10/03
2022
『シン・メイド・イン・ジャパン』という書籍の贈り物
ある日、私の手元に届いた書籍。
そこにはこのような手紙が添えられていた。
「唐突に書籍をお送りしましたこと、お許しください。
株式会社セルコというコイル巻線の会社の
会長の小林と申します。
20数年前、海外取引が中心だった当社は、
注文を一気に打ち切られ、
倒産の危機の中、どうにか這い上がり、
昨今ようやく人並みの売上、利益率を出せるような会社になりました。
一昨年、息子に社長をゆずり、私は代表取締役会長として
まだまだ現役で、この会社をもうワンステップ上の段階に
押し上げるべくがんばっています。
そこでこの度、同封の『シン・メイド・イン・ジャパン』
という本を出版する運びになりました…
(中略)
私は“月刊CDビジネスイノベーション”の
始まりからずっと聴かせていただているヘビーユーザーです。
特に小山政彦さんのお話は、何度も何度もお聴きしているうちに
頭がすっかり洗脳され、会社も小山さんがいつも
仰っている方向に向かっています…」
こんな内容の手紙だった。
月間CDのスタートから聴いていたという小林延行会長。
船井メディアが制作していた時からなら
20年超は間違いない。
そして地方の方々は車で聴くことが多く、
乗るたびに何回も繰り返し聴いてくれている。
結果として倒産の危機から“注目の企業”へとV字回復するわけだから、
とにかく嬉しい話なのだ。
この月刊CDのプロデューサーであり
パーソナリティでもある私は、
書籍が届いてからすぐ小林会長に電話を入れ、
この月刊CDビジネスイノベーションにゲストとして
登場していただくことになった。
(ふっふっふっ、この決断は素速い)
いろいろな試行錯誤の上、
“シン・メイド・イン・ジャパン”に行き着いたわけで、
ここまでの経営者としてのチャレンジ、決断について
ぜひ聞いてみたい。
さて、実はこれまでも月刊CDの受講者がゲストとして
登場してもらったケースはいくつかある。
その代表事例を紹介すると…、
【事例:1】ブックオフの創業者で、“俺の株式会社”社長だった
(故)坂本 孝氏。
記憶に残る面白い社長だった。
これまでの起業の勝敗は2勝10数敗とよく口にしていた。
“ブックオフ”とピアノ買取の会社は勝ち組企業。
“俺の株式会社”含め、まだまだ勝ち組起業といえないと言っていた。
坂本社長のお誘いで俺の株式会社の経営計画発表会にも
参加させてもった記憶が…。
【事例:2】“手芸センタードリーム”の小野株式会社,小野兼資社長。
香川県に本社を置く企業で、
今や日本全国に100店舗になろうとしているのだ。
香川NBCに所属していることで知り合い、
ずっと聴いているCD受講者だと知った。
月刊ビジネスイノベーションはもうすぐ20年となる。
本当に受講者の方々に感謝である。
小林会長は、この11月に長野県小諸市から社長含め何人かで
収録に来てくれるという。収録日が楽しみだ。