09
2021

moba

アルケッチァーノ奥田シェフ、経営者の施策と決断!!

「昨年の最初の緊急事態宣言で都内の直営店もプロデュース店も
全てを休業することにしたものですから…

“東京ゴースト アルケッチァーノ”と銘打ち
フルコースの宅配便を都内10区に展開したんですよ。
これが結構評判でしたね。

そして次なる展開として、
特製のピッツァ マルゲリータも通販展開することに。
この冷凍ピッツァの“メーカー発想”がよかったですね」

こんな風に矢継ぎ早に話してくれたのは
あのアルケッチァーノのオーナーシェフ、奥田政行さんだ。
先日のBUSINESS TODAYのゲスト収録でのこと。

そして、このピッツァが何と4万枚を超えるほど売れた。
これらが奏功したお陰でスタッフの給料もしっかり払えだのだという。
(飲食店にとって、生死が問われるこのパンデミックにあって
素晴らしい取り組みである)

何と言ってもこの非常事態にあって重要なのは、迅速な行動と
既存のバリュー(強み)を活かしての新たな対抗施策である。
奥田シェフは、この事態をその長期化の可能性も含め
しっかり受け止め、対抗策を取ったということ。

これができたのも
10年前の東日本大震災の経験があったからだとも言っていた。

まさにこれまでの経験も活かされ、
経営者としての裁量の質が問われるときなのだ。

実はこのパンデミックが無くても、デジタル化オンライン化であり、
働き方改革などでビジネス環境を変えざる得ない時だった。
そこにこのタイミングでの“新型コロナウィルス”の出現となったのだ。

経営者には、常にこんな裁量が求められるということを
教えてくれていたのかもしれない。

ちなみに奥田シェフは、このコロナ禍の2020年7月に
銀座のど真ん中にイタリアン(?)の寿司店をオープンした。
(えっ!?イタリアンのお寿司!?と思う人も多いだろう)
醤油の代わりに塩とオリーブオイルでいただく“オイル寿し”だという。

その店名は『織音寿し(おりおんずし)』と聞いたが…
果たして、奥田オーナーシェフにとって、
どんな可能性を秘めた次なる展開なのか!?

こりゃ、その“オイル寿し”を体験してくるしかないでしょう!?
(そのレポートをお楽しみに!!)

moba

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