08/20
2018
“価値の循環”とワークスタイル
“新たに始まる世界で、君はどう生きるか?”
こんなキャッチコピーを掲げているのが、
落合陽一氏と堀江貴文氏の共著
『10年後の仕事図鑑』である。
これは、今注目の2人がこれからの時代の
New Work Styleについて語っている本だ。
その中で、私が興味を持ったのは
“価値の循環”というキーワード。
(とはいえ、見出しにもなっていなかったかも…!?)
これは、落合氏が語っている考え方だ。
落合氏は、大学職員として勤務し
そこで研究した技術や情報、経験を
大学以外の場所で社会実装しているという。
すなわち、起業家や経営者としての側面も持ち、
これらの落合氏の持つ情報をセミナーや
講演会などで発信している。
つまり、大学職員(限られた報酬だが…)として
得たものを循環発信することで
新たな収益が生まれているのだ!
まさに“価値の循環”である。
様々な立場を持っているからこそ、
大学にいることで相乗効果を演出し
次なるビジネスとなりシナジーを起こしているのである。
私自身も東京NBCの理事として
様々なイベントの企画を行ったり、
日本を美しくする会でも経営者との連携を図り、
色々と企画をお手伝いしているが、
これらは直接的に収益につながっていることはない。
しかし、これらで得たノウハウや
人的ネットワークを活かして、月刊CDの制作や
コンサルティング活動、講演会などを行っているのだ!
また、新たに得たアイデアや発想力は
私が“地方のまちづくり”として投資している
“Memuroワインヴァレー構想”にも活かすことができるのだ。
これも、“価値の循環”といえるだろう!
これからの時代、自分自身をどのように高め、
社会の役に立ちながら収益にもつなげていくかが、
継続のための重要な要素になってくるはず。
もう、ビジネスにおける直接的モデルは
少なくなっていくのは間違いないだろう。
今から“価値の循環”をしっかりと意識した
ワークスタイルに切り替えていかなければ、
ビジネスも上手く回っていかない…
ついに、そんな時代が来たのでは!?