これからの選ばれるビジネス!

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07/18
2023

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この時代の先端技術が集約された 画期的“ビジュアル・ストーリーテリング技術”

先日開催された株式会社サカエ工業の50周年イベント。
そのイベントは「SAKAE BEYOND (サカエその先へ)」をテーマに展開され、
参加者の満足度も高く、サカエ工業としての
これからの可能性をも語れるイベントとなった。
(いい周年イベントでした。池添社長、お疲れ様でした)

今回ご紹介したいのは、このイベントの重要な役割を担う
オープニングのドローン動画「SAKAE BEYOND」。
私どもQBが企画制作を担当させていただいたわけだが…
この50周年のサカエ工業の成長であり規模感、そのビジネスの今を
“ビジュアル・ストーリーテリング”によって紹介している。

やっぱりドローン動画による“ビジュアル・ストーリーテリング”は素晴らしい!

◆以下がそのオープニング動画
https://www.youtube.com/watch?v=8s7Xf2--_oQ

結果ドローン動画は、その会社自身を集約的に紹介することも可能で
さまざまなイベントやPRでの会社紹介や採用にも有効活用できる。
もちろんYouTubeから常に会社を発信し続けることもできるわけだ。
そしてそのドローン動画のスピード感と視点は、
先進性であり将来性をも語ってくれる。

もちろんドローンドライバーの技術でありセンスは特に重要。
その質を伴ってのドローン動画は、
会社のリアリティとこれからの可能性をも短時間で語ってくれる。
これが“ビジュアル・ストーリーテリング”のスゴさだ。

【最先端のテクノロジーが集約されたドローン動画】
ここで改めて理解して欲しいことなのだが…
カメラとドローンの先端テクノロジー、そしてドライバーの技術が相まって
実現できるドローン動画であり、
その容量の重い動画を流通し、スマホでいつでも視聴できる
現代の通信メディアがあって初めて実現できている
“ビジュアル・ストーリーテリング”だということ。
ここ数年でそれら技術が互いにクロスオーバーし始めたわけだ。

それらを理解しているカメラ付きドローンの研究者であり、
ドローンレース経験者のFPVドローンドライバーがいての
これらドローン動画なのだ。
ちなみに“FPV”とは、“First Person View(ファースト・パーソン・ビュー)”
のことで、一人称視点(ドローン視点)という意味。

だからかけがえのないドローン動画でもあり、
他では観ることのできない短時間での“ビジュアル・ストーリーテリング”を
実現することができるということ。
すでに理解してもらっていると思うが、
さまざまなブラウザから興味を持って理解してもらえるのは、
文字よりは写真や絵、それより動画が求められている。
だから“ビジュアル・ストーリーテリング”が注目されるわけ。

5G・6Gがもっと充実し、これら腕のいいFPVドライバーが増えてくると
更にドローン動画がさまざまな動画サイトやSNSで活躍することは
間違いないだろう。
このところはテレビや映画でも、
ドローン動画がかなり使われるようになっていると聞いている。

ドローンは物や人を運べることや、
人が行けないところに行けるというだけではない。
最先端のカメラとバッテリーを搭載することで、
これまでにない新しい視点とそのスピード感により、
“ビジュアル・ストーリーテリング”を実現してくれるのだ。

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イベントのオープニングを飾った動画

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ドローンで上空から撮影

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07/10
2023

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“経営はゲームのようなもの”という経営者の時代?! 31歳、カソク株式会社 CEO新井恵介氏

先日のビジネスイノベーションのゲストは
カソク株式会社 代表取締役CEOの新井恵介さん。
(“加速する”のカソクと聞いたが…)
東京NBCのメンバーであり、NBC Beyond Channelにも
登場いただいた方。
今31歳で、カソクグループ10社の経営者でもあるという。

そして、全国11都道府県及び米国テキサス州にて40棟のホテル・
旅館業施設・特区民泊ならびに500室の住宅宿泊施設の運営をしている。
(素晴らしい!)

【カソク株式会社の事業内容とカソクグループ】
1:宿泊施設の企画・運営事業

2:マンスリーマンションの企画・運営事業

3:インテリアデザイン事業

4:空間活用コンサルティング

5:購入前デューデリジェンス支援

6:M&A事業

7:アウトソーシング事業
  (物品の製造・卸し・小売り事業)

カソクグループとして、不動産事業、貿易事業、インバウンド事業、
飲食事業を展開し、フォトウェディングスタジオの企画・運営事業、
美容業(着付け・ヘアメイク)も展開している。
このところはアート事業にも乗り出したという。
とにかくビジネスに対してその発想も豊かで、バイタリティもあるし、
人間性も伴い、すべてが加速する時代にはピッタリの経営者と
いっていいだろう。

【“経営はゲームのようなもの”という経営者の時代?!】
先日のビジネスイノベージョンの収録で31歳の新井社長が放った
「経営はゲームのようなもの」という言葉。
私はもちろんのこと、一緒に聞いていたおじさん経営者たちにも
インパクトある言葉だったという。

新井社長は“同世代の有能な共同経営者もいるので”ともいうが、
これら多くの事業を並行して展開できるのも、
この“ゲーム感覚”があってこそなのかもしれないのだ。

【1】リスクを冒しながらも、新しいアイデアやビジネスモデルを試すことに
積極的であることも
【2】失敗を恐れず挑戦的な姿勢を持ち、目標を達成するために
戦略を練ることも
【3】経営における競争や成果の追求が、モチベーションにつながることも
すべて“ゲーム感覚”ということ。

小さな頃からゲームが当たり前だった世代には、
自然な価値観なのかもしれない。

【少年ジャンプ的経営から、ゲーム感覚経営へ】
そこで“チーム・ラボ”の猪子寿之社長を思い出す。
このビジ達で紹介したのは約5年前。
その時私は、少年ジャンプ的価値観“麦わらの一味経営”と紹介した。
今回の31歳の新井恵介社長と比較するとその経営に違いが見えてくる。

ご存知の方も多いと思うが、お台場や豊洲で最先端のデジタルアートを
展開し、多くの人たちを集め注目されている集団。
多くのウルトラテクノロジストたちがチームラボで活躍しているが、
ばらばらの得意分野を持つ彼らをまとめているのは代表である猪子氏。

猪子社長は週刊少年ジャンプばかり読んでいる少年だったらしい。
何度も繰り返して読んだ猪子少年は、
当然のように「少年ジャンプ的価値観」を持つ大人になった。
少年ジャンプの主人公たちは必ず仲間を作るのだが、
それはお互いの長所を活かし・短所を補うため。
そしてそのチームで次々と新しいものにチャレンジしていく…
ということから私は“麦わらの一味経営”と呼ばせてもらった。

ちなみに猪子社長はもう46歳だという。
多感な頃“少年ジャンプで育った”猪子社長。
片や“ゲームで育った”新井社長。

まだまだこれからも活躍する経営者の二人だが、
その経営に違いがあるとするとこの違いではないだろうか。
時代は“少年ジャンプ的経営から、ゲーム感覚経営へ”。

私たちの役目は、それら新しい時代の“感覚の経営”を後押しすること
だろうか。

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新しい時代の“感覚の経営”とは!?

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06/12
2023

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コロリドーのクッキービジネスは、 すでに世界のディファクトスタンダード!

粘土のように親子で遊びながら、焼けば食べられるクッキー生地って?!
そしてアレルギーフリーで実現させられたら?!
こんな素朴な発想から生まれた粘土のように楽しく遊べる
カラフルなクッキー生地 “Coloridohクッキードウ”が売り出された!

【コロリドー クッキー生地詰め合わせを発売!】
価格/3,520円(税込)容量/約40g×6種(色)

原材料/米粉(国内製造)、ショートニング、馬鈴薯澱粉、タピオカ澱粉、
砂糖、ぶどう糖果糖液糖、ユーグレナグラシリス、醸造酢、クロレラ粉末、
食塩/乳化剤、増粘剤(増粘多糖類)、香料
※ユーグレナグラシリスはグリーンにのみ使用

特長/計量不要で、準備やお片付けが簡単/合成着色料不使用/
白砂糖不使用/グルテンフリー対応/アレルギー特定原料28品目不使用/
常温保存
発売日:2022年12月12日

計量不要で水などを加えることなく、パッケージ開封後は
粘土遊びのようにクッキーづくりをスタートでき、
自分だけのカタチが出来上がったら、後はオーブンやトースターで焼くだけ。
合成着色料、アレルギー指定28品目不使用で、
カラフルな色は全て野菜や果物などで色付け、安心安全に楽しめる。
(素晴らしい!)

そしてスペシャルバージョンとして『カラダにユーグレナ』(ユーグレナ社)
とのコラボにより、石垣島ユーグレナ入りの新色グリーンも
シリーズに加わった。

◆なぜ、地球規模で通用するクッキー生地が出来上がったのか?
→先日収録の“月刊CDビジネスイノベーション”にゲストとして登場してもらい
このColoridohがスタートするまでを話してもらったというわけ。

↓ ↓ ↓

【シリコンヴァレーから日本に帰還した4児のママが開発!】
開発したのはコロリドージャパンの代表である竹内ひとみさん。
2014年に夫の仕事の関係もあり家族でシリコンバレーに移住、
起業家向けのハッカーハウスをスタート。

7年間で60カ国、6,000人以上のゲストを迎えた。
日本ですでに料理関係の資格を取っていたこともあり、
子育てをしながら住人の家事もこなすのは大変だったが、
みんなの食事を用意することで住人といい関係を築くことができたという。

そして、宗教やアレルギーに配慮することで感謝してくれるし、
日本食はもちろんさまざまな国の料理にも挑戦した。
そしてある持ち寄りパーティに呼ばれた際に、
手作りクッキーを焼いて持って行った。

それがとても好評で、たまたま隣に座った女性が独り言のように
“私もこんなクッキーを焼けるお母さんになりたい”といい、
彼女の子どもは食物アレルギーがあり、通常のクッキーは作れなかったのだ。

ということから…
言葉や世代、性別を超えたコミュニケーションを楽しむツールとして、
Coloridoh(コロリドー)をアメリカでスタートさせた。
そして2021年、味の素と小学館のアクセラレータープログラムに
採択されたことを機に帰国。
生地の改良や工場探しを重ね、2022年9月正式に日本でローンチしたという。

【すでに世界で通用するビジネス“Coloridoh”がスタート!】
今回注目したいのは、すでに世界で通用する商品であるところ。
中島流「サクラマス降海理論」を思い出してもらいたい。
淡水で育ったヤマメが、河口付近でスモルト化(海水耐性化)し、
海に降りて1年後(1年半後)には、
体長60センチのサクラマスになって戻ってくるように…
これからは世界を市場として捉え、自分たちのビジネスを
“世界のディファクトスタンダード”を意識して展開しなければ…
と言ってきたわけだが。
このコロリドージャパンのColoridohビジネスは、常温保存も含め、
すでに世界で通用するビジネスとなっているところが素晴らしいのだ。

まさにこの竹内さんのColoridohビジネスに至るまでの展開は、
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」である。
4人の子育ても、料理関係資格取得も、
世界のシリコンヴァレー“ハッカーハウス”での奮闘も、
すべてが活かされてのColoridohビジネスとなっているってことだ。

私たちもこの“Connecting the dots”を信じて、
どんどんチャレンジしていきたいところだが…

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コロリドージャパンの代表、竹内ひとみ氏

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04/24
2023

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弊社QBは創業から40年、メルシーも65年。継続できる理由は“存在意義”かも?!

この物価高騰の時代にラーメン1杯がワンコインの500円で食べれるのが、
早稲田にあるラーメン店“メルシー”。
このビジ達でも何度も登場しているメルシーだが、
いまだに、多くの学生や卒業生に愛されている。

今日は所沢方面から西武線に乗っての帰路となり、
高田馬場の駅名を耳にして、つい降りてしまった。
そう、乗り換えて次の駅が早稲田だということ。
もう17時だというのにまだ昼食を食べ損ねていたこともあってつい…

さて、なぜここまでメルシーが私のビジ達に度々登場するのかというと…

【QBの創業の地は、メルシーの発祥の地早稲田だった!】

実はクオーターバック創業の地はこの早稲田であり、
このメルシーから2分もかからず行けるマンションの1階だった。
私が初めてメルシーでラーメンを食べたのが約40年前で、1982年の創業の頃だった。
弊社QB(クオーターバック)も創業からいつの間にか40年経ったのだ。

この煮干しとモミジの濃いめの出汁がクセになり、
メルシーを思い出すと、思わず早稲田方面に足が向かってしまう。
そして当時はこのラーメンが200円ちょっとだったような?!
(この記憶は定かでないが…)

その後もラーメン1杯200円台はかなり続いていて、
私はかなり頻繁に食べに行っていた。
自分で弁当を作っていた時もあり、お店の人にお断りして
弁当も広げてラーメンをすすっていた時もあったほど。
(お店のおばちゃん店員は、どうぞどうぞといってくれていた)

2代目の店主も「安さと量の多さをモットーに、多くの卒業生にも
愛される店を続けたい」といって、味も含めメルシーらしさを継続している。
まさにここに早稲田の地で65年も継続で来ている“存在意義”がここにある。

【企業の継続率として、50年後には1%も残っていない!!】

さてここで企業の存続率の話になるわけだが…
数字から割り出される企業存続率は結構厳しい。
1年後で60%、3年後40%、5年後15%、10年後は5%。
100社が同時に企業したとすると、10年後には5社しか残れていないわけだ。
30年後2%、50年後は0.7%だという。

50年後には7/1000ということは、私が創業した1982年に
私と共に1000社が一緒に事業を始めたとしても、
この2023年に事業を継続できているのは10数社ということ。
ふっふっふっ、QBは約1%に残ろうとしている選ばれし中小企業ということ。
いや、メルシーは40年どころでなく、65年は経つというから、
多くのラーメン店の中でもその“存在意義”が明確だということだ。

さて弊社QBとして私が継続的に追い求めていたのは、
「私たちはその先見性と創造性を活かし、
より多くの企業と生活者の意味ある未来に貢献し、
時代の変化と共に常に“存在意義”ある会社として継続し続けたい」ということ。
(今回、改めて文字化してみたわけだが…)

私が40年間追い続けていたのは、企業規模でもなくブランドでもなく、
この社会における企業としての“存在意義”だったのだ。

100年後の企業存続率は、何と0.03%だというから
10,000社在っても3社しか残らないということだ。
そこまで残りたいとは思わないわけだが、
まぁ、“存続”は求めるものではなく、
自社の“存在意義”を常に追い求めた結果としての“存続”なのだろう。

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ラーメン1杯が500円

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QBの創業の地は、メルシーと同じ早稲田

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03/20
2023

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“愛と勇気とエントリー” 理想へのチャレンジこそが、存在意義を創り出す!?

大相撲で
“愛と勇気とエントリー”とか、“バイトするならエントリー”の
懸賞旗を見たことあるだろうか?
株式会社エントリーの寺本社長が大相撲好きで
懸賞を出していると聞いた記憶があるが…

エントリーは人材を紹介するビジネス。
寺本氏は東京NBCの仲間なので身近な存在だ。
会社設立から6年で、年商100億円を達成したと聞く。
そんなエントリーは、通常の人材紹介業とはそのやり方であり、
システムが他とは少し違っているのだ。

【理想のビジネスを求めて、社長の職を辞した!】
寺本社長の経歴は…,
20代前半の頃、大阪の広告代理店に勤めていた。
1995年の阪神淡路大震災により震災不況となり離職。
転職活動中に派遣会社に登録したところ、
メンバーの熱さや勢いに惹かれ、急成長中の派遣会社に入社した。

そして翌年、自社の社長に飲みに連れていってもらい、
カッコいい姿と言動を目の当たりにし、
「こんな社長になりたい。2代目はオレが継ぐ!」と決心。
人一倍働き、支店長、エリアマネージャー、
執行役員へと出世階段を駆け上がっていった。
そして入社14年目に、念願の社長に就任することに。

ところが、2代目社長に課された使命は、“数字”をつくることだった。
ベンチャー企業が上場企業になり、
いつのまにか利益第一主義に変化していて
1年で社長の座を降りることになった。

そして、「短期的な利益よりも、社員や登録スタッフ、
顧客のための会社をつくりたい」と、理想を求めて、
2014年に同志と力を合わせ、短期派遣に特化した
新規事業を立ち上げた。そして2015年にはその事業を中心にした
株式会社エントリーをスタートさせた。
いまや、売上高は125億円、従業員400人の会社に成長し、
派遣スタッフは90万人を超えるという。

【エントリーの理想へのチャレンジ!!】
《チャレンジ その1》
→ 登録も面談も24時間365日ウェブ上でできる「スマジョブ」

《チャレンジ その2》
→ シェアリングエコノミー「シェアジョブ」
企業・法人からの短期・単発の仕事の他に
個人から依頼される求人もある。
例えば家具の組み立て、お花見の場所取り、配達や引越しの手伝い、
野球やサッカーの欠員補充等

《チャレンジ その3》
→ エントリー24時間即払いサービス
人材派遣業界で初めて給与の24時間、365日即日全額振込

《チャレンジ その4》
→SNSによる「Today's MVP」&サンクスカード
部署を超えて社員間で感謝を伝えるコミュニケーションツール

《チャレンジ その5》
→新入社員の実家訪問
寺本社長が半年かけて全国各地にある新入社員の実家を訪問し
家族とコミュニケーションをとる

《チャレンジ その6》
→ まずは東南アジアへの海外展開

これらのチャレンジ、いかがだろうか?!
時代と共に、働きたい人、働き手が欲しい人が
どんどん変化して行く。
そしてその働き方も変わって行くわけで…
その流れを察知し、それらを素早くマッチングして、
気持ちよく働き、良い成果に結びつけることこそが、
エントリーの役割であり存在意義ということ。

寺本社長のこれらのチャレンジを振り返ってみると、
“理想へのチャレンジ”こそが、
その会社の存在意義につながるということなのだろう。

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寺本氏の人材ビジネスにかけた夢と情熱がわかる書籍

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