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目からウロコのおすすめ本

06/15
2020

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“アフターコロナ”をどう捉えるかの3冊

今、本屋には“アフターコロナ”をテーマにした本が並んでいる。
その中でも注目の3冊を今回、紹介する。
1冊目、『コロナショックサバイバル』冨山和彦著
2冊目、『働き方5.0これからの世界をつくる仲間たちへ』
落合陽一著
3冊目、 日経BPムック『見えてきた7つのメガトレンド アフターコロナ』

まず、一冊目の『コロナショックサバイバル』
“コロナショックをどのように勝ち抜いていくか”の本だ。
冨山さんは、“コーポレートトランスフォーメーション”
こそが日本企業生き残りのキーワードとなると。
「破壊的イノベーションにより
産業アーキテクチャーの転換が続く時代に、
日本企業が会社の基本的な形、
まさに自らのコーポレートアーキテクチャーを転換し、
組織能力を根こそぎ変換することが重要だ」と。
すなわち企業が大きく変わらないとならないということを
発信しているのだ。
私の感覚では、多分コロナショックをテーマとした本としては
これが最初だったのだと思う。

2冊目は、『働き方5.0これからの世界をつくる仲間たちへ』
落合陽一著
コロナ禍によりどのように働き方が変わるのかを語っている。
「コロナによって、社会の前提がすべて変わった。
我々の“働き方”が大改革を迫られ、ますますコンピュータや
AIが進化する中、私たちは、“人間がやるべき仕事とは何か”
という命題に直面している。
機械では代替できない能力を持つ人材、すなわち
“クリエイティブ・クラス”として生きていくには、
社会とどう向き合うべきなのか」
ということだ。
そして、コロナ禍のあとの2020年からが本当の21世紀だとも
語っている。

3冊目 日経BPムック 『見えてきた7つのメガトレンド アフターコロナ』
小見出しは、「描きかけの地図を携えて“アフターコロナ”を生きる」
「ペストはルネサンスを生んだ。
では、新型コロナウィルスは何を生むのか・・・。
新型コロナウィルスにより短期的な混乱が明けたフェーズを
“アフターコロナ”と定義するなら、我々はまだその世界の
新しい地図を手にしていない。
ただ、そのヒントは見えてきた。
描きかけの地図を更新しながら、私たちは新常態(ニューノーマル)
を生きてゆく」と書かれている。
この本のもう1つの注目は第4章のキーパーソンが語る
「私たちのアフターコロナ」。
ここでは経団連会長の中西氏、星野リゾートの星野氏、
建築家の隈研吾氏など30名のキーパーソンが
「私たちのアフターコロナ」として語っている。

この3冊から学べることは、
“ニューノーマル”を予測して、私たちは次なる一歩をどう進め、
どうチャレンジしていくのか・・・。
それを予測しない限り、その先はないということ。

専門家の人たちの意見を参考にしながら
自分達のビジネスのその先を予測する。
そのための参考となる3冊なのでぜひ読んでみて
皆さんの“その先”をつかんでほしい。



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“アフターコロナ”をテーマにした本

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ビジネスのその先を予測するために

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