
06/10
2013

ついに“奇跡のりんご”公開!
あっちの人もこっちの人も、私の隣の人も
涙を拭っている。
私も、涙は流れているのだが、拭わずたれ流し
(ハンカチがないわけではないのだが、なぜか…)。
あるラジオ番組のパーソナリティーも
たくさん泣けたと語っていた。
とはいえ、この映画はフィクションではなく、
ドキュメンタリー映画だからねぇ~。
「そったらのやだ! やめたら何のために貧乏してるの?
ぜったいやだ!」と木村さんの娘が叫ぶのだ。
この瞬間が、一番みんなの涙腺がゆるんだときだろうか。
この言葉で木村秋則さんは後戻りもできなくなる訳だが…。
それにしても、映画を見ながら、改めて10年以上も諦めず、
追求し続けて着地できたもんだと。
どう考えても、私には無理だ。
妻・子ども・義父・親友…やっぱり人の支えがあってなんだろう。
そして、そのことは、木村さんが一番わかっているはず。
私たちの仕事も、本当にまわりの人たちの支えがあって
成り立っていることを考えねば。
ビジネスにおいて、ついつい忘れがちの
“感謝”の気持ち。
改めて、その大切さを考えてしまった。
この映画を見て、本も読み、
木村さん本人から話も聴いている私としては、
あまりの忠実さにちょっと驚き。
ほとんど脚色がないのだ。
とにかく、涙は流しても流さなくてもいいから、
より多くの人たちに見て欲しいと思う。
家族のこと、仕事のこと、人生のこと、
そして日本の農業のことなど、いろいろなことを
考えるいい機会となるはず。
特別出演ということで、木村秋則さん
ご本人が登場しているので、探してみよう。
“暗いところ”がヒント!