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10/11
2021

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『レアンドロのプール』の非日常が求められる⁉︎

私が着けてるのは、
シュノーケルじゃなくコロナ対策用のマスク。
(そのくらい分かるか⁈)

さて、ここは金沢の“21美(21世紀美術館)”の大人気の
『レアンドロのプール』。
すでにこの不思議なプール体験をした人も多いはず。

今や、このプールの中に入るには、登録しての順番待ち。
そして滞在時間は5分とされている。
このコロナ禍により人数制限してることもあるからだろうが、
とにかく人気のようだ。

みなさん自撮り含め、まずはスマホを構える
『レアンドロのプール』。
私も仲間がいないことから自撮りとなってしまうわけだが…

それでもプール内から手を振ると、
上から下を覗いている人が手を振ってくれる。
プールの水の下に人がいるという独創的なアイデアは、
オープン当初から話題だったという。

水の揺らぎで、上から見下ろす人と、
下から見上げる人のお互いの顔がぼやけてしまうことで
安心感が生まれ、つい手を振ってくれるのだろう。

これも“レアンドロ”の狙いだったのだろうか⁈
『レアンドロのプール』の作者レアンドロ・エルリッヒは
アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点に活躍するアーティスト。

ローマ現代美術館やMoMA PS1など世界有数の美術館でも個展を開催。
森美術館で開催された「レアンドロ・エルリッヒ展」では、
延べ61万人を動員したという。

彼の作品には、ある種の驚きがあり、
私たちの日常に“非日常な体験”を与えてくれる。
そう、こんな爽やかな“非日常”が求められる時代背景だってこと。

社会の成熟化は、“モノを求める”から“コトを求める”へ移った。
それも“非日常な体験”が求められているわけだ。
あれっ⁈これって20年前から、いや30年前から求められていたかも。

ふっふっふっ、求められる“非日常な体験”は
時代とともにどんどん変わってくるってこと!
次なる“レアンドロのプール”体験はどこに⁈


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非日常の驚きあふれる作品

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