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01/15
2013

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中高年よ、大志を抱け ~Middle aged people, be ambitious.~

“Boys, be ambitious! 青年よ、大志を抱け”

ご存知、クラーク博士の名言。
年始に、故郷 北海道へ帰省した際、
札幌に立ち寄り、久々に彼の銅像が立つ
羊が丘展望台に足を運んでみた。

いつものポーズでクラーク博士と記念写真。
しかし、博士と同じポーズをとりながら、
私の頭に浮かんだのは
「少年だけが大志を抱けばいいのだろうか……?」
という疑問。

そして、出てきた言葉が「中高年よ、大志を抱け」、
すなわち“Middle aged people, be ambitious”だ!

そんな新たなキーワードを胸に、
改めてクラーク博士の“Boys, be ambitious!”について調べてみると、何やらその言葉には
続きがあることがわかった。

“Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing
which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

(お金、利己心、つかの間の名声を求める
大志であってはならない。人間としてあるべき全てのものを求める大志を抱きたまえ。)

これぞまさしく“利他”の心。
あの言葉の裏には、社会や国、
地域貢献を考えるといった
深い意味も込められていたのだ。

そして、その対象となるのは、
今や少年や青年だけではないだろう。
むしろ、これからの時代は中高年にこそ
“大志”を抱くことが必要とされるはずだ。

人はある程度の年齢を重ね、経験を積まないと、
何のために自分は生きているのか、
生かされているのかが見えてこない。

少年や青年では、自分の“存在理由”が
なかなか見えてこないのだ。
(年齢を重ねれば、誰もが自分の存在理由が
見えてくるとは限らないけど……)

もちろん少年時代に抱く“大志”も大切。
しかし、それ以上に50代以上の地に足着いた
中高年の“大志”は更に大切なのだ。

つまり、人には2度の
“Be ambitious”が 必要ということ!

私が唱える“パラダイムシフト75(75年周期説)”
からしても、まさに今、時代のターニングポイントを
迎えることは間違いない。

これから来る新しい価値観の時代に向け、
今こそ中高年たちが活躍するときなのだ!

こんなに元気よくバリバリの私を知っている人は
信じられないと思うが、何と私ももうすぐ還暦。
“アラカン”である。
中高年代表として、これまで培ってきた
多くの価値観をどんどん発信していこうと思う。

中島セイジ、58歳。
羊も小屋から出てこないような
北海道の寒空の下で、
2013年改めて決心したのだった。

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北海道ならではの絶景を堪能

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あ、間違えて指さしちゃった

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羊は雪に埋まったのだろう

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帰京は寝台特急“北斗星”で

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