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2021
北海道十勝と東京多摩の地をつなぐ“シナジー”ワイン
ついに、北海道十勝、芽室町の農家からぶどうが東京に届いた!
2015年にスタートした“Memuroワインヴァレー構想”。
2018年夏頃に“大人の事情”で頓挫した状態になってしまったが、
私の構想に協力してくださり、懇意にしている
農家の人たちのぶどうが無事成長し、
この秋に700キロのぶどうが収穫された。
700キロのぶどうからは、700本ほどのワインになる計算だ。
苗を植えたのは2016年~2017年なので、
3~4年かけてついに実をつけてくれたということ。
(昨年までの収穫量はそれほどではなかったようだ)
私が農家にぶどうの苗を供給し、ワインづくりを薦めた責任があり、
どうあっても収穫されたぶどうを醸造し、ワインの販売まで
展開せねば・・・と思っていた。
(そこで朗報が舞い込む!)
東京、福生の石川酒造、石川社長の紹介で
東京の多摩地区にあるぶどう畑とワイン醸造所を持つ
“ヴィンヤード多摩”と知り合うことができた。
ここは、醸造を始めて3年目という新しい醸造所だ。
ただ問題は、道東の十勝から東京多摩まで
劣化せずにどのようにぶどうを運搬するか・・・だった。
私の甥がトラック運搬の仕事をしていることを思い出し、
相談してみると、ここでも思っていた以上の好条件が・・・。
東京までの約1300キロの道のりを冷蔵車で運ぶことが
可能になったのだ。
おおむね20時間、しかも“冷蔵車”の混載便を
手配してくれたおかげで意外に安く運ぶことが可能に。
劣化せずに運ばれた糖分多目のワインぶどうは現在、
既に醸造されタンクに入れられ、発酵(熟成?)している状態。
もうすぐ樽に移されて、樽の中で約1年熟成される。
さて、来年の秋には、ヨーロッパ品種との
ブレンドを考えてみようかなぁ~。
メルローとかいいかぁ~、カベルネソーヴィニヨンもいいかも!?
(楽しみは広がる)
これで北海道と東京をつなぐワインが造り出されるわけだ。
今回のこのワインづくりの連携は、
1,ぶどう農家・・・いいぶどうを育成・収穫
2.私の甥・・・トラック混載の手配
3.石川酒造の石川社長・・・ワイナリーの紹介
4.ヴィンヤード多摩 ・・・ ヨーロッパ品種含めたワインづくり
この4者がうまく連携して念願のワインづくりにつながった。
これもまさしくシナジーが生み出したものだ。
あ~、石川酒造は販売も協力してくれるはず!!
前回、北海道でつくったワインは“Yukidoke”とネーミングしたので、
今回は、北海道と東京との連携でつくられる
ワインということで“Yukidokeハーモニー”という名前にしようかなぁ!?
醸造されたワインを試飲してみたが、
そのしっかりした味に力強さを感じた程だ。
タイトルにあるように、この連携ワインは北海道十勝と東京多摩をつなぐ
期待の“シナジーワイン”なのだ。
これは、今までにないワインとなってくれると期待している。
2022年の年末には、瓶につめラベルを貼り世に出ていく予定。
皆さんご期待ください!!