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2022
“カットりんご”自販機のMVM商事 社長に遭遇
「“カットりんご”の自販機を見たことあるだろうか?
この1~2年の間、地下鉄の駅で度々見て
気になっていて、ついに買ってみた!なぜ気になっていたかと言うと…」
といった流れで2021年8月のビジ達の記事で取り上げたのだ。
今年10月初旬のNBC Beyond Business Channelの収録で
インタビューゲストと名刺交換をした際、MVM(エム・ヴイ・エム商事株式会社)の
マークを見て私はハッと記憶がよみがえった。
そしてその社長がおもむろにバッグから取り出したのは、
袋詰めの“カットりんご”ではないか。
(間違いない! あの“カットりんご自販機”の会社の社長である)
昨年の夏頃、日本橋駅の地下鉄通路でその自販機から
何袋かの“カットりんご”を買い、このビジ達のコンテンツを創り発信した。
もちろん記事にするためにはその背景もいろいろ調べた。
「カットりんごを袋詰めにして売ってみたがなかなか売れない。
そこで売り場も変え、りんごが変色しないような商品開発も。
サクサク感・みずみずしさの追求もと試行錯誤する。
自販機の開発も大変だったと思うが、商品の見せ方や蜂蜜をつけたりとか
“動中の工夫”が見て取れる。
まずはやってみて、やりながら次なる課題に向けて工夫。
そのくり返しが新たな市場の創造につながっていくわけだ」
ともビジ達には書かれていた。
食品輸入卸会社の2代目が、B to C事業として試行錯誤しながら
展開したのがこの“アップルスイーツ”の自販機の展開だ。
今は自販機だけでなく、スーパーマーケットにもこれら袋詰めの
りんごや梨のカットフルーツが並んでいるという。
興味をもって調べた会社の2代目社長が突然私の目の前に現れたわけだ。
例の「縁は求めざるには生ぜず」ということだろうか。
先日の『シン・メイド・イン・ジャパン』の著者であり
コイル巻線の会社の小林会長も、ず〜っと長野県で月刊CDを
聴いていてくれていて、今回の出版と同時に私たちの前に現れたわけだ。
この出会いには時間こそ要したが、必然性があったように思える。
「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。
しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。
縁は求めざるには生ぜず…」
(教育者であり哲学家の森信三先生の言葉)
石坂典子社長との出会いもそうだった。
東京ビッグサイトでのイベントで出会い、親しい経営者のセミナーでも…
ということからイベントやセミナー、取材等でもお世話になり、
結果として私が立ち上げた“里山と生きる協会”の会長まで
引き受けてもらうことになったのだ。
この歳になってやっと、出会いによって自分のビジネスであり
人生が創られていることが分かったような…
(気づくのが遅いかもしれない)
だからこそ、“Who not How”
「どうやるか」ではなく「誰とやるか」だと強く実感する。
ということで、MVM商事の石田社長には、
月間CD“ビジネスイノベーション”にもゲスト出演してもらおうっと!