これからの選ばれるビジネス!

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12/09
2019

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クラウンKの“美意識”を応援

私の友人であり経営者仲間の「クラウンK」こと大棟耕介氏は
クラウン事業を展開する一方
ホスピタルクラウンとしての顔もあり、
闘病中の子ども達の笑顔づくりのために病院へ行き
パフォーマンスをしている。
今や日本全国にある94カ所の病院で定期的に活動していると聞く。

その大棟氏の仕掛けでこの9月に “折り紙のカエル” がギネス
世界記録に認定された。
これは、訪問先の闘病中の子ども達に折ってもらった
合計で3542匹の「カエル」の折り紙を
大きなパネルに貼り1匹の大きなカエルを作り
展示物にしたのだ。
それがギネス世界記録に認定されたということ。

ギネスとしても、闘病中の子ども達が参加しているからこそ
その認定に意味があるのだと思うのだが・・・。

また本年度、大棟氏が代表を務める
日本ホスピタルクラウン協会が、公益財団法人社会貢献支援財団の
「第53回 社会貢献者」に選ばれた。
これは人々や社会のために尽くされた方を表彰するものだそうだ。

実は大棟氏は、ホスピタルクラウンとしてだけでなく、
東日本大震災や熊本地震の避難所を今でも廻り
元気づくりのパフォーマンスをし続けている!

少し前にこれからの時代は論理的や理性的な発想だけでは
生き延びるのが難しくなり、必要なことは、“美意識”であると紹介した。
それは、
「嘘偽りのない“真”」
「倫理上の“善”」
「審美上の“美”」
この “真・善・美” を含めて “美意識”と表現したのだが、
大棟氏が行っていることはまさに “美意識” を仕事を
通して体現している。

ビジネスをしてお金を儲けることが第一の目的なのではなく、
自分達の行動が社会貢献として役に立っていることを
常に意識しながら仕事を継続していく。
この意識があるからこそ様々なところで表彰されたり
注目もされるのだ。

ただ、大棟氏はボランティア活動が多くなり、
経営的視点では今ひとつと聞く。
もっともっと活躍してほしい会社なのだから頑張って
ほしいのだ。
そこで、ビジネスとして大きくしていくには、
“クラウン”の活躍の場を増やしていかねばならない。

ビジネスが発展していかなければ、
ホスピタルクラウンも、被災地へのパフォーマンスも行き届かなく
なっていく。

私たちは選択をする時に、“ファインチョイスの実践“
すなわち、孫子の代まで残って欲しい会社かを
選択の基準に据えていくことが大切だ!“と
ビジタツでも度々伝えている。

大棟氏の活動は次世代にも残して欲しいと思う!
だからこそ、“ファインチョイスの実践“。
“美意識”のある活動をしている「クラウンK」をイベントに呼び、
人の集まるさまざまな空間を笑顔にしよう!

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“折り紙のカエル” がギネス世界記録に!

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ホスピタルクラウンの大棟さん

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