11/05
2013
シナジービジネス 脚本家になる
「3,000万円のベンツを買っても涙は出なかったのに、
自宅に届いたフォトブックを見て、涙が止まりませんでした」。
株式会社アスカネットの福田社長は
そんな感動的な手紙をもらったと、語ってくれた。
株式会社アスカネットは、ここ何週かご紹介し続けているわけなのだが、
深堀りすればするほど実に気付きが多い。
以前にもご紹介したが、アスカネットは遺影ビジネスにおいて、
写真をスキャンするだけで遺影をつくれるというシステムをつくりあげた。
また、オリジナルフォトブック事業も手掛けていて、
そちらも誰もが簡単に、それでいて上質なものを
つくることができるというビジネスを展開しているのだ。
先ほどの手紙は、まさにお客さまが満足するビジネスを展開できているという証明。
福田社長はその手紙を読んだ時に、こんなことを思ったとも語ってくれた。
「人に感動や喜びを与えられるビジネスは素晴らしい」。
アスカネットのオリジナルフォトブックは、
ただ写真が並んでいるだけのフォトブックではない。
レイアウトが自由に選べるので、
専門的な知識がない人たちも、簡単でリーズナブルに
ハイクオリティなものができるのだ。
お客さまの手間や分かり易さを考えながら、
いかに喜びや感動までたどり着くのか。
お客さまの「こんなサービスがあったらうれしい」という気持ちに応え、
お客さまがどう思い感じるかという
完成までのストーリーが考えられているかということ。
これはまさに脚本家の発想である。
今の時代、多様な技術が存在する。
そして、様々な「あったらうれしい」というサービスも考えられる。
それらをうまくつなぎ合わせて、
お客さまの喜びや感動までのストーリーをつくるということ。
まるで1本の映画を創るかのような発想が求められているのだ。
お客さまがそのサービスを利用し、感動してくれる。
そして、そのリターンとしての報酬につながる。
そんな理想の美しいビジネスを展開していくため、
目指すべきは「シナジービジネス脚本家」だ。