08/27
2018
『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督
みなさんは、今大ヒットしている映画
『カメラを止めるな!』をご存知だろうか?
(というわけで、今週はおすすめ“ムービー”!)
とはいえ私も、先日の時流会議で
若手社員からおすすめされたのだが…。
『カメラを止めるな!』は300万円という
低予算で撮影されたにも関わらず、
口コミでその面白さが話題に。
その結果、上映館が2館から180館まで
跳ね上がったという。
今や監督は、TVやラジオに引っ張りだこ!
私も映画館で鑑賞したが、老若男女問わず
誰もが楽しめることは間違いない。
しかし、なんとこの映画
その内容に関する“種明かし”をしてはならないのだ。
(みなさんに詳細をお伝えすることはできないのは
残念だが、ぜひ劇場に足を運んでみてほしい!)
映画を観て私の頭に浮かんだのは
あの糸川英夫氏の『逆転の発想』。
そう『ロケット開発の父』と呼ばれた、
故・糸川英夫氏の著書で、なんと
40年前に出版されている本。
『カメラを止めるな!』にも、
糸川氏の『逆転の発想』と共通する部分がある。
低予算であるが故にオーディションで
選出された無名の役者を起用。
有名な役者を使ったり、照明などに凝るわけではなく
“別の見せ方”で観客を魅了しているのだ。
これはまさに、“逆転の発想”である。
このように、アイデアと“逆転の発想”をかけ合わせ、
そこから感じられる映画愛や情熱で
多くの人からの評価を得ることができたのでは?
中島流では、ビジネスも同じ原理である。
好きこそものの上手なれ、というが
お金をかけなくてもアイデアがあれば
中小企業なりのビジネスが展開できるということ。
この先アメリカから“油揚げをさらうトンビ”が
来たとしても“逆転の発想”さえあれば、
私たちは対処できるはずなのだ!