これからの選ばれるビジネス!

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はなまるア・ラ・カルト

12/15
2025

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鍵山秀三郎相談役から学ぶ-part 3 「掃除には、意義と効用がある!」

鍵山秀三郎『凡事徹底』
テーマ/『掃除の意義と効用』

「掃除にはさまざまな意義と効用があります。
そのなかで、とくに私が感じるのは次の三つです。

(1)掃除は自己を確立することができる。
目の前の問題を受け止め、自分で考えて行動するようになる。

(2)掃除は周囲の人に配慮して、
いつも先のことを考えるようになる。

(3)掃除は人と時間・行動を共にするため、
目標と価値観を共有できる。」

(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)

改めて鍵山相談役の発信してきたことを、
この『凡事徹底』を材料に振り返っているわけだが…
以下、拙著『非効率の会社がうまくいく理由』より

「私一人で始めた社内の掃除も、少しずつ協力する社員が現れ、
イエローハットになってからは、大きな変化が出始めました。
まず社風がよくなったのです。

掃除は普通、共同作業で行います。
ゴミを掃くのも、それをゴミ袋に入れるのも
そのあとを片付けるなども
みんなと連携して行うことで連帯感と協調性が生まれ、

社内の人間関係がとてもよくなったのです。
社員一人ひとりの表情が明るくなり、
人によっては見違えるほど人相がよくなった人もいます。

当然、家族や周囲の人にも
やさしい気遣いができるようになります。
こうした変化はお客様や取引先への対応にも現れました。

私がそれに気づき始めてから当社の業績も
目に見えて上がっていきました」

【鍵山相談役がたった一人で始めた“掃除”は…】

20年を過ぎた頃、イエローハット全体に広がり、
“掃除をする社風”が取引先やお客様からも
評価されるようになった。

その頃になると、社外の直接仕事とは関係のない人までが
鍵山氏の元に“トイレ掃除の方法を教えてほしい”と
訪ねてくるようになったという。

そしてフランチャイズのお客様を見つけるのに、
広告を掲載したり、営業活動を行うことはなく、
すべて“イエローハットと取引をしたい”と希望する顧客や
すでに取引している会社からの紹介だけで
ビジネスが成り立ったというのだ。

↓ ↓ ↓

“日本を美しくする会”には、「なぜトイレ掃除なのか?!」の
以下の5つのバリューがある。

01◆謙虚な人になれる
どんなに才能があっても、放慢な人は
人を幸せにすることはできない。

02◆気づく人になれる
世の中で成果をあげる人とそうでない人との差は、
無駄があるか、ないか。
無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。

03◆感動の心を育む
感動こそ人生。
できれば人を感動させるような生き方をしたい。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。

04◆感謝の心が芽生える
人は幸せだから感謝するのではない。
感謝するから幸せになれる。

05◆心を磨く
心を取り出して磨くわけにいかないので、
目の前に見えるものを磨く。
特に、人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。

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『凡事徹底』を元に振り返る

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はなまるア・ラ・カルト

11/25
2025

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鍵山秀三郎相談役から学ぶ その2 「大切なことほど数値化できない!」

鍵山秀三郎『凡事徹底』
テーマ/『数値化』

「学問的な能力だけを判断基準にしてきた社会風潮が、
世の中の乱れを引き起こしてきた原因だと思います。
学問的な能力は、数値化することが可能です。
数値化すると測定しやすく、順位が決めやすい特徴があります。
しかし、大切なことほど数値化できないのも現実です。
大切な人間性や人柄をおろそかにしてきたそのツケが、
現代社会の問題となっています。」
(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)

何でも数値化し、比較して優先順位をつけて…
これが当たり前であり、これがいまどきの常套手段。
さて人の可能性に対してどう測ったらいいのだろうか?!
人間力は測れるのだろうか?!
2007年に出版された拙著
『非効率な会社がうまくいく理由』に書かせていただいた
“イエローハット”の創業者・鍵山秀三郎相談役の話には
以下のようなものが…

【私にできることは掃除しかありませんでした!】

時代は高度成長期に差し掛かった頃で、どこの会社も人手不足。
生まれたばかりの零細企業だったローヤル(イエローハット)には、
なかなか人材が集まらない。
そんな状況下で、入社を希望する人は、
様々な企業を転々としてきた人が多く、
気持ちも荒んでいたという。

営業から帰ってくると、外回りでの嫌な体験から
カバンを机の上に放り投げたり、
机を蹴っ飛ばしたりする社員もいた。
こうした光景を見ていた鍵山社長は、社員の荒んだ心を癒し、
穏やかにすることが会社にとってまず必要なことだと考えた。

しかし、言葉で直接注意したり、
文章で伝えることが苦手だった鍵山社長は、
普通の経営者では考えつかない行動に出た。
それが“掃除”だった。
出社してくる社員が汚れやゴミを目にしなくて済むように
職場環境をきれいにしておきたかった。
きれいな職場になれば人の心は落ち着き穏やかになると
思って始めたという。

休日も返上し自分の家族まで使い、
とにかく社内をきれいにすることを心がけた。
でもなかなかこの思いは社員には伝わらなかった。
掃除などする時間があるなら
一つでも売り上げを伸ばす努力をするべきだと。
うちの社長は“掃除”しかできないと
社員たちは陰で社長を批判した。
何度もやめようかと思ったという。
それでも私にできることは“掃除”しかありませんでしたと。

【たかが掃除、されど掃除!】

数値化できない人間力や人柄こそが
現代社会においてますます重要になっているのだ。
鍵山相談役から教わった“掃除” の実践は、
数字では測れない心の穏やかさや誠実さを学ぶための行動。
“たかが掃除、されど掃除”である。

時代の変化とともに、売上やランキングといった
数値だけでなく、相手の人間性や信頼感といった
目に見えない価値を察知する感性を養うことも求められている。

↓ ↓ ↓

あなたもそろそろ鍵山流の“徹底した掃除”に
チャレンジしてみませんか?!
毎月第3木曜日午前5時50分、
新宿歌舞伎町シネシティ広場で待ってま〜す。
(場合によっては、新宿東口広場の時も)

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“掃除”がもたらすものとは

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はなまるア・ラ・カルト

11/04
2025

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鍵山秀三郎相談役から学ぶ-その1 「思いやりが伴ってこそ“教養”!」

鍵山秀三郎『凡事徹底』
テーマ/『教養』

「教養のある人とは、頭のよい人のことをいうのではなく、
思いやりのある人のことだ」と孟子の言葉にあります。
近年、学歴が向上した分だけ、
知識や資格を持っている人が増えてきました。

逆に、自分さえよければという
思いやりのない人も多くなっています。
たとえ高学歴でも、かならずしも教養のある人とは言えません。
思いやりが伴ってこその教養です。
(鍵山秀三郎著『凡事徹底』「一日一話」PHP研究所刊)

近年、教育の進展に伴い多くの人々が高い学歴を得て
さまざまな資格をも手にすることで
これが“教養”と思っている人が多くなっているのも確か。


【ChatGPT4oに聞いてみると…】

“教養のある人”とは、豊かな知識や幅広い教養を持ち、
礼儀正しく思慮深い人を指す。
知識だけでなく、文化や社会、歴史について理解が深く、
それを日常生活や人間関係に活かすことができることが重要。

また、他者への思いやりや謙虚さ、言葉遣いや態度に品性が現れ、
コミュニケーション能力も高い人。
(さらに…)

教養のある人は、自己研鑽を絶えず続け、
新しいことにも積極的に学び続ける姿勢を持っている。
これらの特性は、相手への敬意や場の空気を読む力など、
人間的な魅力と結びついている。

教養は生まれ持ったものだけでなく、
意識的に身につけることができるものであり、
社会的な信頼や尊敬を得るための土台ともなるだろう。

→思いやりや謙虚さ、言葉遣いや態度に品性が現れ…
ふむふむ“品性”ねぇ〜(これは難しい)
ChatGPTもわかっているってこと。


【“イエローハット”の由来は、児童がかぶる“黄色い帽子”】

鍵山相談役(掃除に学ぶ会)は、1961年に
株式会社イエローハットの前身“ローヤル”を創業。
1975年に直営1号店“イエローハット宇都宮南店”を開設。
1993年には電子部品製作会社の田中義人代表と共に
第1回“掃除に学ぶ会”を開催。

そして1997年にはイエローハットは東証一部に上場。
その後、店舗網を拡大し2025年には国内店舗数は749店舗に。

◆社名“イエローハット”の由来は、
通学時に児童がかぶる『黄色い帽子』。
モビリティ社会に携わる企業として、
人とクルマの心地よい共存関係と
すべての方へ“交通安全”を願う想いが込められているという。

この社名の由来だけを取り上げても、
鍵山相談役が事業を展開しながらも、
何を見据えて事業をしているのか、
その存在理由は何なのかを常に考えていたことがわかる。

↓ ↓ ↓

鍵山相談役が指摘するように、
“教養”とは、単に知識の多さや頭の良さではなく、
人に対する思いやりに基づくものなのだろう。

孟子の“教養のある人とは、思いやりのある人のことだ”は、
現代のように知識や資格の取得が重視される時代にこそ、
より意味を持つ言葉。

私たちはいつの間にか“人間力”の育成を
見落としてきたのかもしれない。
果たして、人間力はどう育めばいいのだろう。
古稀になってもまだ答えを持っていないのだが…


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先を見据えた鍵山相談役の言葉

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はなまるア・ラ・カルト

10/20
2025

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J-ROCKやJ-POPの名曲と約20,000発の花火がシンクロ!

うんうん、素晴らしい!
見応え、聴き応えありの“ロッキン・スター・カーニバル”
体験させていただきました。
(期待を上回るイベントだった!)

大きな花火大会の2万発の醍醐味に加え
J-ROCKやJ-POPの名曲の世界観と
レーザー演出まで加えての音楽花火イベント。
(残念ながら、楽曲については詳しくは語れないが…)

20,000人を超える人たちが茨城・ひたちなか市の
“国営ひたち海浜公園”に集まった。
舞台近くのエリアは、音楽フェスさながらの
常時立ちながら、腕振りながらの若者が集う。

(暗くなってからのトイレは、要注意!
暗い中、20,000人の中でどう仲間の居場所に戻るか?!)

このイベント、日本最大の音楽フェスティバル
“ロック・イン・ジャパン・フェスティバル”などの
音楽フェスで知られる“ロッキング・オン”が手がける
全く新しい音楽花火イベント。

そしてさまざまな音楽フェスでクロージングDJを務める
“DJ和”が選曲と進行を担当した。
(私にとっては知らない世界の人だが…)
そして関わった花火師たちも、
曲も意識して花火を仕込んだと聞く。


【このフェスティバルをプロデュースし、奔走した人がいる!】

“ロッキン・スター・カーニバル”の成功は、
既存のそれぞれの人気要素とその相性のよさを
上手く活かしたことで新たな価値を創出した。
すなわちプロデュース力がそこにある。

いまや我々のビジネスも、さまざまななビジネスに
AIでありテクノロジーの融合を通じて、
新しいサービスやプロダクトを
どうプロデュースするかが求められている。

ちなみに私の元々の仕事は、このプロデュース的仕事が多かった。
→料理やワインの著名人に着目して、その業界のノウハウを
別業界のツールやイベントに活かして顧客開拓に繋げるとか。
→さまざまな業界の著名人を招聘して
経営者向けのイベントや情報誌に展開するとか。

この別業界のものであったり新たなテクノロジーを
その相性も含め“プロデュースする力”がいま求められている。
“ロッキング・オン”のこの花火フェスティバルを計画、
プロデュースした人のプロデュース力に着目したい。

すでに“ロッキング・オン”には、音楽フェスによる
多くの音楽ファン(顧客)がいた。
その多くの音楽ファンは、それぞれ趣味を持ち
それぞれの日常を送っている。

その音楽ファンたちの“日常のプラスアルファ”に
アプローチしたということ。


【今のビジネスへの、テクノロジーの融合がポイント!】

これからはAIの活かし方であり、さまざまなテクノロジーを
既存ビジネスにどう応用して、
新たな差別化あるビジネスをプロデュースするかである。
例えば、AIによるデータ解析と
マーケティング技術の組み合わせで、消費者ニーズの予測を行い、
新たな市場を開拓することが考えられる。

また、AIがもたらす自動化技術によって、
効率的な業務プロセスを構築し……
あーまたいつもの令和時代の
新たなビジネスづくりの話になっていってしまった。

ところで、これだけの音楽ファンを抱えている
“ロッキング・オン”は、
この花火イベントの次は、何処へ向かって行くのだろう?!
来年もこの“ロッキン・スター・カーニバル”へは
ぜひ出向き楽しみたいけど…

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“ロッキン・スター・カーニバル”

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はなまるア・ラ・カルト

10/06
2025

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時代を超えて、世代交代の新しい意味

届いた封筒の中のフライヤーには…
「Generational Change 事業承継・世代交代のご挨拶」
というタイトルが…

お〜ついに宮崎中央新聞社も世代交代ということ。
そういえばこの新社長の“重春さん”から
電話をいただいたことがあり、
お父さんの“水谷(もりひと)”でもなく、
お母さんの“松田(くるみ)”でもなく
娘の“重春(しげはる文香)”だという。
えっ?!“重春さん”なんですね…と何度も確かめたことが…

今回のこのフライヤーを見て、水谷社長にも松田会長にも
よく似ていて、合点がいった次第。
→松田くるみ会長には、“月刊ビジネスイノベーション”の収録のため
東京の弊社にも来ていただきました。
その節は、ありがとうございました。


【そこには、世代交代へ向けての“想い”のメッセージが…】

「このたび、父・水谷もりひとの想いとバトンを受け、
代表取締役社長に就任いたしました。
これまで日本講演新聞は、ご縁のあった方々を大切にし、
“勇気をもらえました”“心が軽くなりました”
との声に励まされ、歩んでまいりました。

しかし、社会を見渡せば、物質的には豊かでも、
心の奥が疲れ、未来に不安を抱えている人が多いと感じます。
そんな今こそ、この新聞で未来に希望が持てる社会をつくりたい。
まずは“日本講演新聞?名前は知ってるよ”
と言われる世の中を私の代で実現し、
より一層、心揺るがす情報発信に努めてまいります。」

ふむふむ、“日本講演新聞”の役割を踏まえたいいメッセージ。
もちろん紙面には水谷もりひと社長の挨拶もあったのだが、
今回は新社長のメッセージを紹介してみた。


【この時代を意識しての、新たな世代の登場!】

両親(社長、会長)からの想いとバトンを引き継いだ彼女は、
おそらくミレニアル世代。
令和時代は、ミレニアル世代とZ世代が中心の
地球規模での新しい社会が展開される。

この新聞の発信の仕方や取り上げる講演も、
時代の流れと共に変化する必要があるだろう。
新しい世代が育つ中で、新聞社としての方向性も
柔軟にシフトしていく必要があるということ。

令和の時代、すべてが加速する中での世代交代は、
単なる役職や立場の引継ぎを超えている。
テクノロジーの進歩や情報の流通速度が
飛躍的に速まる現代では、
新しい価値観と感性がこれまで以上に求められている。
今の世代交代は、過去の経験や役割を活かすだけではなく、
新しい時代を構築する柔軟な思考と革新が必要なのだ。


【若い世代の価値観と感性が意味を持つ?!】

今の若い世代は、デジタルネイティブとして育ち、
グローバルな視点を持っている。
彼らの価値観は、従来の枠組みにとらわれることなく、
多様性や環境問題、テクノロジーといったグローバルな課題に
迅速に対応することができる。

この感性が、企業や社会に新しい風を吹き込み、
未来に向けて希望を与えることになるのだ。

こういった時代の流れを見据え、
これからの世代に期待されるのは、
新しいチャレンジを恐れずに進んでいくこと。

そして、既存の価値を守りながらも
変えていく勇気が必要とされている。
令和の世代交代は、まさにこの時代ならではの
重要な転換点なのだ。

重春社長には、ぜひ令和の時代の“日本講演新聞”であり
宮崎中央新聞社を創っていって欲しい!

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従来の枠組みにとらわれない新しい価値観に期待

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