03/07
2016
リアリティは人を動かす!
これまでプラスチックは石油に戻すことができると聞
いていたが…まさか目の当たりにできるとは!
先日の東京NBC(ニュービジネス協議会)の集まりで、
プラスチックゴミが石油(あぶら)に変わるところを
目の前で見ることができたのだ。
みるみる石油の量が増えていくではないか。このプラス
チックゴミの油化装置、まさに見たいところが透明のシ
リンダーとなっていて、そのプロセスがしっかり見て取
れるのだ。その視線であり、参加者たちの前のめり感が、
通常の話だけとは大きく違うのを感じた。
イベントが始まった頃から石油が水面に浮き始め、1時
間もするとその黄色い層をつくっている液体は2~3セン
チメートルの厚みになり、イベントが終了する頃には、
何と6~7センチメートルになっていたのだ。
(すご~い! )
やっぱりプラスチックゴミが目の前で石油になるとこ
ろが見えるから、人は感動し、信じ、そして、自分の行
動に反映することになるのだ。
ということで、見えることの大切さ、現場の大切さを改
めて確認することができた。机上の勉強だけでは、なか
なか行動に繋がらないことも理解できた気分。
この油化装置をこのイベントに持ち込んでくれたのは、
株式会社ブレストの伊東昭典社長。さすが、集まった人
たちが何を見たいか、知りたいかをよくわかっていて、
この装置を作ったってことだ。
学校やまちのイベントでは、この油化装置に発電機とポ
ップコーンメーカーをつなぎ、その可能性をしっかり着
地させる展開までやって来てるという。どれほど子ども
たちは楽しみながらその装置に興味を持ったことだろう。
すばらしい発想だ!
こんなことを考えていると伊東社長のように“目に見え
る現場”をつくれなくて、せっかくの発明や発見など新
しいチャレンジを、世に出る前に道半ばで挫折した人も
多かったことだろう。
誰もが“目にできる現場”であり、リアル感あるアプロ
ーチがいかに大切かということだ。
さて、いまスタートした北海道十勝でのワイナリープロ
ジェクト。4年後の2020年には、ぶどうの木も成長し、
ワインができるわけで、それをどう見込み顧客に伝えて
行くか。ぶどうの木の成長プロセスも伝えたいし、醸造
に入ったことも伝えたい。
それより今年からスタートする「十勝の美味しさマンス
リーセレクション“&里山生活”」のその魅力と美味し
さをどうリアルに伝えるかだ。
その辺のスーパーマーケットでは買えない、これら自慢
の食材をどう伝えるかということ!?
美味しく食べるためのオリジナルレシピもつけての食材
なのだが…。
んー、考えねばならないことはまだまだ盛り沢山だが、
なにはともあれ!
ビジ達ファンのみなさま、“&里山生活”どうぞよろしく
お願いします。
「十勝の美味しさマンスリーセレクション“&里山生
活”」の詳細とお申し込みは こちらから。