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目からウロコのおすすめ本

12/06
2021

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『なぜ名経営者は石田梅岩に学ぶのか? 』森田健司著 (“消費”は不易流行でもない? )

以前にも“目からウロコのおすすめ本”で紹介したかもしれないが、
今回再度おすすめする。
毎月開催している“石門心学・実践講座”では、
この本をテキストにして学んでいる。
講座は、既に9年目を迎え、103回目のテーマが、
“消費と倹約、どちらが正しい? ”だった。

今回のテーマに対して、こんな話が載っていた。
「不動産を、自動車を買いましょう。そしてたまには贅沢な
外食をして、休日にはリゾート地にお金を落としましょう。
そうすれば、少しは景気がよくなる可能性が高いはずです。
しかし、自分が幼かった時、周りの大人達は
無駄遣いをしてはいけませんと口をすっぱくして言ったはずです。
それは誤りだったのでしょうか?
それとも可能な限り、散在するのが大人にとっての
社会的責任なのでしょうか。
この消費と倹約の話はいつも多くの人の頭を混乱させます。
そしてさらには、海外から観光客を呼び込み、
たくさんお金を使ってもらい日本の景気を上昇させましょう。
という意見が各種メディアを通して流されて・・・」

皆さんはどう思われるだろうか?
“消費推奨”は道徳のカテゴリーに入ったことは一度もない。
果たして、愛する子に「経済活性化のために、どんどん消費しなさい」
と教えるのだろうか・・・。

コロナ禍でマイナス成長となった今
メディアは“消費喚起”にいそしんでいる。
消費をすれば資源や食料は当然減っていく。
多くのCO2が排出され、温暖化の原因になる。
新しいモノへの買い換えにより、
石油化学で作られたプラスティックなどたくさんのモノが廃棄される。
それがやがてマイクロプラスティクとなり、環境汚染になる。

もちろん石田梅岩も消費をしましょうとは言っていない。
“消費”は道徳的行為ではなく、“倹約”は道徳的行為である。
すなわち、倹約こそ、本来私たちがすすめなくてはいけないこと。
消費は私達が応援したい会社を応援すればいい。
森田氏も、「自身の社会的立場にかかわらず、
消費は道徳的な行為ではなく、
倹約は道徳的行為である。
少なくとも日本に住んでいる多くの人々は、
無意識に認めているのです」と著し、
「倹約」「勤勉」「正直」この3つを繰り返し書いている。
さぁ、もう答えはおわかりだろう。

コロナ禍を体験した今だからこそ、冷静になって何を
優先順位の上位にあげるかを理解し、
自分の行動に反映させなければいけない時。

今こそ私が言いたいのは、
“Think Global, Act Local”
“Think Long range, Act Tomorrow”
発展途上国の人たちのことも考えて、
明日からの自分の行動に反映させて行きましょう。
そしてLong-rangeで将来のこと、孫子の代のことも考え、
明日からの行動をしていきましょう!

こう考えると森田氏の言うように、
“消費のすすめ”はズレてますよね!?


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石田梅岩の思想に学ぶ

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