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06/06
2022

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ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」桑原 晃弥著

投資家として紹介されることが多い
ウォーレン・バフェット氏(91)。
バフェット氏がCEOを務める
“バークシャー・ハサウェイ”という会社を知っているだろうか!?

世界の時価総額ランキングを見ると、
毎回ベスト10に出てくるのがこのバークシャー・ハサウェイ社。

この4月のランキングで見ると
1位がアップル、サウジアラコム、
マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、テスラ、
そして7位に“バークシャー・ハサウェイ”だ。

ここ数年、GAFAMが上位を独占する中、
バークシャー・ハサウェイも常にランクイン。

私がバフェット氏でありバークシャー・ハサウェイ社に
興味を持ったのは、GAFAMの株価が気になりだしてからだから
もう3年は経つだろうか。

このところは日本のメディアでもバフェット氏が
紹介されることも多くあり、
世界にその名声が高まった今、
どうやってここまで財を築いたのか気になるところだ…

その裏付けとなるのが
バフェット氏のモットーを著者(桑原晃弥氏) なりにまとめた
“仕事と人生を豊かにする8つの哲学”だ。

今回紹介する理由もバフェット氏の多くの言葉は、
“投資家“というより、
私たちにも当てはまる汎用性ある言葉だからだ。

激しい時代の変化の中では、
“時代遅れ”と揶揄されることもあったというが、
それでもバフェット氏は“原理原則”や“良き習慣”に忠実だったという。

◆以下が紹介されていた“8つの哲学”
1. バフェットの見方 「短期ではなく“圧倒的長期”でものを見る」
2. バフェットの考え方「周りの声にまどわされず、自分の頭で考える」
3. バフェットの守備範囲「自分の“能力の輪”を決して出ない」
4. バフェットのリスク対策「原則は“損をしない”こと」
5. バフェットの習慣「一度身につけたルールはぜったいに守り抜く」
6. バフェットのお金のルール「毎年着実に成果を上げ、社会に還元する」
7. バフェットの時間管理「決して無駄遣いせず、使うべきところには徹底的に」
8. バフェットの自分磨き「良い人生はお金では買えない」

8つ目の哲学の後に書かれていたバフェット氏の言葉を
もうひとつ紹介すると
「成功も幸せも、一夜にしてならず」

成功と幸せのどちらも手にしたいなら、
自ら信念を打ち立て、それを貫き通すこと。
自ら原則を設け、それを守り抜くこと。
理想のために、努力を惜しまないこと。

とにかく“自分のルールを徹底することが大事”
ということをバフェット氏は語っている。

もちろんこれらのモットーから投資に対する考え方も学べるが、
私たちが“どう生きるべきか”にも通ずるところが多くある。

これを読んで思い出したのは私の座右の銘。
「美しく、生きる」である。

この言葉は10年以上名刺の裏側に書かれていたのだが…
この言葉は私自身の行為行動を戒めるためのフレーズ。
これら自分の価値観を常に貫き通せるかということだろう。

世の中には“成功の法則”や
“こうすれば儲かる”などの本やYouTubeが溢れているが、
バフェット氏はこの著に書かれている8つのモットーを
90年以上(?)貫いた結果が現在の資産であり、
みんなが期待する企業になり、人物になったということだ。

やはりアメリカでも日本でも、いやこれまでもこれからも
私たちのより充実した生き方の価値観は変わらないということ!?

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バフェット氏の“8つの哲学”とは

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