これからの選ばれるビジネス!

これからの選ばれるビジネス!中島セイジのビジネスの達人

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ファインスピリッツキーワード

01/21
2019

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プラットフォームBizデザイン

セブン&アイ・ホールディングスの
鈴木敏文氏といえば、新しいことに次々と
チャレンジするイメージがある。
(私にとっても、憧れの存在だった!)

というのも10数年前、企業情報誌の取材で
鈴木氏にお話を伺う機会があった。
当時は、まだセブンイレブンが約10,000軒だったと
記憶しているが…今では20,000軒超え!
今やどこへ行ってもセブンイレブンを目にするほどだ。
これぞまさに、社会インフラといえるだろう。

先日、ある雑誌で鈴木氏が登場し、
その当時の様々なチャレンジを語っていたのだ。
とにかく、多くの反対にあいながらも
自分を信じて様々な施策を実践してきた。
主力商品であるおにぎりや弁当、
寒い季節に食べたくなるおでんも
立ち上げには多大な苦労が伴ったという。
しかし、徐々に主力商品へと成長し、
多くの生活者の日常へと溶け込んでいったのだ!

2001年に設立されたセブン銀行
(当時のアイワイバンク銀行)も例外ではない。
設立時は反対されたものの、需要は拡大。
銀行が利用できない時間帯に多くの人が活用し、
社会インフラへと成長していった。

このプラットフォームを見事に活用しているのが、
先日ビジ達でご紹介したシェアリング
エコノミーサービス『シェアジョブ』。
なんと、作業終了約1時間後には
セブン銀行で報酬を受け取ることができるという。
つまり、セブン銀行と提携することで
ビジネスモデルの完成度をより高めているのだ。

このように、既存の社会インフラを活かし
自分のビジネスをデザインすることで、
お客様に選ばれるビジネスへと変化させていくということ。

これをビジ達流では
“プラットフォームBizデザイン”と呼んでいる。
すなわち、さまざまなプラットフォーム
ビジネスが次から次へと出てきて、
選ばれしものは社会インフラ化するわけだが、
その既存プラットフォームを活かして
“Bizデザイン”とするという考え方。

“商流”がどんどん変化する今、
すでに定着化しつつあるプラットフォームを
活かさない手はないだろう。
まさに、“プラットフォームBizデザイン”。
言い得て妙である!

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次から次へと出てくるプラットフォームビジネス!

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01/15
2019

mobamain

“ヴィジュアルストーリーテリング”との出会い

先日、新宿の西口にある専門学校を訪問しながら
「この立地を伝えるためには、この西口の摩天楼を
この角度から動画映像で観せるだけで伝わるだろうなぁ」
なんて言っていた訳だ。

そのタイミングで読んでいた本が『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』。
紀伊國屋で手に取りながらもその意味を理解しないままで
読み始めていたわけ。

「かつてはテキストが占めていたポジションは、写真や動画といった
ヴィジュアル表現に入れ替わっていく。
これが、ヴィジュアルストーリーテリングの時代が来る根拠だ」と明確に書かれていたのだ。
すなわち、ここまでスマホでありスクリーンが誰もの手元にある時代は、
当然分かりやすく、伝わりやすい動画の時代の到来だということ。

そう、こんな言い得たキーワードが欲しかったのだ。

そして私は次なるドローン映像の可能性のプレゼンで、ある大学を訪問。
NBCの仲間でもある経営学の教授に
にわか仕込みの“ヴィジュアルストーリーテリングの時代”を口にしてみたのだ。

すると、するとだ、その教授の背中の書棚には
“ヴィジュアルストーリーテリンング”の言葉が入った背表紙の本が
2冊も並んでるではないか。
当然、教授は難なく理解してくれた訳で…
この集約された奇遇。

まさにこれぞ「セレンディピティ」。

このことはただの偶然でなく、必然性ある偶然に違いない。
ほんの少し前までは目にしたことさえなかった
“ヴィジュアルストーリーテリング”。
今後の私に大きく関わるキーワードということなのだろう。

ところで何で、それまで名前を聞いたこともなかった
明石ガクト氏の本を買ったのだろう?
タイトルの「動画2.0」という響きだろうか?
動画の時代だということだけはすでに分かっていたからだろうか?

それはともかく…
やっぱり月に2回はセレンディピティを期待して
新宿紀伊國屋書店で本を漁ろう。

そう、セレンディピティを信ずる者は救われるのだ。
あー「儲かる」とは、信ずる者と書くんだっけ?

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『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』

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シナジースペシャル

01/15
2019

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時流を摑めばシナジーが…

このところ私がハマっているフレーズといえば、
「商流革新」。つまり、例の「一流を目指すなら、5流を掴め!」
の4流[金・物・人・情](かなものにんじょう)+時流の
商流の変革に気づけといいたいわけだが…
今回のテーマは、原点に立ち返る(?!)「時流」。

きっかけは昨年末の時価総額ランキングだ。
久しぶりにマイクロソフトが1位に返り咲き、
以下2位アップル、3位アマゾン、4位アルファベット(Google)、
5位バークシャーハザウェイ、6位テンセント、
7位フェイスブック、8位アリババ…と
グローバル企業が名を連ねていくわけだが、
5位を除けば、TOP8のうち7社までが
モノや情報の仲介を行うプラットファーマーではないか!

マクロに捉えれば、現代は地球そのものが
経済圏となり得る「地球経済圏時代」だが、
もう少し目線を落とせば、プラットフォーマーが活躍する
「プラットフォーマー時代」とも言える。

もちろん、デジタルコミュニケーション時代でもあり、
それを証明する時価総額ランキングとも言えるだろう。
SNSの短い歴史を振り返っても、
2004年のFacebookから始まって2005年のYouTube、
翌年のニコニコ動画、最近ではTikTokなど、
ビジュアルで伝わる動画や写真にどんどん
コミュニケーションの比重が高まっていると感じられる。

そこで私が注目しているのが、
大手携帯キャリア3社+楽天で今年の後半に始まる5Gサービス。
超高速大容量通信を提供するというのだが、
これが意味するものとはいったい何か?
ずばり答えれば、家電や車など私たちの身近な機械の多くが
インターネットと繋がるIoT時代と、
動画コミュニケーション時代の到来だ。

これまでデータ容量の問題がその実現を阻んできたが、
5Gサービスの開始によって、誰でもがIoT家電を持ち、
なんなく動画を送りあう時代がやってくる。
「へ~、でもオジサンには関係ないや」
なんて言っていたらダメダメ。

初めは若者の流行に見えても、そのハードルが低くなれば、
オジサンだって当たり前にやるようになるのだ。
そこに時流が生まれ、新たなビジネスチャンスが生まれる。

まさに、「時流を摑めばシナジーが…」。
皆さんのアンテナが捉えた時流は何かな?

 

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時流を掴め!

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先取りビジネストレンド

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2019

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日常のジョブもシェアリング時代

例えば草野球の試合を明日に控えて、
「どうしても一人足りない!」なんてことがある。
心当たりの知人に電話をしてもなかなか捕まらない。

実は野球経験もあり、
明日も時間があるにもかかわらず、
そこにつながらない人たちは
いっぱいいたりするのだ。

この事例は、特殊かもしれないが
日常のちょっとした場面で
「ちょっとでいいから、手を貸してほしい」
という需要はあるものだ。

それに応えようとしているのが『シェアジョブ』という
シェアリングエコノミーサービス。
短期人材派遣会社であるエントリーの
寺本潤社長と先日お話しているときに、
このサービスについて伺ったのだが、
ポイントは「日常の小さなジョブを解決する」ということだ。

日常の中で、高齢者の脚立作業や家具の組み立てなど、
誰かに手伝ってもらいたい小さなジョブが発生することがある。
時間がある学生や、離職中で今なら手が空く
という人に手伝ってもらえたら大変ありがたいわけだ。

このサービスでは、それらの人と、小さなジョブをマッチングする。
中島流「4流」で言えば、需要という
「情報の流れ」を生かしてマッチングし、
今なら仕事ができる!という「人の流れ」を受け止めて、
ジョブが成立するということ。

従来、知り合いに頼んでこうした
ジョブを解決してきた方もいるだろう。
しかし、その時に起こりがちなのがお金の揉め事だ。

シェアジョブではジョブごとに
だいたいの相場が設定されているので、
こうした揉め事も避けられる。
作業が終われば、1時間後にはセブンイレブンの
セブン銀行で報酬が受け取れるのだから、
ここでお小遣いを稼ぎたい人にとっても、
小さなジョブで困っていた人にとっても、
良いことづくめなのだ。

思えば「シェア」という概念が浸透しはじめてから
10年ほど経っただろうか。
カーシェア、民泊などのスペースのシェア、
フリマもある意味ではモノのシェアだし、
BOOK OFFも本のシェアといえるかも。

共通しているのは、限られたリソースを
有効に社会に還元していこうという姿勢だ。
その意味では、シェアジョブも社会の需要に応える重要な「シェア」。
これはやっぱり、‟先取りビジネストレンド“でしょう?!

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寺本社長にお話を伺った

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モバイルショット

01/07
2019

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『スマホって携帯電話だよねぇ⁈』

10~20代のデジタルネイチャー世代にとっては
スマホは携帯端末ではあるけど
“携帯電話”という意識は少ないという。

『え~それってどういうこと⁈』

私たちは、携帯電話に[インターネット+アプリ]が付いて
スマートフォンなんだろう…と説明したいわけだが。
20才前後の人達にとっては
インターネット+カメラ&スクリーン+アプリ(電話機能も付いた)=スマホ
だという。

『え~え~、どこが違うの⁈』

若い世代にとっては、
①インターネットで検索でき、
②カメラで写真や動画を撮り視聴もでき、
③その映像を送信しながらコミュニケーションもでき、
④そして、直接話しもできる機能も付いた “携帯端末”
これがスマホってことなのだ。

『え~、そんなに変わらない気がするけど…』

もの心ついた時からスマホが身近にあった世代にとっては
これらができることが日常であり、当たり前の社会。
だからその当たり前から何事も発想して行動し、
次なるステージへとどんどん展開して行く。
もうスマホは“携帯電話”じゃないってことだ。

この「スマホ革命」による大きな変化をしっかり捉えてないと
大きく遅れを取る可能性が…

『え~、こんなに前の方を走っていると思っていたのに…』

2012年から2018の6年間だけでも
私たちのスマホメデイアへの接触時間は2.5倍になり、
相まってテレビやこれまでのメデイアへの接触時間は当然減ることに。
60代も半ばに差し掛かる私でさえ
スマホでありiPadとの接触時間はどんどん長くなっている。

2019年、“ビジ達”は「商流革新」を掲げているわけだが、
“情報の流れ”すなわち「情流」だけをとっても
こんなに大きく変わろうとしてるっとこと。

『じゃ、このスマホが「情流」の中心メデイアと捉えて、
もっともっと研究しないと、
これからのビジネスに対応できないってこと?』

おっしゃる通り!
スマホを携帯電話だと思っていては
その先を予測し、ビジネスを創造することはできないのだ。

moba1

スマホは電話じゃない?

moba2

商流革新の流れに乗ろう

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