12/02
2013
“好きこそビジネスの上手なれ!”
「とにかく、好きなんです。
ネジを見ただけで、
これがどこに使われている
ネジなのかわかるんですよ」
ほ~~。
「使い古した4台のビートルから
1台をつくったこともあります」
へ~~。
これは、「株式会社フラットフォー」小森代表の話。
私の返答は「ほ~」「へ~」ばかり。
これでも趣味の範ちゅうなのだろうか。
いや、しかしそれを仕事にしてしまった
わけだから、今は“プロフェッショナル”
なんだろうけど…??
好きだから、自分が欲しいものをつくって
いっただけだと。
“ビートル”好きの自分が欲しいものは、
日本の“ビートル”好きのみんなが欲しいもの。
さらに、日本の“ビートル”
好きのみんなが欲しいものは、
世界の“ビートル”好きが
欲しいものである。
確かに理屈はあっている。
だから、世界を相手にビジネスを
展開していけるわけだ。
スゴ~く好きってことは、
新しい何かを生みだす可能性を
秘めているということで、
それは、新しいビジネスを生みだす
可能性をも持っているということ。
好きなものをつくり、
好きな人が買う。
欲しいものをつくり、
欲しい人が買う。
他に買うところがないから
みんながここから買う。
何というシンプルなビジネスだろう。
私たちは、マーケティングを駆使して、
試行錯誤を繰り返してビジネスを展開している。
だが、もしかしたら、このフラットフォー小森さんの
ビジネスが本当のビジネスなのかもしれない。
“好きこそものの上手なれ”!?
いや、“好きこそビジネスの上手なれ”
ということのようだ。