02/13
2018

アスカネット福田CEOの“挑めばチャンス”
“挑めばチャンス”!
この言葉を体現しているのが、
先日久しぶりにお会いした
アスカネットの福田幸雄CEO。
福田氏は20代のころ、華やかな
バブルの時代のファッション業界で
「こんなものならウケる! 売れる!」と
消費者心理のわかる経営者兼デザイナー
として活躍されていたという。
ところがオイルショックの影響もあり、
消費者がなかなか物を購入しない時代に。
最終的に福田氏は債権者会議を開催し、
会社は解散という形で閉めることになったという…。
しかし、福田氏がスゴいのはその後である!
東京から出身地の広島に戻り、
かねてより趣味だったカメラで
フォトグラファーとして商売を始めたのだ。
「他のフォトグラファーと、どう差をつけようか…」
そう悩んだ末行きついたのが、“遺影写真”の仕事。
遺影写真は、準備する間もなく突然亡くなる方もいるため、
たくさんの人が写っている集合写真を拡大し使用するなど
いろいろと技術が必要で、あまりやりたがる人の
いない仕事だっという。
ところが福田氏が制作する遺影写真が美しいと評判になり、
広島中の葬儀社から仕事が舞い込んできたのだ!
それをきっかけに事業を拡大し、今や日本中で
1年間に必要とされる遺影写真の30%を
アスカネットがお手伝いしているという!
そして、次に福田氏が着目したのがフォトアルバム。
印刷会社はたくさんあるものの、通常少部数では
写真集(アルバム)を印刷してもらうことはできない。
しかしアスカネットでは1部からの注文でも可能とした。
さらにWEBを活用し、注文した数日後には
アルバムが出来上がるという仕組みを作り上げたのだ。
どんどん、世の中の課題に対してチャレンジし、
追求したからこそのビジネスにしてきたということ。
ファッション業界での苦労を乗り越え、
ここまで行きついた福田氏。
以前ビジ達でお話した
「挑めばチャンス、逃げればピンチ」
という言葉があるが、まさに挑むからこそ
結果的に花開くものがあり、それを
理解しているからこそ、常にチャレンジを
怠らないのである。
実は、もうひとつ世界に先駆けた
チャレンジをしていると聞いたのだが…。
それは、また次の機会に。
福田氏は70歳というご年齢ながら、
新しいことにチャレンジせずにはいられない
エネルギッシュさに満ちあふれている!
私もマネしたいところだが、果たして
そこまでのチャレンジができるかな…!?